2020年04月05日
クレーンゲームにハマってます!!
久しぶりに更新かと思いきや、アウトドアとは関係ない話...
コロナで台湾行けなくなったけど、最近釣りにはちょこちょこ行っていた。
3月から犀川で解禁になった「サクラマス」。
もうかなり前から始めているのに、真面目にやらないからずっと釣れていない魚...
「アカメ」など遠征しなければ釣れない魚は真面目にやるのに、いつでも釣りに行ける境遇にあると、釣れないことに退屈を感じて贅沢にも釣りに行かなかったが、4月から無職になって時間ができ、再就職が県外になる可能性もあるので急に真面目になったが、今年は温暖化など環境変化の影響もあるのか、史上稀に見るほど釣果報告がないっ!!!

能登島へ「メバル」を釣りに行っても、かなりの反応の薄さ...
チビメバルが2匹掛かったが、1匹は足元の海藻に引っ掛かり、引っ張ったらフックアウトし、2匹目は釣り上げた瞬間にフックアウトして落下...
というわけで何も釣果がないわけで...
日常生活でブログに書きたいことはいろいろあるも、Am〇b〇ブログとかとは違い、アウトドア専用ブログサイトなので、最近は映画レビューなども”おまけ”として記載していた。
仕方なく、今回はアウトドアとは関係なく、最近ハマったクレーンゲームのお話しをするが、今後は映画レビュー同様、釣りブログのおまけとして記載していけたらと思う。
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さて...クレーンゲームとはUFOキャッチャーを代表とする、アームで景品を取りに行く数々のゲーム。
全国各地のゲームセンター(以下ゲーセン)にかなりの種類のゲームがある。
今回の記事は読む人のほとんどは興味ないかもしれないけど、僕は書いていてすごく楽しいのでお許しください
先に言っておくと、始めて3ヶ月ちょいの初心者なので、技術的なことではなく、クレーンゲームってこういうものという基礎的な知識と、ゲームに対する自身の考え方をまとめてみようと思う。
技術的なことを知りたい方は、You tubeにたくさんの達人動画があるのでそちらを参考にしてほしい。
僕も何もわからず始めたけど、かなりたくさんの動画と、ネット記事を読んで知識を深めて今日に至る。
これを読んでクレーンゲームのYou tube動画を観てもらうと、基本的なことはわかると思う。
クレーンゲームの楽しみ方は人それぞれ自由だけど、景品を獲って売ってお金に換える「転売ヤ―」でなければ、そしてお金に余裕がなければ、本当に欲しい景品に絞った方がいい。クレーンゲームを始めた頃は、その面白さと獲れた時の達成感が気持ちよく、景品の魅力よりもゲームを楽しみたい魅力に憑りつかれる。ここに中毒性がある
僕は以前「ハチロク」という40年近く前の車に乗っていたが、先日「ハチロク」のラジコンを見つけた。

これ見たら欲しくなるんだけど、ラジコン持って帰っていつやるの??って考えたらブレーキがかかった。
”獲ったものの、後々どうすればいいかわからない景品には手を出さない方がいい”と思う
とりあえず、最近の僕には自制心が生まれ、暇つぶしにゲーセン行っても、見るだけで帰ってくることも多くなった。軽い中毒なので、少し欲しいものがあったら、目標1日500円以内、MAX1000円までとしている(状況によっては少し超えるが...
)
本当に欲しい景品があった場合は...これからおいおい語っていく。
※現在はコロナの状況もあり、外出や人の多い場所へ行くことは控えるべきなので行かないことが正しいのですが...僕はスーパーで食料品の買い物ついでに同店内で少しだけやったり、平日の人の少ない時間帯や夜閉店近くに行ったりしています。閉店近くだとほぼ人がおらず、自分が物を動かして獲れなくても誰かに続きをされにくいのでお勧めです。遊んだ後は要手指消毒です。店内のアルコールの他、僕は車の中にアルコールのボトル積んでいます。
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昨年12月中旬に初めてクレーンゲームをやって、ハマってしまった...
この3-4ヶ月で結構な数の景品が獲れ、その中から抜粋して紹介。
まず、UFOキャッチャーを始め、クレーンゲームをやったことない人が景品を見ると、いかにも簡単に獲れそうに見える。ギターレッスンの後、ただの紹介目的で店内のゲーセンに先生を連れて行ったら、「こんなん簡単やん!!」ってすぐにやる気になったので止めた...
簡単に獲れるように見せてゲームをさせるのが店の狙い。
やったことない人が獲れるように見えてしまうのは、各機械のアームにそれなりの力がある前提で獲れる風景を想像してしまうから
しかし、いざやってみると、予想に反してアームに力がないことや、アームを景品の位置までずらす難しさ、アームの移動範囲が予想外に狭かったなどで痛手を受ける。それでも最初の一手で思いのほか景品が動くと、いかにもすぐに景品が獲れる錯覚に陥り、しかしいつまでも獲れない”沼”にはまる。
クレーン業界では、いつまでも獲れない状態に陥ることを”沼”という。
これ見たらさあ、絶対アームを当てただけで落ちると思いますよね...
でも実際は簡単じゃないんだよね...
というか、攻略法を知っているかどうか。知っている人は1発で獲ってしまう。

