2017年07月13日
広島遠征~キビレを求めて~
遠征記事に続き、遠征記事。
実は今回のメインは釣りではなく、「勉強会」への参加
「勉強会」で知見を高め、釣りもやってしまおうというわけ。
勉強のとおっっっても好きな僕は、広島だろうと行ってしまうわけである(ウソ)...
対象魚は和歌山で完敗した「キビレ」。まだ諦めないっ!!
当初は広島へ行く気はなかった。さすがにお金がもたないな...と。
しかし、最近、仕事のシフトが急遽変更となり、8月の遠征日にがっつり仕事を入れられた...
ホテルの予約をキャンセルし、代わりに2週間前に広島へ行く決意をした。
ただ、さすがに2週間前にはなかなか要望に合ったホテルはとれない。
一応、僕が遠征に使用するホテルの条件を書くと...
①宿泊費は安ければ安いほど良いが、できれば高くても1泊7500円まで。
②広い駐車場があること。最低50-60台。できれば100台以上のキャパが欲しい。
好きな時に出て帰って来れるように。予約制はダメ。
③駐車場は有料でも仕方がないが、自由に出入りできること(ホテルによっては入庫したらすぐ出られない場合や時間指定がある)。
...くらいかな。車なんでポイントからの距離は多少あっても問題ない。
今回は広島では見つからなかったので、東広島のホテル。
駐車場は無料でキャパは100台以上。出入り自由。宿泊費も一泊6000円台。
「勉強会」は7/8(土)朝10時20分からなので、前日から行かないと間に合わない。
電車では始発でも間に合わない。
ということで、前日昼から有休をとり、午後2時半に出発。
片道600km以上は、遠出慣れしている僕でも結構きつい。
東広島のホテルに到着したのは午後10時頃。
早く着いたら釣りすることも考えていたが、そこから広島まで行って釣りをする気力はさすがにない。
就寝...
7月8日(土)
さて、「勉強会」について記載しても仕方がないが、これで一応、5年後の資格更新へのポイントの一部を取得できた。全く、こんな参加証明書1枚手に入れるのに、いくらかかるんだ??
午後5時頃から、ポイント探し開始。
しかし...広島の道って難しいっっっ!!!
失礼ながら、広島がこんなににぎやかな街とは知らなかった。
道も地元スペシャル的な作られ方で、”こんなはずじゃないのにっ!!”って状況に何度も陥った
メインポイントは「太田川放水路」。念のために別のポイントも1つ準備していたが、時間がない今回は基本的にここのみ。
完全な都市型河川なので、駐車スペースがない...
河川沿いに交通量の多い広い道が続くのみ。
ネットでもめぼしいポイント情報なし。
”これはかなりやばいな”と思いながら、コンビニに駐車して歩いてコインパーキングを探すと...あった!!
ちょっと入りにくい場所だが、立体駐車場なので、雨だろうが気兼ねなく準備できる。
ところで今、九州は大雨で大変なことになっているが、広島も予報では降水確率60~70%だった。
「勉強会」の最中、外を見ると大降りだったが、夕方になるとすっかり上がっていた。
メインターゲットは「キビレ」だが、シーバスタックルも持ってきた。
午後6時45分に釣り開始。
車から見て、よさそうな橋を見つけたのだが、行ってみるとシーバスマンが1人。
どうやらポイント選択は間違っていないらしい。
満潮潮止まりは午後9時51分。3時間が勝負っ!!!
「キビレ」は夜が有望なので、夕マズメは「シーバス」を狙ってみるが、反応なし。
ベイトは...めっちゃいる。
先行者のシーバスマンは橋脚付近を攻めているが、おそらく釣れていない。
暗くなったので、黒鯛タックルにてズル引きしてみるが...根掛かりの嵐
最初のポイントは比較的根掛かりは少なかったが、橋脚付近はひどい。1投で1つ仕掛けをなくす始末。
立て続けに2つ失くしたところで、場所移動。ノットを組み直すのもめんどくさい...
根掛かりが少ないと感じた(といっても1つ失くしているのだが)最初のポイントに戻り、2投目、クククッと軽いアタリが...
