2017年09月17日
台風前の精”一杯”
3連休...場所によっては台風直撃、その他の場所も台風の影響を受けていると思いますが、いかがお過ごしですか?
元々、僕はこの3連休、「島根遠征」の予定だった。
しかし、7月の「高知遠征」の道中、予期せぬ交通事故に会ったため、「高知遠征」を今月初めに移動した。
体力的には問題ないが、車の修理費(それなりにごねたが、結局自車の修理費に8万円を負担することになり、相手の車の修理費に保険を使用したため、合計11万円の出費
)も重なって金銭的にちときつく、「島根遠征」は中止とした。
実際、島根県は釣り場としては申し分ないと思うが、改めてこの時期に行ってしたい釣りはない。
考えていたのも異なる環境でのシーバスとアオリイカ。
実は釣り以外で行きたい場所があった。
島根県は今まで4回くらい行った気もするが、1回が思い出せないので3回なのか...。
島根県に行ったのが3回ならば、出雲大社も3回行った。
その時に釣りが趣味であったらなぁ...もったいない...
結局は事故がなくとも今回の台風で「島根遠征」は中止にせざるを得なかったが...。
さて、「島根遠征」を中止にした代わりに実家(三重県)に帰省するつもりだったが、同じく台風の影響で実家帰省も先送りになった。
今回の記事は昨日の記録である。
・
・
・
9月16日
予報では17日は暴風雨。なので釣りできるのは今日しかないだろう。
午前5時過ぎに出発し、能登島へ向かった。ターゲットはアオリイカ。
まあ、みんな考えることは同じなので釣り人は多いだろう。
午前6時半前に到着。釣り人はいるが、思いのほか少ない...。
しかし、車を降りて見るとすぐに理由がわかった。海がかなり荒れている
風も強い!!
外向きに釣りをするのが一般的だが、波が強くてみんな内向き(漁港内)。
僕も漁港内でやってみたが、なんか雰囲気的に釣れる気がしない...
15分で見切って別の場所に移動しようとしたとき、入って来た車の運転手に話しかけられた。
その人は各ポイントを見回ってきたが、どこも荒れ、ここが一番穏やかだという...。
”能登島はダメやな...他に行こう。”
そして40km走って外浦へ。
外浦が荒れているときに、能登島や内浦で釣りができるのが石川県のいいところだが、あんまり反対は考えたことがない。
のと里山海道を走っているとき、外海はそれなりに荒れていたので、まあ変わらないだろうな...。
午前8時に到着。
海は荒れてはいないが、ざわついている。それよりも風がかなり強い!!!
海水がかなり汚い。漁港の入り口付近は油がかなり浮いている。
そして、魚の死骸が多い。黒鯛、フクラギ(ブリの幼魚)...などなど良型がたくさん。
水の汚れで死んだ? それとも何かの理由で漁師さんが捨てた??
鳶(トンビ)みたいな大型の鳥の死骸まで浮かんでいる。
とりあえず、エギをシャクってみるもイカの気配もなければ釣れる気もしない。
何より風が強く、一応堤防の先端まで行ってみたが、4号のエギですら流されまくって釣りにならない...
今更、能登島に戻ることはできない。
再度漁港の入り口まで戻り、エギをシャクっていると、マメイカが何杯かついてきた。
”おおっ、イカいるやん。もう今日のところはこいつらでいいわ...”とサイトエギングをしてみると、やる気のあるイカがエギを抱こうとしたものの、僕が我慢できずに合わせてしまったため、スミを吐いて逃げられてしまった...
これが最初で最後のチャンスであったようで、その後はイカの姿は時折見えるものの、やる気のあるイカはいなかった。
午前11時半前まで粘ったが釣れず、”台風前に釣ることができんかったか...”と半ば諦めて漁港を後にした。
帰りの道中、外海を見ると、なんとベタ凪っ!!!
風もない。
”これはどこかでできるんじゃ...??”
ふと思いついた1つのポイント。
”ここから近いし行ってみるか...”
正午にポイントに到着。
ここは何度か釣りをしたことがあるが、釣ったことはない場所。しかし、以前来たときは漁港内はスミ跡で真っ黒だった。今日は...スミ跡はあるが、少ないっ!! 釣れなくなった??
とりあえず30分シャクるもついてくるイカの姿さえ見えない。
磯歩き...する...??
近くに磯があるが、疲れるんだよね...
車で移動して、磯歩きしてポイントに到着。初めての立ち位置。
たった15分の磯歩きでも、足場の悪さと、片手にクーラーボックス持っていると疲れる、疲れる...
しかし、海はベタ凪、風は少しあるが、追い風で全然気にならない
ここは海藻が非常に多く、”春イカ”のポイントでもある。春に来て海藻に引っ掛かりまくって嫌になった
少し沈めただけでも場所によってはすぐに引っ掛かるので、中層を中心に探ってみる。
中層エギングを開始して30分、ロッドにムンッと重みが
ゴミかとも思ったが、しばらく引き寄せると、一度バック噴射で抵抗があった。イカやっ!!


