2019年04月27日
沖縄遠征~結局メインは「美ら海水族館」?~
4月18日-21日
昨年7月に行ったにも関わらず、またまた沖縄県に行ってきた。
前回は2泊で7月の3連休を使用し、往路だけ羽田空港を経由したため、+4万円というボッタクリ金額でかなり高額となったが、今回は時期的、GW前ということ、往復とも小松空港で済ませたこともあり、3泊とはいえ前回の半額となった。
しかし...見事に撃沈しました...
いろいろなところで書かれているが、沖縄といえば南国のイメージから”めちゃくちゃ魚が釣れる!!”という感じがするが、実際はそうでもない。魚自体はすごくいるし、本土よりも圧倒的に多彩だが、漁港で釣りをしてみると本土の雰囲気と変わらない。
真夏にリーフに立ち込んでライトルアーを投げれば面白いように釣れる気がするが、案内人なしでは危なくて仕方がない。
今回、最低限の目標としての”釣ったことのない魚を釣る”は達成しているが、釣れたのは小魚だけなので、さらっと紹介して済ませようと思う。3日目の午後から天候が崩れ、夕方から大荒れとなったのが痛かった...
毎回、釣り目的だけでは勿体なく、せっかく3泊するのだから1つは観光しようということで「美ら海水族館」へ行ったことは結果的によかった
GWに行ってもバカ高い、人が多いと何もいいことがないので、沖縄なら4月でもいろいろ釣れるだろうと軽く考えていたが、遠征の数日で納得の釣果がでるほど甘くはなかった。やっぱり夏から秋がよさそう。
小松空港-那覇空港便は往復とも1日1便しかなく、往路も那覇到着は午後4時半頃。
そこからレンタカーの手配をしてホテルにチェックインしていては午後6時、7時になってしまう。
しかし、今回はさすがに平日とあって非常に空いていた。
那覇に到着して早々に”沖縄そば”を食べた。

今回のホテルは「パシフィックホテル沖縄」。
ここはいいです!! おすすめです!!

高知県の「サザンシティホテル」もそうだが、釣り遠征に大事なのはいつでも出入りできるように駐車場が広いこと。ここもかなり広く、いつでも出入りできるが、深夜になると正門が閉まって裏からしか入れなくなることは今後注意しないと。
前回のホテルは駐車場が離れており、しかもいちいち管理人を通す必要もあり、夜中になるといかにも治安の悪そうな街中だったが、ここは閑静な雰囲気の場所。欠点は近くにスーパーはあるがコンビニがないこと。600~700m先にしかないかな...
さて、このホテルを選んだもう1つの理由が歩いて行けるところに釣り場があること。
”三重城(みーぐすく)”のそば。
”三重城”に駐車場はあるが有料とのこと。夜はゲートが閉まってしまう。
というか、沖縄県の漁港は夜にゲートが閉まってしまうところが非常に多く、釣りには困る。
グーグルマップ上は歩いて簡単に行ける気がしたが、実際は一筋縄ではいかず、周りに回って釣りを開始したのが午後8時頃。
平日なのでまばらだが、釣り人は何人かいた。無風、凪でこの上もなく釣りしやすい。
しかし、周りも含めて魚が釣れている様子はなく、漁港内に戻ってみた。漁港内は常夜灯で非常に明るい
いまいち魚の気配がないが、「ハリセンボン」が何匹も泳いでいる。
そういえば「ハリセンボン」が大量発生したとかどうとか...。
”エサに反応するかな?”と垂らしてみると、思いのほか反応がいい。
最初はなかなかフッキングに至らなかったが、ようやくヒット!!


「ハリセンボン」といえば、トゲトゲにポンポンに膨らむのだが、残念ながらこのときは膨らまなかった。
狙って釣るのはこれが人生で最後かな?と思っていたが、最終日にまた釣れたので後で報告する。
ちなみに「ハリセンボン」に毒はない。膨らんだら軽く持たないと痛いが...。
場所を変えながら狙っていると、ジグヘッドに猛烈に突進してくる中型魚の群れにあったが、結局ジグヘッドに触れることはなく、あれは何だったのだろう??
初日はこれにて終了。翌19日は朝から「美ら海水族館」の予定。
天気がいいので朝から釣りをしたいが、ここは平日に行っておかないと大変なことになる...気がする...
午前8時半から開館の水族館だが、到着したのは9時半頃。
途中、コンビニ等で割引券が売っているのだが、1件目のコンビニはなんと売り切れと...
2件目のコンビニで無事にチケットをゲット
水族館の駐車場は立体駐車場だったが、無料のようだ。
水族館に入る前の外洋の景色、道中のオブジェ。


