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TAKACCHI
石川県金沢市→京都府へ移住

2021年10月03日

充実した単日遠征~和歌山編~

夏休みをとって、9/22~9/26まで5連休。
本当は9/21も休みをとって7連休(9/18~9/19は仕事)だった。
元々の目的が実家に帰る予定だったものの、またも延期にしたため9/21の休みは返上した。
とはいうものの...まだ緊急事態宣言中ではあるのだが...そろそろ県外への釣り旅にも出てみたく...平日1日のみの釣り遠征に旅立った...車

9月24日
目的地は和歌山県。
金沢から行くことを思えば近くなったが、それでも十分遠い。
前回の記事はいつだったか...ハゼしか釣れなかった苦い記憶がある...しょんぼり
前日夜早くに寝て午前1時頃に出発しようと思っていたが結局寝るのが遅くなってしまい、ガッツリ寝てしまってはヤバいので、寝ずに出発し、眠たくなったら車の中でその都度仮眠をとることにした。

午前5時まで走り続けたが、眠くなってきたので駐車して就寝...睡眠
起きると6時半。
平日であり、これ以上寝ると通勤ラッシュにかかってしまうので、そそくさと発進車

まずは以前に行った河川に向かったが、最近はせっかくの駐車スペースも封鎖されるケースが増えているため心配したものの、とりあえず大丈夫だったにんまり
到着は午前7時半。この時刻はちょうど満潮潮止まり。
行くのは太平洋側であり、大きな潮位差があることを道中気付き、調べた。
水の色は程よい濁りで申し分ないが、ここはかなり根掛かりすることがわかっている。
まあ、河川なんてどこでも底をズル引いたら根掛かりはするもの。
というわけで、メインターゲットはチヌであり、厳密にはキビレである。
北陸にはマチヌ(クロダイ)しかいないので、ここ以外にも広島や大阪の淀川でキビレを狙うも不発に終わってきた。
高知県でサビキをした際に幼魚のキビレが掛かったくらいである。

水深も浅く、1投目から根掛かっては心が折れるので、最初はトップで探ってみる。
潮止まりでもあるが、20分ポッパーで探って反応なし...飽きた...汗
ということで、底付近を探ることに。
やはりチョコチョコ根掛かりするので、少し上流側に場所移動。

移動したところはきれいに護岸されており、”前もこんなだったっけ??”と思うや否や、すぐに最近工事されたことに気付いた。
”そうそう、前はもっと足場が高くて3mくらいのタモが必要だったんだ汗

底付近を探ってみると、1度軽く引っ掛かったものの、あまり根掛かりしない。
”足場もいいし、しばらくはここでやってみよう!!にっこり

午前8時40分頃(開始してちょうど1時間)、足元で回収寸前にグイ~~ンと引っ張られた!!びっくり
そこそこの引きに加えてバラシたくない一心で、必死にタモ入れをする汗...獲った!!!ちょき



35cmのキビレ!!くす玉
釣り慣れている人には何でもないサイズだが、僕にとってはかなりうれしいあはは
やっと”釣った”といえるキビレを釣ることができた。
開始1時間で最大の目的を達することができたが、どんどん潮が動いている時間であり(下げ)、欲を言えば40cm以上のキビレが釣りたいので、リラックスした状態で続けてみる。


ちなみに仕掛けは適当なチヌ専用のジグヘッド(3.5g)にワーム「チヌ職人」をつけて底をトントン跳ねさせているだけである。
この「チヌ職人」、1度開封すると閉じておいても液漏れがひどいので、できれば一気に使ってしまった方が無難。


午前9時20分頃、軽く何かが掛かったが、引き抵抗はかなり軽い。
結果は29cmのマゴチ。
実はマゴチも初めて釣ったハート


そこからしばらく探るも反応がないので休憩がてら橋の下へ。
何匹かのコイが泳いでおり、真っ赤なコイもいた魚赤...釣りたいぜっ!!へへん


灼熱炎の中、再び探るも反応なく、時刻は午前10時半。
干潮潮止まりは午後1時半であり、そこまでキビレを狙うつもりでいたが、ちょっと移動することにした。
干潮潮止まりになる前に、もう1つのターゲットも狙ってみよう...と。
河口に赴き、釣りポイントをいろいろと回ってみた。
最初行ったところには広大な駐車スペースがあり、車もそれなりに停まっているものの、釣り人が1人もいない...”ここは釣りをしてもいいのか??”