ハゼみたいな軽いアタリだが、ハゼよりは大きいだろう。”やったぁーーー、「キビレ」やろっっっ”と喜びながら巻き続ける。
手前でそこそこの突っ込み...しかし、これは確実に抜けるサイズ。
”えいやっ!!”っと引っこ抜くと、まぎれもなく”タイ”
キビレぇ......え? キビレ?? 黄色いヒレは??? きいろ......黒い...
釣れたのは、なんとマチヌの「黒鯛」。
いろんな映像で見ると、「キビレ」がいる場所ではたいてい「キビレ」が釣れているのだが、釣れたのは確率が低い「黒鯛」。
サイズは24.5cmと小さいが、釣れたことはかなりうれしい かなりうれしいし、一般的にもおそらく「黒鯛」が釣れる方が喜ばしいが、「黒鯛」は北陸でも釣れるので、やっぱり釣れてほしいのは「キビレ」なのだ。
ちなみに釣れた時間は午後9時45分...満潮潮止まりのわずか6分前。
潮止まり直前は釣れるという話もあるが...本当かどうかは定かじゃない。
ちなみにこの後、すぐ根掛かりし、4つ目のルアーを失くしたのでした...
使用したルアーは「ネガカリノタテ 7g」に「チヌ職人 バグアンツ2 カラー:イソガニ」。
写真ではわかりにくいが、上顎に完璧にフッキングし、絶対外れないようになっていた。
下げのタイミングを待って、0時くらいまでやってやろうかとも思ったが、ここで終了とした。
橋を挟んで2人のシーバスマンが座り込んでいた。潮が動くまでの時間待ちだろう。
潮止まりまでに1匹でも釣れたのかな??
7月9日(日)
降水確率は朝から70%...のはずが、ホテルの窓から外を見てみると、多少曇っている程度の明るい天気
ところが、高速を走っているうちに本降りに...
広島の街中に着いたら、止んでいるかもしれない...という期待はむなしく、本降りのまま。
まあ、元々雨のつもりで装備は用意してきたので、問題はない。
今日は「キビレ」をトップで狙う。
イメージ的には日中のド暑い時にトップゲームって感じだが、雨の日にトップで釣れるのか??
全く反応なく、飽きたらシーバス狙いに切り替えながらも続けるが、反応なし。
干潮潮止まりは午後3時53分なのだが、午後12時半にはすでに渇水状態...
”これはもうきびしいな...”てことで広島での釣りは終了した。
リップラップにはチヌのエサとなるカニがたくさん。
昨日、たくさん根掛かりしたが、大方の原因はわかっていた。
ポイントを探しているとき、岸からやや沖に人工構造物が至る所にあった。
これはズル引ききびしいのでは? と感じていたが、潮が引くとやはりそれは広範囲にあった。
写真は、車中から信号待ちの時に1枚。
しかし、干満差があると、地形を把握できるからいいよね。北陸にも干満差生まれろ~~~
太田川放水路...機会があったらまたぜひ。
<使用タックル>
ロッド :CROSTAGE CRK-782ML 黒鯛
リール :COMPLEX CI4+ 2500S F6 HG
ライン :PE0.8号
リーダー:ナイロン16lb
さて、今回「太田川放水路」で釣りをしようと思ったキッカケは、「釣りビジョン」の「突撃! SEAソルジャー」の舞台となっていたから。
しかし、この「福島和可菜」さんも相当な釣り運を持っている。運ではなく、実際に上手なんでしょうけどね。
ここで、新しい釣り道具を2つ紹介する。
1つは久しぶりに買ったスピニングリール「COMPLEX CI4+ 2500S F6 HG」。
本来、特に急ぎ必要となるリールじゃないが、遠征用含めて最新の軽いリールが欲しかった。
一応バス用のリールだが、「海水OK」なので、ソルトでも普通に使用できる。
最近バス釣りに片足を突っ込んだから買ったわけではない。
当初は「STRADIC CI4+」を考えていたが、「COMPLEX CI4+」は「STRADIC CI4+」がベースとなっており、「RIGID SUPPORT DRAG」や「RAPID FIRE DRAG」が追加されている。「NEW マグナムライトローター」と「カーボンハンドル」の恩恵もあり、自重も185gとすこぶる軽い
防水機構「X PROTECT」が登場したというのに、1つ旧式の「CORE PROTECT」搭載リールも初めて。
「2500S F6」というサイズを選択したのはシーバスフィッシングも視野に入れてのことで、PE1号が150m巻けるから(今は0.8号を巻いているが)。
「RAPID FIRE DRAG」も「EXSENCE」に搭載されている機構で、ドラグノブを少し回しただけで、大きくドラグ力が変化する。魚の突っ込みによって瞬時にドラグ調整をしたいときなんかに有効とされるが、軽く締めただけでドラグが強くなりすぎたらバレやすくなるんじゃないの? と思いながら使ってみたが、”そんなにドラグ力変わってるかなぁ?” って印象だった。
2つ目はランディングネット。
少し前に、ウェーディング用のネットを紹介したが、もう1つ、2mほどのちょっと高い足場から使えるネットが欲しかった。購入したのは、メジャークラフトの「LANDING SHAFT COMPACT LS-240CP」。
買ってみると、ネットは以外に小さく浅かったので、50cmの魚がギリかな?