水族館の入り口。



沖縄の第一級観光地なだけあって平日でも人は多いが、それでも1つ1つの水槽をじっくり観れるだけの余裕がある。逆に人が少ないと寂しい気持ちになるので適度ににぎやかなのがいい。土日祝は大変なことになるんだろうな...
他県の水族館と違うところは、周りの観光客の言葉に外国語が多いこと。
水族館に入ると、最初に出迎えてくるのは、お触りコーナー
ヒトデやナマコなど自由に触れる。魚は触っちゃダメ

魚の虫エサでも何でもそうだが、触ってみると何でもないものでも見た目でダメな人はダメ。
僕がでっかいヒトデを持って裏返すと、隣の女性が「きゃあぁぁ
」と悲鳴を上げた。
沖縄の魚は当然本土の人には見慣れていないものばかりで、現地名もわけわからず僕も最初は全く
だったが、相当な数の映像を観てきたので今は一応釣り対象魚として有名なものくらいはわかる。水族館のお姉さんの解説も現地名を加えての説明だが、僕にはとてもわかりやすかった。

画像の中央にコウイカ科の「コブシメ」が浮遊している。ほとんど動かない。

「タマカイ」(現地名:アーラミーバイ)
僕的に一般的に”アーラミーバイ”というと「ヤイトハタ」のイメージだが、現地名はいろいろな魚の総称に使われたりしているので、現地名だけでは魚種の特定には曖昧だったりする。
ちなみに「タマカイ」はめちゃデカいです


こいつは「ナポレオンフィッシュ」かな? ← 別名
きちんと見てこなかったが、「メガネモチノウオ」(現地名:ヒロサー)と思う。

少しグロくなるが、「ミノカサゴ」。
毒魚だが、これが釣りたいの、僕...
毒魚とはいえ、同じ毒魚の「ゴンズイ」と一緒に入れられて、なんか気の毒な...

今回も漁港で1匹見たが、エサに反応せず、「ハリセンボン」が寄ってくるものだから、仕方なくあきらめた。でも実際はエサやルアーにかなり寄ってくるらしい。
一般的に釣りブログって、”シーバス”とか”ブラックバス”とか”クロダイ”とかメジャーな内容に興味惹かれる人が多く、読者も多いように思えるけど、僕には身近でない変な魚の方が数倍魅力的。例えて言うなら「(真の怪魚ハンターから見れば)行動力と思い切りのかなり低い”怪魚ハンター”」。
「オニダルマオコゼ」・・・沖縄で1番?釣りたいかもの”超絶毒魚
” でも美味しい魚
岩と同化してほとんど動かないこいつを狙って釣るのは難しい。
リーフの立ち込み釣りについて前述したが、こいつを踏んだら人生終わり...かも
ちなみに2匹いますよ。わかるかな??

「ニシキエビ」 こいつはビビった、超デカい!!!
画像では大きさや重さは伝わらないが、5.5kg...らしい。

「イセゴイ」(通称:パシフィックターポン)
沖縄では「ターポン」と呼ばれ、釣り対象魚としては人気の魚。味は...かなり不味いらしいが。
昨年7月の遠征ではこいつも視野に入れていた。

お馴染みの「アオリイカ」。
「アオリイカ」が泳ぐ姿ってあまり見ないから、しばらく動画撮影してしまった。
なんともカワ(・∀・)イイ!!
ちなみに右下の白い塊は卵。

それで、急に現れました大水槽。
「美ら海水族館」と言えばこいつで、建物前にもオブジェはあったのに、全くノーマークだった魚
ノーマークならノーマークなりに衝撃が大きく楽しめた
「ジンベイザメ」 超絶デカい!!!
これが2匹も水槽にいるとは...