釣りを開始して6時間半後にやっとの一杯。
これはGWに釣った”春イカ”よりも時間がかかったことになる。
サイズは小さめだが、この一杯を捕る苦労から、すぐに絞め、袋に入れてクーラーボックスに放り込んだ。
帰ってからサイズを測ると、胴長13cm。釣った直後はもうちょっとあったのかな?? この時期にすればまあまあだろう。
しかし、このうれしさも束の間、直後にエギを2つ根掛かりでロストした...
しかも1つは以前に紹介した「がまかつ」のエギ「エヴォリッジ」の「限定がま磯カラー」の3号。
前日に買ったばかりで一杯も釣ることなく殉職...
その後、場所を変えつつ探るも反応なく、午後2時に納竿した。
台風前に一杯釣れてよかった...
しかも磯で釣れたのも初めて。
最初からここに来ていたらもっと楽だったのに...と思いたいが、誰でも最初から正解がわかれば苦労しない。釣りは思い通りにいかないから楽しいのだ。いつも最初から成功していたらすぐに飽きてしまう。


ちなみにですねぇ...このイカ、歩いたんですよ
下に置いた直後からジリジリと。
皆さん、アオリイカが歩くのって見たことありますか?? タコはどんどん歩いて逃げるけど、僕はアオリイカが歩くのは初めて見た。でも、歩くアオリイカがいることは知っている。
アオリイカには「アカイカ型」、「シロイカ型」、「クアイカ型」の3種類いるという話。
その内、通称「レッドモンスター」と呼ばれ、3kgにも4kgにもなる「アカイカ型」は脚力が強く、歩くと「エギ
パラ#103」で紹介され、実際に歩く映像も出た。
今回、アオリイカが歩く姿を見た時、”まさかレッドモンスター(の子供)か??
” と半分冗談で思ってみたが、今回のブログタイトルを”まさかのレッドモンスター??”とすると、たくさんの反感を買いそうだったのでやめた...
<使用タックル>
ロッド:Super Violence Jerk GC-SVJ72-00 MS SHACRAZY SpecialColor MODEL
リール:SephiaCI4 C3000HGSDH
ライン:PE0.8号
リーダー:フロロ8lb
エギ :餌木邪3.0号 カラー:ピンクヘッドファイヤー
<おまけ>
さてさて、このブログでも度々写真を使わせていただいている「エギ
パラ」の「茜香おねぃさん」こと「彼方茜香」嬢がこの度ご結婚されたとのこと(9/13 彼方茜香オフィシャルブログ)。
”おめでとうございます
”
まあ、あのルックスと性格で結婚できないわけないわ
仕事は続けるそうなので、来年のフィッシングショーでも会えるかな??
(画像は「2017 ジャパンフィッシングショー」より)

元々、僕はこの3連休、「島根遠征」の予定だった。
しかし、7月の「高知遠征」の道中、予期せぬ交通事故に会ったため、「高知遠征」を今月初めに移動した。
体力的には問題ないが、車の修理費(それなりにごねたが、結局自車の修理費に8万円を負担することになり、相手の車の修理費に保険を使用したため、合計11万円の出費

実際、島根県は釣り場としては申し分ないと思うが、改めてこの時期に行ってしたい釣りはない。
考えていたのも異なる環境でのシーバスとアオリイカ。
実は釣り以外で行きたい場所があった。
島根県は今まで4回くらい行った気もするが、1回が思い出せないので3回なのか...。
島根県に行ったのが3回ならば、出雲大社も3回行った。
その時に釣りが趣味であったらなぁ...もったいない...

結局は事故がなくとも今回の台風で「島根遠征」は中止にせざるを得なかったが...。
さて、「島根遠征」を中止にした代わりに実家(三重県)に帰省するつもりだったが、同じく台風の影響で実家帰省も先送りになった。
今回の記事は昨日の記録である。
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9月16日
予報では17日は暴風雨。なので釣りできるのは今日しかないだろう。
午前5時過ぎに出発し、能登島へ向かった。ターゲットはアオリイカ。
まあ、みんな考えることは同じなので釣り人は多いだろう。
午前6時半前に到着。釣り人はいるが、思いのほか少ない...。
しかし、車を降りて見るとすぐに理由がわかった。海がかなり荒れている

外向きに釣りをするのが一般的だが、波が強くてみんな内向き(漁港内)。
僕も漁港内でやってみたが、なんか雰囲気的に釣れる気がしない...

15分で見切って別の場所に移動しようとしたとき、入って来た車の運転手に話しかけられた。
その人は各ポイントを見回ってきたが、どこも荒れ、ここが一番穏やかだという...。
”能登島はダメやな...他に行こう。”
そして40km走って外浦へ。
外浦が荒れているときに、能登島や内浦で釣りができるのが石川県のいいところだが、あんまり反対は考えたことがない。
のと里山海道を走っているとき、外海はそれなりに荒れていたので、まあ変わらないだろうな...。
午前8時に到着。
海は荒れてはいないが、ざわついている。それよりも風がかなり強い!!!