ブラックバスや黒鯛にはいいと思うが、シーバスにはちょっと苦しい。
ウェーディングネットにつけかえると更にサイズ対象は広がるが、そもそもシャフト自体がそんなに強くないだろう。
このネットはそこそこコンパクトにたためるので、車以外の遠征でバッグにしのばせることができるかもしれない。
今回の黒鯛は引っこ抜いたので、実際は捕り込みにネットを使っていないが、釣り上げた後、暴れまくるのでネットに入れて写真を撮った。
さて、釣りを終えた後、早々に帰りたいのを我慢して、どうしても行っておくべき場所があった。
それは、原爆ドーム、平和公園そして平和記念資料館。
これらはみな同じ場所にあるので歩いて観光できる。
かなり前に、毎年、広島&長崎で交代で開催されている「原水爆禁止世界大会」に参加した。
随分前になるが、これらの場所はその時以来。
原爆ドーム ほぼ爆心地。
原爆ドームの前で、中学生? 高校生? の女の子が2人、「核兵器廃絶」の署名を行っていたので、僕も署名。
広島の一級観光地でもあるが、とにかく外国人が多い。
ただの観光ではなく、原爆の残酷さをを少しでも感じていただけたらうれしいな。
署名の女の子の1人は時折、英語で呼びかけていた。とっても流暢な英語。
平和公園
原爆死没者慰霊碑
原爆の子の像
この像が作られたいきさつは「平和記念資料館」のある遺品の持ち主が元になっており、資料館に説明文がある。
平和記念資料館
入館料は大人でも200円。入場券と絵葉書がもらえる。
原爆についての多数の資料のほか、様々な遺品が展示されている。
昔はもっと生々しいものまで展示されていたのだが、やめたのかな?
8時15分で止まった時計。
被災した方々の衣類や日記なども展示されているが、ただ展示されているだけでなく、その持ち主の紹介および被災時にどこにいてどのように被災したかまできちんと説明されている。
ただ見るだけではその恐ろしさは伝わりにくいかもしれないが、添付説明を読んでこそ原爆の恐ろしさや悲しみが込み上げてくる。
当時のことを知る「語り部」がいなくなる。私たちは決してこの悲惨な戦争を繰り返してはいけない。
もし、広島へ行くことがあったら、ほんの少しでも、一度は足を運んでみてください。きっといろんなことを感じることができるはず。
資料館内のお土産屋さんでTシャツを1枚買った。
1番気に入ったやつが一番高く、3000円。
ちなみに僕が「原水爆禁止世界大会」へ参加したとき、新聞「赤旗」の記者に話しかけられた。
当初、深い気持ちで参加したわけではなかったが、その時にはもう考え方が変わっており、しっかりと取材に答えた。
もし、掲載することがあったら新聞を送ってくれると言い、僕は初めて顔写真付きで新聞に掲載されることになった。
かなり古いので色褪せてしまったが、大事に保管してある。実家にも一部あり、親が大事に持ってくれている...はず。
※何がプライバシーにかかわるかわからないので、顔、人名は伏せてあります。
疲れに疲れ切って、家に帰り着いたのが、7/9の夜12時前。
和歌山遠征の総走行距離は964.0kmだったが、今回は1322.3km。
何度も行ったことのある、「島根県出雲市」の方が遠いかと思ったが、地図的にも実距離的にも変わらんねぇ...。
今回の遠征は失敗ではないが成功でもない。キビレ遠しっ!!!