主食はプランクトンで途中、たぶんオキアミが撒かれたので、水面で豪快に捕食する。
その姿をしばし動画で撮影した。


沖縄の釣り対象魚として絶大な人気を誇るGT(ジャイアント・トレバリー)がジンベイザメの横では赤ちゃんのよう...。

そして最高にかっこよかった
のが、通称「ブラック・マンタ」と呼ばれる「ナンヨウマンタ」の黒化体。


2017年4月にTV番組「イッテQ」で”オーシャンズ金子”が撮影に成功したマンタ「ブラック・デビル」は7m越えなので、「オニイトマキエイ」と思われる。
最後に「サメ」の水槽。

「ダイオウイカ」の標本。

ゆっくり水槽を回って、ゆっくりお土産を買っても1時間半くらい。
いやぁ、来てよかったなぁ...
国頭郡本部町なので那覇からは2時間半くらい?かかるが、たいして遠くに感じないのでまた来たいな。

さて、今から釣り。
すんなり行ければ早いのだが、何事も初めてというのは行き方も駐車スペースもわからず迷いまくり
無駄に時間が過ぎて、ようやく釣りを始めたのが午後2時くらいだったか...。
釣り人は少ないが、見る限り、魚影は薄く、エサをぶっ込むも反応がない。
漁港の片隅に魚が集まっているので、釣ってみることに。
以下は2日目~3日目までに釣れた魚たち。
魚たちに交じって2~3匹の大きめの「チョウチョウウオ」がいて、どうしても釣りたかったが、袖針1号という極小針を用いても掛からない...なぜだぁぁ...


「アミアイゴ」(現地名:ミヤケー) 現地名:エーグヮーと呼ばれる「アイゴ」の一種。
美味しい魚だが、背びれに毒がある。おじさんにあげた。

「クロホシイシモチ」?
テンジクダイ科の小魚は判別が難しいので間違っているかも...

「シマキンチャクフグ」 2匹


「モンツキスズメダイ」

「クラカオスズメダイ」

「ミナミハコフグ」
固い骨板に覆われ、カチカチなんだ、こいつは。


「メギス(雄)」

「メギス(雌)」

「オジサン」

「クロソラスズメダイ」?

最終日。午前9時にはレンタカーを返却して、午前11時過ぎには飛行機が飛ぶ。
朝40分だけ浦添埠頭で釣り。
現地の胴突仕掛け。こういう現地の仕掛けもいいお土産。

色がかなり白いが、こいつもたぶん「モンツキスズメダイ」。

何かがついばんだ反応があったが、引かないので上げてみると...なんか重い。
すると、1番下にパンパンに膨らんだ「ハリセンボン」が
持ってみると、意外と痛いねぇ...


出発直前、最後に釣れたのがこいつだが、また名前ははっきりしない。
たぶん、「クロホシイシモチ」。

これにて、今回の釣りは終了。
今回の遠征で決心したこと...”しゃあない...フカセ釣りを始めるわ”
”トカジャー”にしろ、”カーエー”にしろ、”イラブチャー”にしろ、すべてフカセ釣り対象魚。
コマセを使う大掛かりな釣りは特に遠征ではしたくないが、遠征という短い期間で釣果を出すためにはやむを得ない。調べてみると、折り畳み式のバッカンもあるようだ。少々使いにくくても、遠征においては携帯性が最も重要。
観光目的でないなら、土日の1泊2日でも強行できる。近いうちにまた行くか。
まずは近場でフカセの練習をしないと。すっかりルアーマンでなくなったな...
結局は興味ある魚と出会うための手段が釣りなので、エサ釣りにも手を出さざるを得ない。
沖縄および周辺の離島で釣りたい魚は山ほどいるので、あと何度通うことになるのか。
海外も行きたいしね。
帰りの那覇空港。
前回ロッドは外に出しておいて長さを測られたので、今回はバッグの中に入れていたが、すべて出して計測される羽目に。そして、工具も15cm以上は持ち込めないとのことで出して計測される羽目に。これは知らんかった...
釣りを終えて急いで荷物の分担をしたが、プライヤー類はすべて預け荷物に入れておいて助かった。ただ、フック類の一部は持ってきてしまっていたが、引っかからなかった。まあ、ジグヘッドでハイジャックもできないけどね...
ただ、前回600円ほどのターボライターがバーナー扱いとなり没収されてしまった。形もバーナータイプだったので、今回はライター形状のバーナーにしたが、手荷物検査場にこの張り紙が...