もう少し移動すると漁港があって、平日なので人は少ないが釣り人がいた。
駐車が許されているスペースもあって、ネット情報も参考に、ここは停めてもいいようだ。

第2のターゲットはメッキである。
メッキとはロウニンアジ、ギンガメアジ、カスミアジ、オニヒラアジなどの幼魚の俗称であり、哀しい死滅回遊魚しょんぼり...黒潮に乗って北上してくるが、冬を超えられずに死んでしまうことが決まっている。
以前に別の河口で(たぶん)オニヒラアジの幼魚を釣ったことがあるが、それはそれでレアでいいのだが、できればメジャーな前3種のメッキを釣ってみたい。


メッキは漁港のスロープで釣れることが有名なので覗いてみると、小さなブルーギルみたいなのが泳いでいるが、これはメッキなのか??
ミノーやポッパー、ジグなどで探ってみるが、そいつらは無反応...えー
しかし、1度だけシャクるジグの周りでヒラを打つ魚がいた...間違いなくメッキだ!!
結局、ミノーに軽くついてくるダツはいたが、何も釣れなかった...また夕方に来よう...へへん

正午...お昼休憩コーヒーカップ
さて...アオリイカでも狙えないものか...。
1日釣行なので、串本や紀伊大島まで行っている時間はない。
少し調べると、幾分近くの漁港でアオリイカが釣れるようだ。
ただ、時刻的に干潮なのでなかなか厳しいかもしれない。
道を間違えながら、狭い道を走りながら、何とか漁港に辿り着いた。
最初はガッツリ漁港内に車を停めたが、本当にここに停めてもいいのだろうか...?
ネット情報とグーグルマップから、どうやら駐車場は漁港外のようだ。
駐車場の真ん前を少しやってみたが、浅すぎて表層ダートで探るも釣れる気がしない。
情報ではテトラの上からが実績高いとのことで、かなり高い位置からエギを投入して探ってみると、新子がワラワラと出てきた。
9月下旬ならもう少しサイズがほしいところだが、まずは固く1杯と攻めてみるも、イカはエギを抱くまでのやる気がないタラ~

拉致があかないので、漁港内へ移動ダッシュ
本来は夜に実績があるそうで、常夜灯に集まるベイトにイカが集まるようだ。
いくつもある常夜灯付近にイカ墨はあるが、ここでしか釣れないというよりは、常夜灯下がやりやすいので釣り人も多いのだろう。
海中を覗いてみると、生まれたばかりのようなイカがたくさんいるが、こんなサイズなのか??汗

グルッと漁港を周り、決めた釣り座で探ってみると、やる気満々のコロッケサイズが多数ついてきた!!ナイス
さっさと釣って終了だったはずが、イカに翻弄される地獄のバラシが始まった!!ガーン

猛烈な突進をするものの、いまいちエギを抱かない個体、抱いてもすぐに放す個体、合わせてもないのにエギを抱いて勝手にスミを吐いて放す個体、合わせて乗ったものの外れた個体...合計4~5回バラした...ガーン
後ろでしゃべりながらずっと見ている漁業関係者も”何やっとるんじゃ!!ガーン”って思いだろう...汗
ここまで同じポイントでエギを投げ続けていたら、さすがにスレにスレまくる。