さて皆さん、次はどこへ行くと思いますか???
実は今回のメインは釣りではなく、「勉強会」への参加
「勉強会」で知見を高め、釣りもやってしまおうというわけ。
勉強のとおっっっても好きな僕は、広島だろうと行ってしまうわけである(ウソ)...
対象魚は和歌山で完敗した「キビレ」。まだ諦めないっ!!
当初は広島へ行く気はなかった。さすがにお金がもたないな...と。
しかし、最近、仕事のシフトが急遽変更となり、8月の遠征日にがっつり仕事を入れられた...
ホテルの予約をキャンセルし、代わりに2週間前に広島へ行く決意をした。
ただ、さすがに2週間前にはなかなか要望に合ったホテルはとれない。
一応、僕が遠征に使用するホテルの条件を書くと...
①宿泊費は安ければ安いほど良いが、できれば高くても1泊7500円まで。
②広い駐車場があること。最低50-60台。できれば100台以上のキャパが欲しい。
好きな時に出て帰って来れるように。予約制はダメ。
③駐車場は有料でも仕方がないが、自由に出入りできること(ホテルによっては入庫したらすぐ出られない場合や時間指定がある)。
...くらいかな。車なんでポイントからの距離は多少あっても問題ない。
今回は広島では見つからなかったので、東広島のホテル。
駐車場は無料でキャパは100台以上。出入り自由。宿泊費も一泊6000円台。
「勉強会」は7/8(土)朝10時20分からなので、前日から行かないと間に合わない。
電車では始発でも間に合わない。
ということで、前日昼から有休をとり、午後2時半に出発。
片道600km以上は、遠出慣れしている僕でも結構きつい。
東広島のホテルに到着したのは午後10時頃。
早く着いたら釣りすることも考えていたが、そこから広島まで行って釣りをする気力はさすがにない。
就寝...
7月8日(土)
さて、「勉強会」について記載しても仕方がないが、これで一応、5年後の資格更新へのポイントの一部を取得できた。全く、こんな参加証明書1枚手に入れるのに、いくらかかるんだ??
午後5時頃から、ポイント探し開始。
しかし...広島の道って難しいっっっ!!!
失礼ながら、広島がこんなににぎやかな街とは知らなかった。
道も地元スペシャル的な作られ方で、”こんなはずじゃないのにっ!!”って状況に何度も陥った
メインポイントは「太田川放水路」。念のために別のポイントも1つ準備していたが、時間がない今回は基本的にここのみ。
完全な都市型河川なので、駐車スペースがない...
河川沿いに交通量の多い広い道が続くのみ。
ネットでもめぼしいポイント情報なし。
”これはかなりやばいな”と思いながら、コンビニに駐車して歩いてコインパーキングを探すと...あった!!
ちょっと入りにくい場所だが、立体駐車場なので、雨だろうが気兼ねなく準備できる。
ところで今、九州は大雨で大変なことになっているが、広島も予報では降水確率60~70%だった。
「勉強会」の最中、外を見ると大降りだったが、夕方になるとすっかり上がっていた。
メインターゲットは「キビレ」だが、シーバスタックルも持ってきた。
午後6時45分に釣り開始。
車から見て、よさそうな橋を見つけたのだが、行ってみるとシーバスマンが1人。
どうやらポイント選択は間違っていないらしい。
満潮潮止まりは午後9時51分。3時間が勝負っ!!!
「キビレ」は夜が有望なので、夕マズメは「シーバス」を狙ってみるが、反応なし。
ベイトは...めっちゃいる。
先行者のシーバスマンは橋脚付近を攻めているが、おそらく釣れていない。
暗くなったので、黒鯛タックルにてズル引きしてみるが...根掛かりの嵐
最初のポイントは比較的根掛かりは少なかったが、橋脚付近はひどい。1投で1つ仕掛けをなくす始末。
立て続けに2つ失くしたところで、場所移動。ノットを組み直すのもめんどくさい...
根掛かりが少ないと感じた(といっても1つ失くしているのだが)最初のポイントに戻り、2投目、クククッと軽いアタリが...
ハゼみたいな軽いアタリだが、ハゼよりは大きいだろう。”やったぁーーー、「キビレ」やろっっっ”と喜びながら巻き続ける。
手前でそこそこの突っ込み...しかし、これは確実に抜けるサイズ。
”えいやっ!!”っと引っこ抜くと、まぎれもなく”タイ”
キビレぇ......え? キビレ?? 黄色いヒレは??? きいろ......黒い...