ドキドキしたが、バレずに済んだ...。バレなきゃあいいわけではないが、これ以上とられたくないので。
小松空港と違って那覇空港はきちんと検査するなぁ...というか那覇空港が普通なのかな。
まあ、利用客の絶対数が違うので、それだけ厳しくもしているんでしょうね。
またすぐに行くぞ、沖縄。”タマン”も待ってろよ!!
<使用タックル>
ロッド :Dear Monster MV-55 VALI TUDO
リール :ALDEBARAN BFS XG
ライン :フロロ8lb
昨年7月に行ったにも関わらず、またまた沖縄県に行ってきた。
前回は2泊で7月の3連休を使用し、往路だけ羽田空港を経由したため、+4万円というボッタクリ金額でかなり高額となったが、今回は時期的、GW前ということ、往復とも小松空港で済ませたこともあり、3泊とはいえ前回の半額となった。
しかし...見事に撃沈しました...

いろいろなところで書かれているが、沖縄といえば南国のイメージから”めちゃくちゃ魚が釣れる!!”という感じがするが、実際はそうでもない。魚自体はすごくいるし、本土よりも圧倒的に多彩だが、漁港で釣りをしてみると本土の雰囲気と変わらない。
真夏にリーフに立ち込んでライトルアーを投げれば面白いように釣れる気がするが、案内人なしでは危なくて仕方がない。
今回、最低限の目標としての”釣ったことのない魚を釣る”は達成しているが、釣れたのは小魚だけなので、さらっと紹介して済ませようと思う。3日目の午後から天候が崩れ、夕方から大荒れとなったのが痛かった...

毎回、釣り目的だけでは勿体なく、せっかく3泊するのだから1つは観光しようということで「美ら海水族館」へ行ったことは結果的によかった

GWに行ってもバカ高い、人が多いと何もいいことがないので、沖縄なら4月でもいろいろ釣れるだろうと軽く考えていたが、遠征の数日で納得の釣果がでるほど甘くはなかった。やっぱり夏から秋がよさそう。
小松空港-那覇空港便は往復とも1日1便しかなく、往路も那覇到着は午後4時半頃。
そこからレンタカーの手配をしてホテルにチェックインしていては午後6時、7時になってしまう。
しかし、今回はさすがに平日とあって非常に空いていた。
那覇に到着して早々に”沖縄そば”を食べた。
今回のホテルは「パシフィックホテル沖縄」。
ここはいいです!! おすすめです!!

高知県の「サザンシティホテル」もそうだが、釣り遠征に大事なのはいつでも出入りできるように駐車場が広いこと。ここもかなり広く、いつでも出入りできるが、深夜になると正門が閉まって裏からしか入れなくなることは今後注意しないと。
前回のホテルは駐車場が離れており、しかもいちいち管理人を通す必要もあり、夜中になるといかにも治安の悪そうな街中だったが、ここは閑静な雰囲気の場所。欠点は近くにスーパーはあるがコンビニがないこと。600~700m先にしかないかな...

さて、このホテルを選んだもう1つの理由が歩いて行けるところに釣り場があること。
”三重城(みーぐすく)”のそば。
”三重城”に駐車場はあるが有料とのこと。夜はゲートが閉まってしまう。
というか、沖縄県の漁港は夜にゲートが閉まってしまうところが非常に多く、釣りには困る。
グーグルマップ上は歩いて簡単に行ける気がしたが、実際は一筋縄ではいかず、周りに回って釣りを開始したのが午後8時頃。
平日なのでまばらだが、釣り人は何人かいた。無風、凪でこの上もなく釣りしやすい。
しかし、周りも含めて魚が釣れている様子はなく、漁港内に戻ってみた。漁港内は常夜灯で非常に明るい

いまいち魚の気配がないが、「ハリセンボン」が何匹も泳いでいる。
そういえば「ハリセンボン」が大量発生したとかどうとか...。
”エサに反応するかな?”と垂らしてみると、思いのほか反応がいい。
最初はなかなかフッキングに至らなかったが、ようやくヒット!!

「ハリセンボン」といえば、トゲトゲにポンポンに膨らむのだが、残念ながらこのときは膨らまなかった。
狙って釣るのはこれが人生で最後かな?と思っていたが、最終日にまた釣れたので後で報告する。
ちなみに「ハリセンボン」に毒はない。膨らんだら軽く持たないと痛いが...。
場所を変えながら狙っていると、ジグヘッドに猛烈に突進してくる中型魚の群れにあったが、結局ジグヘッドに触れることはなく、あれは何だったのだろう??
初日はこれにて終了。翌19日は朝から「美ら海水族館」の予定。
天気がいいので朝から釣りをしたいが、ここは平日に行っておかないと大変なことになる...気がする...