少しだけ場所を移すとまた追ってくるイカがいたので”何とか1杯”を目標にやってみる。
ここでもバラシがあったが、サイトではなく、何とか合わせて乗った個体を釣り上げることができたあせる


ここまで新子に翻弄されたのは初めてだ。
メッキの件もあり、本当は午後3時半で撤収する予定だったのに、4時半まで延長した。

急いで戻って、河口の漁港に到着したのは午後5時。
スロープを「D-コンタクトⅡ」の乱発トゥイッチで誘うと、すぐに喰いついてきた!!びっくり



ここから立て続けに3匹キャッチちょき
釣れたのはすべてロウニンアジのようだ。



4匹目の個体が1番大きく引いたのでサイズを測ってみると、ちょうど20cmだった。
決して強い引きではないが、なるほどライトフィッシングとして十分楽しめる引きである。
もちろん、GTになればとんでもないのだが...へへん


いくらでも追ってくる個体がいるためいくらでも釣れそうだが、午後5時40分で終了とした。
ちなみに最初に見たブルーギル様の魚はやっぱりメッキだったが、喰い気がなかっただけのようだ。

最後、暗くなる前に再度河川でキビレ狙い。
終了予定時刻は午後6時半。
チヌなので夜狙うと有望そうだが、1日遠征なので...。
開始して間もなく(5時55分)、軽いアタリと引き。
銀色の小さな魚体にキビレの幼魚と確信...したもの束の間、釣れたのは5匹目のメッキだったにっこり


メッキがいるのは当然だが、喰ってくるとは思わなかったな。
その後、午後6時半まで探るも反応なく、納竿とした。

遠征では1匹釣るのも難しいと長い経験で実感しているが、今回ほど順調だった遠征は珍しい。
メッキゲームは太平洋側の限られた場所でしか経験できないが、やっとその面白さを体感できたあはは
ただ...何度やっても和歌山のアオリイカは僕に優しくないな...わーん

行きは下道で来たが、大阪の市街地はかなり面倒くさかった(夜中だったのでまだよかった)ので、帰りの大阪は高速を使うことにしたが、梅田を走るとその大都会さと夜景に感動した!!ダイヤモンドびっくり
道中「あべのハルカス」も見えたが、行ったことはあるものの、遠目で見るとあんなに高いのか...びっくり
2016年の11月に行ったものの、建物は撮ってなかったので、展望台からの夜景写真を最後に...にんまり


<使用タックル>
※キビレ、マゴチ
ロッド  :OROCHI X4 SECRET SERVICE F3-72X4-S-SS
リール  :COMPLEX CI4+ 2500S F6 HG
ライン  :PE1号
リーダー:フロロ16lb

※アオリイカ、メッキ
ロッド:Sephia SS S803ML
リール:Sephia SS C3000SDHHG
ライン:PE0.6号
リーダー:フロロ8lb  


2018年09月20日

悲願成就!!幻の怪魚・アカメ!!!



9月15日-17日にかけて、高知県遠征を行った。
ターゲットは日本3大怪魚の1つ、最強のパワーを誇る”アカメ”
思えば初めて挑戦したのは2014年になる。今回で5度目の挑戦!!パンチ
とはいえ、巷の方々のように長めの連休をとって挑戦しているわけではなく、純粋な3連休等を利用して実質、中1日でやっているので、日数的には少ない。

9月15日
午前3時前に出発。道中、福井県では大雨に見舞われながらも先へ進む車

午前11時頃、高知県のとある漁港に到着。ちょっと”メッキ”でも釣れないかと寄ってみた。
しかし、連日の雨のためか海水は濁っており、土色の水も漁港内に流れ込んでくる...タラ~
一応、メタルジグで探ってみるも一切反応なし。
ここは以前に乗らなかったものの、”メッキ”を引っ掛けたことがあるので少し期待していたが、この水では仕方がないか...えー
高知市から離れた漁港であり、折角来たのに残念だが、すぐに撤収したダッシュ

