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TAKACCHI
TAKACCHI
石川県金沢市→京都府へ移住

2017年12月25日

福島遠征(いわき市限定) 初日~サメ捕獲編~

今回の福島県への遠征は、全く予定しておらず、急遽1週間前に思い立ち、実行に移した。
今月の土日はほぼ仕事で埋まっており、唯一2日間とも休みなのが23~24日。
今年の遠征は9月末から10月初めに行った「三重・和歌山遠征」で終わりかと思っていた(本当は12月にもう1度、和歌山県に晩秋のアオリイカを狙いに行こうかと考えていたが、思いのほか仕事が入ってしまい、諦めた)。
思い立ったらすぐに行動に移すのが僕のいいところちょき

さて、土日休みといっても、さすがに福島県は遠いので、日曜日は早々に帰路につかなくてはならない。
予定では日曜日の午前10時~正午までには向こうを出発したい。
つまりは実質、土曜日しか釣りはできない。
目標とする魚は4魚種魚青
第1目標魚は夜釣りになるが、それでも日中からいろいろポイントを見回りたい。

僕はどんなに事前に寝ても、深夜は必ず眠くなるので、金曜日夜から寝ずに出発することにした。

12月22日~23日
釣具は木曜日にすべて車に積んでおいたので、金曜日は仕事から帰ってから日用品&着替えのみ積み込んだ。
金曜日の夜10時ちょうどに出発車
現地までは約500km。
目標は3時間で300km走って、SAで仮眠、翌朝8時には着きたいなぁ...という感じ。
北陸道から磐越道を走っていくので、大事なのは新潟県、福島県の天候。
山越えなので、雪なら大変だし、もし1~2月なら道路は凍結していることだろう。
幸い、天候は曇りか雨のようだくもり雨

ちなみに福島県には一度行ったことがある。
このブログでも書いたが、2013年の11月に仕事で南相馬市や浪江町の被災地の視察(というほど偉いものではない)に行った。当時の車はAE86。
もちろん、この頃は”行ったついでに釣り”なんて発想は全くなかった。
漁業もそうだが、釣り関連業者も復興作業に大変な思いをしたようだ。

話は逸れたが、順調に車を走らせ、予定通りに事は運んでいるが、1つ予定外なことは午前1時になっても2時になっても全く眠くならないビックリ
”もしかしたら、このまま現地まで行けてしまうんじゃ...キラキラ”と期待したが、やはりそうはいかず、午前3時前には眠くなってきた。
ちなみに車内表示の外気温は-4℃まで下がっている。
冬に東北へ向かうなんて...やっぱりどうかしてる??汗

場所はすでに現地まであと80kmの位置。PAで仮眠をとったが、熟睡にはならず、1時間ほどで復活。
なんと、午前4時40分頃に現地に到着してしまった!!びっくり

第1ポイントとして到着したのは、「小名浜漁港」。
第1目標とする”彼”は夜釣りで釣れるというから、今やっても釣れるんじゃないか??
釣り方は「さんまの切り身」のぶっこみだが...全く反応がない...タラ~
そして...晴れてはいるが、寒い!!!雪だるま
足の裏含めてカイロ5枚貼り。

結局明るくなり、午前7時に限界を迎え、釣りを終了した。
何故か眠くならないし、”彼”は夜釣りで釣れるというから続き(本番)は今夜にして、日中は第2目標の”彼女”を釣りに行こう。

”彼女”は日中「穴釣り」で釣れるという...。
ルアーもいろいろ持ってきてはいるが、釣果を第1優先してまずは「さんまの切り身」で攻めることにする。

第2ポイントとして到着したのは、「小名浜漁港」からやや南下したところにある「江名港」。


上の写真を見ると漁港内は穏やかだが、僕の立ち位置から右に伸びる堤防の外側を見ると...