午前8時半から開館の水族館だが、到着したのは9時半頃。
途中、コンビニ等で割引券が売っているのだが、1件目のコンビニはなんと売り切れと...

2件目のコンビニで無事にチケットをゲット

水族館の駐車場は立体駐車場だったが、無料のようだ。
水族館に入る前の外洋の景色、道中のオブジェ。
水族館の入り口。
沖縄の第一級観光地なだけあって平日でも人は多いが、それでも1つ1つの水槽をじっくり観れるだけの余裕がある。逆に人が少ないと寂しい気持ちになるので適度ににぎやかなのがいい。土日祝は大変なことになるんだろうな...

水族館に入ると、最初に出迎えてくるのは、お触りコーナー

ヒトデやナマコなど自由に触れる。魚は触っちゃダメ

魚の虫エサでも何でもそうだが、触ってみると何でもないものでも見た目でダメな人はダメ。
僕がでっかいヒトデを持って裏返すと、隣の女性が「きゃあぁぁ

沖縄の魚は当然本土の人には見慣れていないものばかりで、現地名もわけわからず僕も最初は全く

画像の中央にコウイカ科の「コブシメ」が浮遊している。ほとんど動かない。
「タマカイ」(現地名:アーラミーバイ)
僕的に一般的に”アーラミーバイ”というと「ヤイトハタ」のイメージだが、現地名はいろいろな魚の総称に使われたりしているので、現地名だけでは魚種の特定には曖昧だったりする。
ちなみに「タマカイ」はめちゃデカいです

こいつは「ナポレオンフィッシュ」かな? ← 別名
きちんと見てこなかったが、「メガネモチノウオ」(現地名:ヒロサー)と思う。
少しグロくなるが、「ミノカサゴ」。
毒魚だが、これが釣りたいの、僕...

毒魚とはいえ、同じ毒魚の「ゴンズイ」と一緒に入れられて、なんか気の毒な...

今回も漁港で1匹見たが、エサに反応せず、「ハリセンボン」が寄ってくるものだから、仕方なくあきらめた。でも実際はエサやルアーにかなり寄ってくるらしい。
一般的に釣りブログって、”シーバス”とか”ブラックバス”とか”クロダイ”とかメジャーな内容に興味惹かれる人が多く、読者も多いように思えるけど、僕には身近でない変な魚の方が数倍魅力的。例えて言うなら「(真の怪魚ハンターから見れば)行動力と思い切りのかなり低い”怪魚ハンター”」。
「オニダルマオコゼ」・・・沖縄で1番?釣りたいかもの”超絶毒魚


岩と同化してほとんど動かないこいつを狙って釣るのは難しい。
リーフの立ち込み釣りについて前述したが、こいつを踏んだら人生終わり...かも

ちなみに2匹いますよ。わかるかな??
「ニシキエビ」 こいつはビビった、超デカい!!!

画像では大きさや重さは伝わらないが、5.5kg...らしい。
「イセゴイ」(通称:パシフィックターポン)
沖縄では「ターポン」と呼ばれ、釣り対象魚としては人気の魚。味は...かなり不味いらしいが。
昨年7月の遠征ではこいつも視野に入れていた。
お馴染みの「アオリイカ」。
「アオリイカ」が泳ぐ姿ってあまり見ないから、しばらく動画撮影してしまった。
なんともカワ(・∀・)イイ!!

ちなみに右下の白い塊は卵。
それで、急に現れました大水槽。
「美ら海水族館」と言えばこいつで、建物前にもオブジェはあったのに、全くノーマークだった魚

ノーマークならノーマークなりに衝撃が大きく楽しめた

「ジンベイザメ」 超絶デカい!!!