これまで”アカメ”はルアーフィッシングで狙ってきた。
しかし、これまでの経験上、”アカメ”はおろか、”シーバス”ですら厳しい。
そこで今回は「泳がせ釣り」もやってみることにした。
”アカメ”の泳がせ釣りのエサとしては”ボラ”が有名だが、”ボラ”を釣るのはなかなか難しいので、”メッキ”など他の代用魚も視野に入れた。よって集魚剤やウキ仕掛けも持ってきた。
また、今回はこれまで4度の釣行で行った場所(河川)に行く予定はなく、全く初めてながら1つの漁港にすべてを賭けるつもりで来た力こぶ

午後1時頃、目的の漁港に到着。漁港内には駐車車両が多いが、なんとか駐車できた。
釣り人は...1人もいない...”まさか、釣り禁止じゃないよねぇ...およよ
釣りを開始したが、漁業関係者には何も言われることなく、大丈夫なようだにんまり
早速ウキ仕掛けを用い、針にオキアミをつけて探るも...全く反応なし!!ガーン
”やばい、これでは泳がせができんっ!!汗

基本的に”アカメ”は夜行性なので本番は夜になる。それまでにホテルのチェックインは済ませておかなければならない。ホテルのチェックインまでは少し時間があるので、気は進まないが保険をかけることにした。全く”泳がせ用の魚”が釣れなかった時のため、奴らを持って行くことにした。


はい...ジャンジャン釣れます...へへん


しかし、”アカメ”の泳がせで”ティラピア”を使う人なんて誰もおらんだろう...タラ~
”ティラピア”は熱帯魚なので温度変化には弱いが、かなりの塩分濃度の海水でも生きていける強さがある。見慣れない魚なんて喰わないだろうが、一応保険として20cm前後を8匹捕まえた。

その後、ホテルへチェックインし、すぐに食事、午後5時頃、再度漁港に戻った。
相変わらず、釣り人は誰もいない。
”ボラ”はかなり多い。そこら中で跳ねまくっている。暗くなるにつれ、どんどん活性が上がっている。
満潮潮止まりは午後9時過ぎ。
すると、午後6時半頃から明らかに”ボラ”とは異なる水面の炸裂音が聞こえる。
そしてそれは辺り一面に広がった!!びっくり
小さなボイルの中にひと際大きな爆発も起きる。
「これは”アカメ”やろっっ!!ナイス
ボイルの起きる方向、四方八方にルアーを投げるも何も掛からない...およよ
このボイル祭りは1時間半ほど続いた。
そろそろ落ち着いてきたかというときに、”ボラ”がスレ掛かりをした。


実はそれまで”ティラピア”の背びれ近くに針をかけて泳がせていたのだが、外れることもあったので、”ボラ”は口にかけて泳がせてみた。しばらくは泳いでいたが、やはり口の方が外れやすいのか、少ししたら逃げられてしまっていた...しょんぼり

潮止まりの午後9時頃にはボイルは沈黙してしまったが、それでもルアーを投げたり、”ティラピア”を泳がせたりといろいろしていた。
午後10時頃、1人のおじさんが僕の所へ来て、いろいろ話をした。
話のほとんどがおじさんの武勇伝だったが...タラ~
釣りをしながらふと後ろを見ると、ネコが1匹座っていた。
”だからビックリすんのやって、その近づき方は!!怒

ネコを気にせず、しばらく釣りをした後、ネコがどうしているか振り返ってみた。
暗いのでほとんど見えないが、モゾモゾしているので存在は確認できる。
携帯電話でフラッシュをたいて撮影してみると...