釣れたのは、なんとマチヌの「黒鯛」。
いろんな映像で見ると、「キビレ」がいる場所ではたいてい「キビレ」が釣れているのだが、釣れたのは確率が低い「黒鯛」。
サイズは24.5cmと小さいが、釣れたことはかなりうれしい かなりうれしいし、一般的にもおそらく「黒鯛」が釣れる方が喜ばしいが、「黒鯛」は北陸でも釣れるので、やっぱり釣れてほしいのは「キビレ」なのだ。
ちなみに釣れた時間は午後9時45分...満潮潮止まりのわずか6分前。
潮止まり直前は釣れるという話もあるが...本当かどうかは定かじゃない。
ちなみにこの後、すぐ根掛かりし、4つ目のルアーを失くしたのでした...
使用したルアーは「ネガカリノタテ 7g」に「チヌ職人 バグアンツ2 カラー:イソガニ」。
写真ではわかりにくいが、上顎に完璧にフッキングし、絶対外れないようになっていた。
下げのタイミングを待って、0時くらいまでやってやろうかとも思ったが、ここで終了とした。
橋を挟んで2人のシーバスマンが座り込んでいた。潮が動くまでの時間待ちだろう。
潮止まりまでに1匹でも釣れたのかな??
7月9日(日)
降水確率は朝から70%...のはずが、ホテルの窓から外を見てみると、多少曇っている程度の明るい天気
ところが、高速を走っているうちに本降りに...
広島の街中に着いたら、止んでいるかもしれない...という期待はむなしく、本降りのまま。
まあ、元々雨のつもりで装備は用意してきたので、問題はない。
今日は「キビレ」をトップで狙う。
イメージ的には日中のド暑い時にトップゲームって感じだが、雨の日にトップで釣れるのか??
全く反応なく、飽きたらシーバス狙いに切り替えながらも続けるが、反応なし。
干潮潮止まりは午後3時53分なのだが、午後12時半にはすでに渇水状態...
”これはもうきびしいな...”てことで広島での釣りは終了した。
リップラップにはチヌのエサとなるカニがたくさん。
昨日、たくさん根掛かりしたが、大方の原因はわかっていた。
ポイントを探しているとき、岸からやや沖に人工構造物が至る所にあった。
これはズル引ききびしいのでは? と感じていたが、潮が引くとやはりそれは広範囲にあった。
写真は、車中から信号待ちの時に1枚。
しかし、干満差があると、地形を把握できるからいいよね。北陸にも干満差生まれろ~~~
太田川放水路...機会があったらまたぜひ。
<使用タックル>
ロッド :CROSTAGE CRK-782ML 黒鯛
リール :COMPLEX CI4+ 2500S F6 HG
ライン :PE0.8号
リーダー:ナイロン16lb
さて、今回「太田川放水路」で釣りをしようと思ったキッカケは、「釣りビジョン」の「突撃! SEAソルジャー」の舞台となっていたから。
しかし、この「福島和可菜」さんも相当な釣り運を持っている。運ではなく、実際に上手なんでしょうけどね。
ここで、新しい釣り道具を2つ紹介する。
1つは久しぶりに買ったスピニングリール「COMPLEX CI4+ 2500S F6 HG」。
本来、特に急ぎ必要となるリールじゃないが、遠征用含めて最新の軽いリールが欲しかった。
一応バス用のリールだが、「海水OK」なので、ソルトでも普通に使用できる。
最近バス釣りに片足を突っ込んだから買ったわけではない。
当初は「STRADIC CI4+」を考えていたが、「COMPLEX CI4+」は「STRADIC CI4+」がベースとなっており、「RIGID SUPPORT DRAG」や「RAPID FIRE DRAG」が追加されている。「NEW マグナムライトローター」と「カーボンハンドル」の恩恵もあり、自重も185gとすこぶる軽い
防水機構「X PROTECT」が登場したというのに、1つ旧式の「CORE PROTECT」搭載リールも初めて。
「2500S F6」というサイズを選択したのはシーバスフィッシングも視野に入れてのことで、PE1号が150m巻けるから(今は0.8号を巻いているが)。
「RAPID FIRE DRAG」も「EXSENCE」に搭載されている機構で、ドラグノブを少し回しただけで、大きくドラグ力が変化する。魚の突っ込みによって瞬時にドラグ調整をしたいときなんかに有効とされるが、軽く締めただけでドラグが強くなりすぎたらバレやすくなるんじゃないの? と思いながら使ってみたが、”そんなにドラグ力変わってるかなぁ?” って印象だった。
2つ目はランディングネット。
少し前に、ウェーディング用のネットを紹介したが、もう1つ、2mほどのちょっと高い足場から使えるネットが欲しかった。購入したのは、メジャークラフトの「LANDING SHAFT COMPACT LS-240CP」。
買ってみると、ネットは以外に小さく浅かったので、50cmの魚がギリかな?