主食はプランクトンで途中、たぶんオキアミが撒かれたので、水面で豪快に捕食する。
その姿をしばし動画で撮影した。
沖縄の釣り対象魚として絶大な人気を誇るGT(ジャイアント・トレバリー)がジンベイザメの横では赤ちゃんのよう...。
そして最高にかっこよかった

2017年4月にTV番組「イッテQ」で”オーシャンズ金子”が撮影に成功したマンタ「ブラック・デビル」は7m越えなので、「オニイトマキエイ」と思われる。
最後に「サメ」の水槽。
「ダイオウイカ」の標本。
ゆっくり水槽を回って、ゆっくりお土産を買っても1時間半くらい。
いやぁ、来てよかったなぁ...

国頭郡本部町なので那覇からは2時間半くらい?かかるが、たいして遠くに感じないのでまた来たいな。
さて、今から釣り。
すんなり行ければ早いのだが、何事も初めてというのは行き方も駐車スペースもわからず迷いまくり

無駄に時間が過ぎて、ようやく釣りを始めたのが午後2時くらいだったか...。
釣り人は少ないが、見る限り、魚影は薄く、エサをぶっ込むも反応がない。
漁港の片隅に魚が集まっているので、釣ってみることに。
以下は2日目~3日目までに釣れた魚たち。
魚たちに交じって2~3匹の大きめの「チョウチョウウオ」がいて、どうしても釣りたかったが、袖針1号という極小針を用いても掛からない...なぜだぁぁ...



「アミアイゴ」(現地名:ミヤケー) 現地名:エーグヮーと呼ばれる「アイゴ」の一種。
美味しい魚だが、背びれに毒がある。おじさんにあげた。
「クロホシイシモチ」?
テンジクダイ科の小魚は判別が難しいので間違っているかも...

「シマキンチャクフグ」 2匹
「モンツキスズメダイ」
「クラカオスズメダイ」
「ミナミハコフグ」
固い骨板に覆われ、カチカチなんだ、こいつは。
「メギス(雄)」
「メギス(雌)」
「オジサン」
「クロソラスズメダイ」?
最終日。午前9時にはレンタカーを返却して、午前11時過ぎには飛行機が飛ぶ。
朝40分だけ浦添埠頭で釣り。
現地の胴突仕掛け。こういう現地の仕掛けもいいお土産。
色がかなり白いが、こいつもたぶん「モンツキスズメダイ」。
何かがついばんだ反応があったが、引かないので上げてみると...なんか重い。
すると、1番下にパンパンに膨らんだ「ハリセンボン」が

持ってみると、意外と痛いねぇ...

出発直前、最後に釣れたのがこいつだが、また名前ははっきりしない。
たぶん、「クロホシイシモチ」。
これにて、今回の釣りは終了。
今回の遠征で決心したこと...”しゃあない...フカセ釣りを始めるわ”
”トカジャー”にしろ、”カーエー”にしろ、”イラブチャー”にしろ、すべてフカセ釣り対象魚。
コマセを使う大掛かりな釣りは特に遠征ではしたくないが、遠征という短い期間で釣果を出すためにはやむを得ない。調べてみると、折り畳み式のバッカンもあるようだ。少々使いにくくても、遠征においては携帯性が最も重要。
観光目的でないなら、土日の1泊2日でも強行できる。近いうちにまた行くか。
まずは近場でフカセの練習をしないと。すっかりルアーマンでなくなったな...

結局は興味ある魚と出会うための手段が釣りなので、エサ釣りにも手を出さざるを得ない。
沖縄および周辺の離島で釣りたい魚は山ほどいるので、あと何度通うことになるのか。
海外も行きたいしね。
帰りの那覇空港。
前回ロッドは外に出しておいて長さを測られたので、今回はバッグの中に入れていたが、すべて出して計測される羽目に。そして、工具も15cm以上は持ち込めないとのことで出して計測される羽目に。これは知らんかった...


ただ、前回600円ほどのターボライターがバーナー扱いとなり没収されてしまった。形もバーナータイプだったので、今回はライター形状のバーナーにしたが、手荷物検査場にこの張り紙が...

ドキドキしたが、バレずに済んだ...。バレなきゃあいいわけではないが、これ以上とられたくないので。
小松空港と違って那覇空港はきちんと検査するなぁ...というか那覇空港が普通なのかな。
まあ、利用客の絶対数が違うので、それだけ厳しくもしているんでしょうね。
またすぐに行くぞ、沖縄。”タマン”も待ってろよ!!

<使用タックル>
ロッド :Dear Monster MV-55 VALI TUDO
リール :ALDEBARAN BFS XG
ライン :フロロ8lb