”こらっ怒 なんでそんなにリラックスモードやねん!!激怒
ちなみにこのネコは人に慣れており、平気で触らせてくれます。

午後10時半頃になると、どっと疲れがでてきた。
”そりゃあ、午前3時から600km以上移動した上で活動しているからね...えー
今日はここで納竿して、翌日に賭けることにした。
ちなみに、夜になるとちょこちょこ釣り人は増え始めていた。

ホテルまでの道中、僕は車の中で意味不明のことを口ずさみ始めた。
”やばいっ、これは以前に出た疲れがピークに達した時の症状だっ!!汗汗
どうやら相当疲れていたらしい。ホテルに戻り、さっさと寝てしまった...睡眠



9月16日
いろいろな人の”アカメ”釣りのブログを見ていると、「昼はすることがないので...」というフレーズをよく目にする。以前の僕は、「”アカメ”は昼に釣れることもあるし、”シーバス”を狙いがてら同時に狙ったらいいやん!!、とか、明るいうちに数多くのポイントを探すべきだ!!」と考えて行動していたが、今回はポイントを絞っている上に昨日のボイル祭りを目の当たりにすると、昼は泳がせ代用魚の捕獲の他、別の釣りもしたくなった。よって、午前中から前回行った”手結港”へ。
”手結港”は漁港の手前に”可動橋”があって、時刻によっては通れない。午前11時から正午、午後1時から午後2時半までは通行できるので、午前11時半頃に”手結港”へ入った。
しかし、1日経った後も水の濁りはなくなっておらず...タラ~



昨年は堤防の先端で釣りができたが、今は消波ブロックが置かれ、立ち入り禁止となっていた。


昨年のこの時期には”アオリイカ”がたくさんいたので、それを目的として来たが、影も見えず...えー

また、ここの消波ブロックの穴釣りでは”クエ”の幼魚も釣れることがあるようだが、消波ブロックの中は洗濯機状態!!荒波 とても魚がいる雰囲気ではない...タラ~


ここは1日目の最初に来た漁港よりも遠いのだが、午後1時前に早々に撤収した。
午後1時から通行可能になる”可動橋”の通行待ち。


高知県遠征の際には必ずと言っていいほど立ち寄る釣具屋さん「フィッシングハヤシ」へ向かう。
昨日のボイル祭りをモノにできなかった悔しさから、”アカメ”のボイル時にお勧めのルアーがないかを聞いてみた。
結論として...
・特にお勧めというほどのルアーはない。誰もボイルを起こしている”アカメ”を喰わせられない。なぜなら”アカメ”はエサとなるターゲットを決めており、ルアーがそばを通ろうがターゲッしか見ていないから。絶対に喰わないとは言い切れないが、まず喰わない。店員さん的にはボイルの起こっていない場所へルアーを投げ、そばを通った”アカメ”が喰うのを狙うとのこと注目
・泳がせ釣りには”ボラ”の確保が必要だが、サビキかルアーで引っ掛けるか...。

一応、紹介されたルアーとサビキセットを買った。



干潮潮止まりとなる午後3時半頃からサビキ釣りを開始した。今日の満潮潮止まりは午後10時前。
サビキを始めて程なく、”セイゴ”がヒット。


撒き餌をすると、海面近くを”セイゴ”の群れが寄ってくる。しかし、エサと針をきちんと見極めているようでなかなか喰わない。結果的に3匹釣った。その他に、”コトヒキ”、”ヒイラギ”がヒット。”コトヒキ”は初めて釣った。”ヒイラギ”は金沢で1度だけルアーにスレ掛かりしたことがある。
”ヒイラギ”はその後何匹も掛かるが、すべてリリース。



その後、ちょっと嬉しい魚が...キラキラ
”キビレ”
”キビレ”は初めて釣ったが、和歌山県や広島県で狙いながらもいまだに釣れていなかった魚。
もちろん、幼魚でよしとはしないので、機会を見てまた狙ってみるつもり。
しかしこの”キビレ”、針は口に掛かっていたはずだが、針を外す際にどこかを切ったらしく出血し、死んでしまった...しょんぼり