ブラックバスや黒鯛にはいいと思うが、シーバスにはちょっと苦しい。
ウェーディングネットにつけかえると更にサイズ対象は広がるが、そもそもシャフト自体がそんなに強くないだろう。
このネットはそこそこコンパクトにたためるので、車以外の遠征でバッグにしのばせることができるかもしれない。
今回の黒鯛は引っこ抜いたので、実際は捕り込みにネットを使っていないが、釣り上げた後、暴れまくるのでネットに入れて写真を撮った。
さて、釣りを終えた後、早々に帰りたいのを我慢して、どうしても行っておくべき場所があった。
それは、原爆ドーム、平和公園そして平和記念資料館。
これらはみな同じ場所にあるので歩いて観光できる。
かなり前に、毎年、広島&長崎で交代で開催されている「原水爆禁止世界大会」に参加した。
随分前になるが、これらの場所はその時以来。
原爆ドーム ほぼ爆心地。
原爆ドームの前で、中学生? 高校生? の女の子が2人、「核兵器廃絶」の署名を行っていたので、僕も署名。
広島の一級観光地でもあるが、とにかく外国人が多い。
ただの観光ではなく、原爆の残酷さをを少しでも感じていただけたらうれしいな。
署名の女の子の1人は時折、英語で呼びかけていた。とっても流暢な英語。
平和公園
原爆死没者慰霊碑
原爆の子の像
この像が作られたいきさつは「平和記念資料館」のある遺品の持ち主が元になっており、資料館に説明文がある。
平和記念資料館
入館料は大人でも200円。入場券と絵葉書がもらえる。
原爆についての多数の資料のほか、様々な遺品が展示されている。
昔はもっと生々しいものまで展示されていたのだが、やめたのかな?
8時15分で止まった時計。
被災した方々の衣類や日記なども展示されているが、ただ展示されているだけでなく、その持ち主の紹介および被災時にどこにいてどのように被災したかまできちんと説明されている。
ただ見るだけではその恐ろしさは伝わりにくいかもしれないが、添付説明を読んでこそ原爆の恐ろしさや悲しみが込み上げてくる。
当時のことを知る「語り部」がいなくなる。私たちは決してこの悲惨な戦争を繰り返してはいけない。
もし、広島へ行くことがあったら、ほんの少しでも、一度は足を運んでみてください。きっといろんなことを感じることができるはず。
資料館内のお土産屋さんでTシャツを1枚買った。
1番気に入ったやつが一番高く、3000円。
ちなみに僕が「原水爆禁止世界大会」へ参加したとき、新聞「赤旗」の記者に話しかけられた。
当初、深い気持ちで参加したわけではなかったが、その時にはもう考え方が変わっており、しっかりと取材に答えた。
もし、掲載することがあったら新聞を送ってくれると言い、僕は初めて顔写真付きで新聞に掲載されることになった。
かなり古いので色褪せてしまったが、大事に保管してある。実家にも一部あり、親が大事に持ってくれている...はず。
※何がプライバシーにかかわるかわからないので、顔、人名は伏せてあります。
疲れに疲れ切って、家に帰り着いたのが、7/9の夜12時前。
和歌山遠征の総走行距離は964.0kmだったが、今回は1322.3km。
何度も行ったことのある、「島根県出雲市」の方が遠いかと思ったが、地図的にも実距離的にも変わらんねぇ...。
今回の遠征は失敗ではないが成功でもない。キビレ遠しっ!!!
さて皆さん、次はどこへ行くと思いますか???