大波が炸裂し、堤防の上に波が被っている...荒波
折れ曲がりの部分に波がガンガン被っており、そこを通ると1枚目の写真の左端ほどまで伸びる先端方面へと行ける(写真ではわかりにくいが、左端からさらに奥へ堤防は伸びており、灯台部分が突き当り)。
堤防は2段になっており下を歩けるので、最初の折れ曲がり部分は下を歩けば通り抜けられる。しかし、先端付近は途中から階段で上に上がらなければならず(1枚目の写真右の方に写っている階段)、その階段部分にも波が被っているので、下から上がる際には波がくるタイミングがわからない...汗

まあ、余計な危険を冒すよりは安全なところで...ってことで写真2枚目の足元のテトラで「穴釣り」をすることにした。
根元でも意外に強烈な波が来るが、ぶっかかるほどではない。
テトラの隙間を狙うとすぐにファーストフィッシュをゲット!!ちょき


ちっちゃな”ムラソイ”。
誰でもわかりにくいと思うけど、クロソイかムラソイかタケノコメバルかわからないんで、結構調べました。
これも釣った時はタケノコメバルだと思っていた。特に幼魚はわかりにくい。

そして、また同じ穴で2匹目のムラソイがヒットキラキラ
ちょいサイズアップ。


東北は根魚のイメージが強いが、やっぱり魚影はかなり濃そう。
実は同じく根元で先行者が「穴釣り」をしており、先行者の邪魔にならないようにするには少数の穴しかなく、結局はこの2匹で打ち止めとなった。

そこから午後1時頃までに、さらに3つの漁港を回って竿を出すも釣果なく、午後3時頃にまた「江名港」に戻って来た。
他の漁港の波は落ち着いているのに、ここだけは変わらない...タラ~
先ほどの先行者はさすがにいなくなっており、少しポイントを広げて穴を探るも反応なし。

夜釣りに備えて予備の仕掛けを釣具屋さんで調達し、ホテルのチェックインを済ませた。
ホテルに荷物を置いて、”あったか装備”に着替えて、30分ほどで再出発。

薄暗くなった午後5時頃に再び「小名浜漁港」に到着。
”彼”を釣るチャンスは今宵しかなく、釣れるまでは何時まででも粘るつもり...力こぶ(なのでチェックインを先に済ませた)

1時間ほど経ったが、何も反応なし。
「魚の切り身」は個人的に”万能エサ”だと思っているので、”彼”でなくても何かしらの反応はあってもいいのだが...えー
隣の人たちは何かしらの良型の魚を釣り上げている。

隣の釣り人にたかっていた猫が、隣の釣り人が帰っていくと僕にたかってきた。
「にゃあ、にゃあハート
・・・え~~い、うっさい!!怒
こっちには気持ちの余裕がないのだ...汗
僕が相手にしないので、しばらくして隣の釣れている釣り人の方へ。

これ...果たしてここでやっていて釣れるのか??
場所的にあまり変わるものではないが、外洋に面した今の場所から漁港内へ移動することにした。



午後6時過ぎ...漁港内へ移動。
エサをぶっこんでしばらく待っていると...ツ・ツ・ツ・・・とラインが軽く引っ張られた。
”ん? なんか掛かった...”
明らかに何かがエサを持っていくので、鬼合わせ発動っ!!!雷

引かないが、何かが確実に乗ったっ!!注目

上がって来たのは...


まさしく第1目標の”彼”...トラザメ(虎鮫)!!!チュッ

時刻は午後6時半。第1目標達成じゃ!!ちょき
サイズは40cm大だと思うが、とにかくクネクネとよく動く。
”ちょっとは落ち着きなさいっ!!怒”と人間の勝手で怒る。

触った感じは”サメ肌”...当然か...えー

写真で見るとちょっと気持ち悪いかもしれないけど、トラザメの裏側。
口元なんて、完全にサメでしょ??にっこり


もう終わってもいいのだが、実は全く同じ釣り方で第4目標の魚が釣れる。
たぶん釣り分けはできず、完全に運だが、時間があるので心に余裕を持って釣りを続けた。

エサをぶっこんで、リールのクラッチを切り、ちょびっと車を動かした後、再びロッドを持ってみると...ん? なんか重い。
ゴミを引っ張っているようで全く引かないが、合わせてみると...乗ったっ!!キラキラ