結局”ボラ”は釣れないまま午後6時となり、暗くなる前にルアーで”ボラ”を引っ掛けることにした。
しかし、これだけ大量にいても引っ掛けるのは簡単ではない。
ようやくヒットした1匹も、掛かりどころが悪く出血し、死んでしまった...あせる
その後しばらくしてもう1匹ヒット。こいつも出血したが、大丈夫なのかずっと生きているにっこり

暗くなった午後6時半頃からまたボイルが起き始めたキラキラ
今度はルアーを投げず、”ボラ”が元気なうちに泳がせ釣りを実行ナイス
そこそこ遠くへ投げ、ラインを適当に出してほおっておく...。”ボラ”の動きの変化を感じるため(敵が近づくと暴れると聞く)、アタリの瞬間を逃さないためにロッドは常に持っている。

しばらくして1人の男性に話しかけられた。急に話しかけられてビックリした!!汗
男性にまず言われたことは「ゴミは残さんようにね」
男性によると、最近マナーの悪い釣り人が増え、漁協の方と喧嘩になることもあるそうな。誰かがきちんとしないことで釣り人の印象がますます悪くなり、もしこの漁港で釣り禁止の話し合いがされ始めたら、自分たちでもどうしようもないと。

ちなみに、この漁港の一部の堤防はすでに釣り禁止になっている。マナーのためか安全性のためかはわからないが。しかし、昨日はその堤防にも釣り人はいた。

ここで衝撃の??事実!! 目の前のボイル祭り、実は”アカメ”ではなかった。
”ヒラスズキ”のボイルだと。
確かに事前情報で高知県の漁港に”ヒラスズキ”が多いことはわかっていたが、ここまでボイルが激しいとは...。”ヒラスズキ”も魅力的だけど、今は”アカメ”。

男性 「ここはいつもこんなんやよ。これを”アカメ”のボイルと言う人もいるけど、”アカメ”のボイルは全然違うよ。混じってることもあると思うけど...」
男性 「タナはどれくらいでやっているの?」
僕 「え? タナ? ”ボラ”の泳がせをやっているんですけど...」
男性 「うん、だからタナはどれくらい?」
僕 「適当に放り投げて、自由に泳がせているんですけど...」
男性 「タナは1m以下でいいよ。”アカメ”は浅い所にいるし、”ボラ”を見つけたら寄ってくるから。」
僕 「タナは1m以下って...じゃあ目の前で垂らして待つんですか??」
男性 「うん、遠くへ投げて20kgオーバーとか掛かったら引き寄せられへんよ。」
僕 「60cmで十分なんで...」
男性 「そんなこと言ってる人がデカいの釣って、デカいの釣りたい人が小さいのしか釣れへんのやんなぁ...」

言われたとおりにリールを巻いて”ボラ”を引き寄せる。手前まで”ボラ”が引き寄せられたところで、
男性 「十分、それでじゅーぶんナイス 掛かった瞬間から全力ファイトやよパンチ 潜られんようにだけ注意して!!」

”マジで? ホントかいな?? それはそれで恐いやん...やべーと思いながら、手前で泳がせて少し待つ。
その後、男性は少し話した後、その場を去って行った。

男性が去ってから15~20分後くらい? 目の前で大きくはないが、”パコッ”とボイルが起きたびりびり
明らかに周囲のボイルとは違う。そして僕が動画で見た”アカメ”の捕食音と同じ!!びっくり
キタ!