では、これなんかどうだろう? ちょっとバランス崩したら落ちる気がするかな?

では、お菓子の連結部がどうなっているか下から覗いてみよう

わかるかな? 2つの間にCDが挟まれている。
不安定に見えながら、実は安定して乗せられている。
実際このゲームは結構獲られているみたいだし、僕の目の前で獲った人もいるので問題ないが、簡単に見えて獲りにくいようにカラクリが考えられている。
僕も最初気付かず、残った下のお菓子の上にCDが乗せられているのを見て気付いた。
それでは、まずは僕が初めて獲った景品から。
当時アインシュタインの稲田さんが「シャクレルプラネット」を集めていると知って大笑いしたものだが、それを期に「シャクレルプラネット」というものを知り、小さなパンダを獲ってみた。初めての挑戦はちょうど1000円でゲットし、これが高いか安いかはわからなかった。
ギターに乗せたらベストマッチした
その後、別の動物に挑戦したら100円で獲れた


100円で獲れたものは3本アームのUFOキャッチャーだが、パンダは左右から挟む2本アームで、持ち上げて穴まで運ぶというよりは、転がして穴までずらして落とすというもの。
そこからいろいろ勉強して、”確率機”という言葉を知った。
以前からUFOキャッチャーの景品がうまく獲れないのはアームが景品をしっかり掴めていないからだと思い、掴むべくところを掴んだ時に獲れると思っていた。しかし、実際は違っていた。
大きな景品を100円で簡単に獲られては店もたまらない。
アームで持ち上げられた景品は一番上まで持ち上がった時点で下に落ちることが多い。
これは決して掴み方が悪いわけではなく、一番上まで上がった時点でアームの力が抜けている。
つまり、確率でアームの力が強くなるのである。
それぞれの景品には「設定金額」というものがある。
例えば、店が2000円と設定した景品は、1回100円として約20回プレイしないとアームが強くならないようになっている。
なので、You tuberの中には「設定金額」を調べる動画を出している方もいる。
それを踏まえて初めて大きなぬいぐるみに挑戦した。
2000円くらいかな?と予想してやったら、2200円で獲れた
景品を持ち上げて2秒ほど掴み続けていたら、確率来た可能性が高い
...かな?
You tube観てると、たまにあからさまに景品を離すアームがあって、投稿者と一緒になって笑っている自分もいる

つまり、UFOキャッチャーは他の技術が必要なクレーンゲームと違い、きちんと景品を掴む作業を続けてさえいればいつかは獲れる(はず)のゲームである。獲れない場合は、確率が来たにも関わらず、景品をきちんと掴めていない(掴む位置が悪いとパワーがあっても当然落ちる)可能性がある。掴んで落とすを繰り返すとブース内を景品が転がりまくるので、当然アームが十分届かない位置へも転がるため、無駄金を使わず、積極的に店員さんに言って位置を”初期位置(最初の位置のこと)”に戻してもらおう。問題は、広いゲーセンほどそばに店員さんがいないんだな、これが...
UFOキャッチャーの基本は「景品を持ち上げて穴まで運んで落とす」ことだけど、転がすことで獲れることもある。穴は”シールド”と呼ばれるプラスティック? アクリル?板に守られており、シールドが低ければ景品を落としたバウンドやアームで景品を転がすことで落ちる場合もある。シールドの高さで「やるorやらない」を決めてもいいと思う。