海水がかなり汚い。漁港の入り口付近は油がかなり浮いている。
そして、魚の死骸が多い。黒鯛、フクラギ(ブリの幼魚)...などなど良型がたくさん。
水の汚れで死んだ? それとも何かの理由で漁師さんが捨てた??
鳶(トンビ)みたいな大型の鳥の死骸まで浮かんでいる。
とりあえず、エギをシャクってみるもイカの気配もなければ釣れる気もしない。
何より風が強く、一応堤防の先端まで行ってみたが、4号のエギですら流されまくって釣りにならない...

今更、能登島に戻ることはできない。
再度漁港の入り口まで戻り、エギをシャクっていると、マメイカが何杯かついてきた。
”おおっ、イカいるやん。もう今日のところはこいつらでいいわ...”とサイトエギングをしてみると、やる気のあるイカがエギを抱こうとしたものの、僕が我慢できずに合わせてしまったため、スミを吐いて逃げられてしまった...

これが最初で最後のチャンスであったようで、その後はイカの姿は時折見えるものの、やる気のあるイカはいなかった。
午前11時半前まで粘ったが釣れず、”台風前に釣ることができんかったか...”と半ば諦めて漁港を後にした。
帰りの道中、外海を見ると、なんとベタ凪っ!!!

”これはどこかでできるんじゃ...??”
ふと思いついた1つのポイント。
”ここから近いし行ってみるか...”
正午にポイントに到着。
ここは何度か釣りをしたことがあるが、釣ったことはない場所。しかし、以前来たときは漁港内はスミ跡で真っ黒だった。今日は...スミ跡はあるが、少ないっ!! 釣れなくなった??
とりあえず30分シャクるもついてくるイカの姿さえ見えない。
磯歩き...する...??


車で移動して、磯歩きしてポイントに到着。初めての立ち位置。
たった15分の磯歩きでも、足場の悪さと、片手にクーラーボックス持っていると疲れる、疲れる...

しかし、海はベタ凪、風は少しあるが、追い風で全然気にならない

ここは海藻が非常に多く、”春イカ”のポイントでもある。春に来て海藻に引っ掛かりまくって嫌になった

少し沈めただけでも場所によってはすぐに引っ掛かるので、中層を中心に探ってみる。
中層エギングを開始して30分、ロッドにムンッと重みが

ゴミかとも思ったが、しばらく引き寄せると、一度バック噴射で抵抗があった。イカやっ!!

釣りを開始して6時間半後にやっとの一杯。
これはGWに釣った”春イカ”よりも時間がかかったことになる。
サイズは小さめだが、この一杯を捕る苦労から、すぐに絞め、袋に入れてクーラーボックスに放り込んだ。
帰ってからサイズを測ると、胴長13cm。釣った直後はもうちょっとあったのかな?? この時期にすればまあまあだろう。
しかし、このうれしさも束の間、直後にエギを2つ根掛かりでロストした...

しかも1つは以前に紹介した「がまかつ」のエギ「エヴォリッジ」の「限定がま磯カラー」の3号。
前日に買ったばかりで一杯も釣ることなく殉職...

その後、場所を変えつつ探るも反応なく、午後2時に納竿した。
台風前に一杯釣れてよかった...

最初からここに来ていたらもっと楽だったのに...と思いたいが、誰でも最初から正解がわかれば苦労しない。釣りは思い通りにいかないから楽しいのだ。いつも最初から成功していたらすぐに飽きてしまう。
ちなみにですねぇ...このイカ、歩いたんですよ

皆さん、アオリイカが歩くのって見たことありますか?? タコはどんどん歩いて逃げるけど、僕はアオリイカが歩くのは初めて見た。でも、歩くアオリイカがいることは知っている。
アオリイカには「アカイカ型」、「シロイカ型」、「クアイカ型」の3種類いるという話。
その内、通称「レッドモンスター」と呼ばれ、3kgにも4kgにもなる「アカイカ型」は脚力が強く、歩くと「エギ

今回、アオリイカが歩く姿を見た時、”まさかレッドモンスター(の子供)か??


<使用タックル>
ロッド:Super Violence Jerk GC-SVJ72-00 MS SHACRAZY SpecialColor MODEL
リール:SephiaCI4 C3000HGSDH
ライン:PE0.8号
リーダー:フロロ8lb
エギ :餌木邪3.0号 カラー:ピンクヘッドファイヤー
<おまけ>
さてさて、このブログでも度々写真を使わせていただいている「エギ

”おめでとうございます

まあ、あのルックスと性格で結婚できないわけないわ

仕事は続けるそうなので、来年のフィッシングショーでも会えるかな??

(画像は「2017 ジャパンフィッシングショー」より)
Posted by TAKACCHI at 20:18
│アオリイカ