そのボイルは一定時間をおいて、目の前で起こる。
しかし、”ボラ”は沈めているので別の奴を狙っているのか? と思いながら、暗い中、目を凝らして見ると、”ボラ”が水面で動いている。”アカメ”が来たのを恐れて水面まで上がってきたのだろうか?
”とにかく、このボラが狙われているのは間違いない!!注目

”そうなると、いつ来る、いつ来る、の世界...あせる

4発くらいのボイルが起こってもまだ引っ張られない。
動画で”アカメ”が”ボラ”を捕食するシーンを見たことがあるが、”アカメ”って結構捕食が下手??えー

そして、ついに!!!キラキラ ボイルとともにロッドがグイーンとしなるダウン
フックは”ボラ”に刺さっているシングルフック1つのみ。合わせても大丈夫なのか??
しかし、敵は底に向かって突っ込もうとするので、合わせながらリールを巻いてみた。
すると...スポンッブロークンハート
”ぎゃぁぁぁぁ、外れたぁぁぁ!!!ガーンsos

”ボラ”は全体が戻ってきたが、満身創痍で虫の息...どくろ
”もう、あかんわ...えーん
”ボラ”も死にかけの上、”アカメ”も引っ張られる感覚を知ってしまった。
”ああダウン、最悪や...わーん


”ボラ”を水面に浮かべてみると、一応まだ少し動く。
その時、再度”アカメ”のボイルが1発びりびり
”えっ? まだいけるんか??あせる

1発目のボイルの後、しばらく音沙汰がなかったが、再度”パコッ”と鳴ると同時にロッドが大きくしなった!!ダウン
”よっしゃ、来たぁ!!力こぶ
できるだけ丁寧にやり取りをするものの、バラすわけにはいかないと気持ちが焦る汗

元々、目の前の水面近くで掛かっている分、”アカメ”の浮き上がりも速い!!
水面をライトで照らしながらリールを巻いていると、ライトで照らされ、
両目が真っ赤に光った”アカメ”が水面に姿を現した!!!びっくり
この瞬間は何とも言えない。衝撃的でもあり、恐くもあり、感動的でもあり...にんまり

タモはすでに用意してあるので、掬おうとするが、やりとりも少ない分、”アカメ”にも体力が残っている。
2回ほどタモ入れに失敗し、”アカメ”は深みに突っ込む。
再度浮き上がったところで、タモ入れを試みるが、何故か尾びれ側から体半分しか入っていない。
”おいおい、なんで反対や怒 1回泳がれたらまた出てしまうやん汗
まごつきながらも、なんとかネットインちょきくす玉


”これがアカメかぁぁぁぁアップ めっちゃかっこいいいやん!!!フフフハート

シングルフックは上顎にガッツリ掛かっていた。
光る赤い目も感動的キラキラ


サイズは61.5cmで大満足!!ちょきあはは
最高に綺麗な魚体ダイヤモンド
数々の写真の中で下の写真がベストショット!!カメラ


ボガグリップで測った重さは6.5ポンドなので、およそ2.95kg。


さて、弱るといけないので撮影および計測後、ネットにいれて海中に入れる。


エラに空気を送り込みながら、”フィッシングハヤシ”に電話。
魚拓をとれるかどうか聞いてみたが、店ではとれないとのこと。
また、現在魚拓は非常に人気があるため、完成までには1年ほど待たなければいけないとのこと。

初めての”アカメ”は魚拓どころか剥製にしたかったが、きれいに持ち帰る準備もしていなかったこともあり、海におかえりいただいた。ネットから出て優雅に泳いで行ったあはは
"ありがとーーーー!!!!!キラキラチュッバイバイ"

僕は”アカメ”を狙い始めた頃から60cmが目標だった。実際、サイズは選べないが、デカすぎるとすべてが大変だから。”シーバス”は60cm以上が”スズキ”と呼ばれているように、60cmに1つの特別感を感じていた。今回61.5cmというサイズに満足し、高知県遠征には一区切りがついたが、サイズは関係なく、また釣ってみたいなあ...にんまり
しかし、喰うのが意外と下手であれば、ルアーの場合、1発で喰ってくれないと2発目のバイトは難しいかもしれない。その点、泳がせは喰うまで待てるからね注目

リリースを終え、一息ついたのが午後7時半頃。
翌午前2時頃までは粘るつもりでいたが、こんなにも早く目的達成できたくす玉
感無量でさすがにこれ以上釣りを続ける気はなく、ホテルに帰ってゆっくり休むことにした眠い