2匹目。ちょっとサイズアップ。 
相変わらずよく動くので、メジャーでざっと計測すると、43cmくらいか。


目はグリーンに光っており、歯は全く鋭くない。実は人畜無害のサメなのだにんまり



ただ、引きは強くないが胴体を持つと、体をくねらせる力は意外に強い。
怒っているのか、口を開けて威嚇しているようにも見える。やはりサメなだけに気性は荒いのか??
尻尾を持つと、クネクネ動きはするが、安定して持てる。

2匹を釣り上げたロッドは「MV-65」で、ちょっとパワーがありすぎなので、「MV-55」に変更。
仕掛けは「MV-65」ともども「バレットシンカー+チヌ針」のみ。
遠投は必要ないので、「MV-55」のシンカーも5g。

エサを投入してしばらくすると、特に引きもなく、乗っていた...タラ~
ロッドがしなり、”おっ、引くか??”と期待するも、引きの強さは微々たるもの...タラ~


これは、アジングロッドでも問題なく釣れる。ただし、アジングロッドならタモは必要。
目標は最低限1匹なのだが、釣れるなら3匹釣りたいと思っていた。
つまりこれで真の目標は達成できたわけだ。
時刻も午後7時半頃とまだまだ早いが、少しずつ寒くなってきた。

トラザメは釣れたが、まだ第4の目標魚が釣れていない。
”このままトラザメを無意味にいたぶってもなぁ...しょんぼり
...しかし、その心配をよそに、いきなりバイトがなくなった...あれっはてな
そのまま1時間ほど何の反応もなし。

時合終了なのか...な。
ここでトラザメ釣りは終了とした。
釣れなかった第4の目標魚とは...”アナゴ”でしたウィンク

午後9時までの30分は”メバル”でも釣れないかと、「ジグヘッド+ワーム」を投入。
小魚の気配すらないが、一応3回ほど”ブルブルブルッ”としたバイトはあった。
しかし、サイズが小さいのか乗らず...午後9時に納竿とした。

第1目標である”トラザメ”が釣れたことに十分満足し、ホテルに戻った。
夕食を済ませ、歯を磨いて、湯船に浸かって暖をとった温泉

ベッドに横たわり、明日の計画を立てるつもりでいたが、いきなりどっと疲れがでてきた...。
そりゃ、当然だわな...およよ
そしてそのまま...睡眠...TVもつけたまま...睡眠



「小名浜漁港」
最初、竿を出していた場所は、T字型の堤防。
下の写真左側から入ってきて、写っているのは「T」の左側。


そして、これが「T」の右側。どっちも広いので車の乗り入れが可能。


移動した漁港内(市場前)。海を挟んで向かいが「T」の右側。


ここから左側に向かって釣りをするとトラザメが釣れた。


トラザメは食べても不味いと言われているが、”珍魚”が好きな人はぜひ狙ってみては??
あまり詳しくないが、今時期から1月まで? 2月まで? 釣れるそうですよ。



2日目へ続く。
あっ、そうそう...”彼”、”彼女”の呼称に意味はないっす...注目

<使用タックル>
※トラザメ
タックル①
ロッド  :Dear Monster MV-65 VALI TUDO
リール :CALCUTTA CONQUEST 100HG
ライン  :PE2号
リーダー:ナイロン25lb

タックル②
ロッド  :Dear Monster MV-55 VALI TUDO
リール :ALDEBARAN BFS XG(LEFT)
ライン :フロロ8lb

※ムラソイ
上記タックル②と同じ。  


Posted by TAKACCHI at 00:41ムラソイ釣り遠征トラザメ