釣り直後の釣り座の様子。いろいろ準備してきて試せるものは全部試した。
メジャーシートの下が濡れているのは、釣れた時を想定して水汲みバケツに水を汲んでおき、魚を置く前に濡らしたため。釣れてからいろいろ用意するとすべてが遅れるため、タモも最初から伸ばしておく。


”Dear Monster”の3本。みんなそれぞれの役割の中、よく頑張りましたナイスにっこり




9月17日
これまでは最終日にも午前中は釣りをしていたのだが、今回は早々に帰路につける。
本当は観光したいのだが、遅く出て大阪や京都で激混みに遭遇すると最悪小悪魔
都会は車も多い分、事故渋滞もありうるので...。

片道7時間として、午前6時に出れば真昼間に戻れる。
しかし、大事なことを1つ忘れていた。
相談にのってくれた”フィッシングハヤシ”の店員さんに釣果報告をしていない。
お休みの可能性もあるが、開店時間の午前9時までは待つしかない。
昨日、魚拓の件で電話した時、報告するという発想が浮かばなかった。

午前7時にホテルをチェックアウトして、まず向かった先は人気You tuber「釣りよかでしょう。」が”アカメ”を釣ったポイント。あえてあまり詳しい写真は載せないが、興味ある方は自分で探してほしい。


足場は悪くはないが、岩の間に足がはまると海に落ちる可能性もある。僕も1度危なかった...わーん


水深は深そうには見えないが、下に降りるには、斜面の角度が急で岩の並びも綺麗すぎる。
まあ、タモは必須だね注目


午前9時、”フィッシングハヤシ”に開店と同時に行ってみたが...その店員さんはお休みだった...あせる
この喜びを直に伝えたかったが、うまくいかないものである。
別の店員さんに伝言をお願いし、帰路についた。
しかし、本当に釣れた喜びを伝えたかったのは”釣り方を教えてくださった方”
”釣れたよ~~、ありがとうございましたぁぁぁあはは

高知県らしい食べ物も食べていなかったので、SAだが、職場や友人にお土産を買うついでに”カツオのたたき”を食べた食事


トイレ休憩をはさみながらもさっさと帰れば午後4時半頃には家に着いただろうが、寄り道もして家に着いたのは午後6時半過ぎ。道中、淡路島も通るので、6月に捕り逃した”コブダイ”もリベンジしたかったが、楽しみは次回に残しておいた。何より、”遊んでばかりいてはダメだ!!えー

1匹釣れば十分だと思っていたが、出会えるとまた会いたくなるねハート
サイズを目指すつもりはないが、きっとまた来ます!!キラキラ

これほど書いていて楽しかったブログは初めてかもウィンク

今回の総走行距離は、1387kmでした。

”フィッシングハヤシ”で衝動買いした”アカメTシャツ”。
”RED EYE”




<使用タックル>
※ティラピア
ロッド  :OROCHI X4 SECRET SERVICE F3-72X4-S-SS
リール  :COMPLEX CI4+ 2500S F6 HG
ライン  :PE1号
リーダー:ナイロン20lb

※セイゴ、キビレ、コトヒキ、ヒイラギ(サビキ釣り)
ロッド  :Dear Monster MX-7S
リール  :COMPLEX CI4+ 2500S F6 HG
ライン  :PE1号
リーダー:ナイロン20lb

※ボラ(引っ掛け釣り)
ロッド  :Dear Monster MV-65 VALI TUDO
リール :CALCUTTA CONQUEST 200
ライン  :PE3号
リーダー:フロロ60lb

※アカメ
ロッド  :Dear Monster MX-8
リール :ANTARES DC MD XG
ライン  :PE4号
リーダー:フロロ60lb
ノット  :FGノット
スナップ:ルアースナップ・ストロング#2 強度約31.5kg(69lb)
針    :極太タマン 22号