実際You tubeを観ると、”確率に頼らない獲り方”というものもある。アームを商品タグや景品の隙間に引っ掛けてアームの力とは関係なく獲る方法やその他方法もあり、僕も少し使い始めて100~300円で獲ったりも出来てきたが、その辺の技術に興味ある方はYou tubeを観てほしい
<獲った景品例>
魔人ブウ 100円
これは家で仕事の資料作りの息抜きに夜中外出して、”どうせ獲れないから300円だけ”とやったら、まさか100円で獲れたという...
ピントがバックに合ってブウがボケてる...

ヨッシー 5日くらいに分けて挑戦して、合計3900円
僕は”マリオ”詳しくないのでほとんど知らないのだが、お世話になっている人が集めていると聞いて、密かに狙ってサプライズでプレゼントしたもの。これは最終的に確率ではなく技で獲った!!

映画版ドラえもん 100円
映画は延期になったが、最近ドラえもんのぬいぐるみがやたら多い!!
後に紹介するスライムクッションが100円で獲れた後にやったら、これも100円で獲れた!!
個人的に数あるドラぐるみの中で、これが一番かわいいと思う

スライムクッション 100円と200円(実は100円で獲れたかも)
これは2本アームだが、あまりにも簡単に獲れたため、在庫処分品ではないかと疑っている。


巨大ウンチマン 3400円と2700円
ワケあって2個持っている。最近異常な流行りのウンチマン。


最初これのどこがいいのかと思っていたが、なかなか愛らしいのである
右横の小さいものがオリジナルの大きさで、これも景品。
小さいウンチマンにはいろいろな色がある。
この金色だけが欲しかったのに、他の色にばかりチャンスが来て、結果5色くらい獲ってしまった
ウンチマン超ビッグコインバンク
これもワケあって2個持っている。100円と300円。
これはシールドが低く、確率ではなく、技術で獲った


豆芝 400円
ギターに乗せると可愛くて...

ローソン「からあげくんの妖精」 3400円くらい??
大ベストセラーのローソン「からあげくん」。
僕が中学1年生からの長い付き合い。辛味の「RED」の大ファン。
パッケージに書いてあるのは鶏ではなく、妖精らしい。
5個入りのからあげだが、1000個(200箱)に1個の割合で妖精が書かれたからあげがある。
僕は2回当たったことがある←どんだけ食べてんねん!!
かなり大きなぬいぐるみだが、実は少し前に小さめのぬいぐるみがあった。
ところが4000円使っても確率来ず、泣く泣くあきらめた...



ちなみにUFOキャッチャーの3本アームには大きく2種類あり、アームの太いものと細いものがある。
細いアームには爪の代わりに滑り止めゴムがついているが、全部についているとは限らない。
<太いアーム>

<細いアーム>

僕はこの細いアームがなんか嫌いで...
まあ、実際細いアームでも獲っているけど、景品を掴んだ時しなるイメージがあって、太いアームはがっちりしていて、太い分ぬいぐるみの隙間にもがっちり入るような気がする。
ところで...確率機の説明をしたけど、例えば3000円設定(100円30回)の景品があったとして、その1回目はどこからカウントされるんだろう?
上でも紹介したように、僕が100円で獲れた景品の設定は100円なの? 答えはノー
実は景品が落ちる穴にはセンサーがあって”景品が穴に落ちた時に確率がリセットされる”のだ。ゲーセンによっては自分がゲームをしているときに突然ゲーセン中に響き渡る歓声音に驚かされるが、これはどこかの台で誰かが景品を獲ったという合図。無音で穴に落ちる方が多いと思うが、確実にセンサーは働いている。よって、景品の設定金額を検証したい場合は、まず最初の1個を獲ってしまい、2個目から検証開始となる。
僕が100円で獲れたりしているのは、2000円(100円20回)設定の景品でも、その前に誰かが1900円分やっていれば近いうちに当たりが来る確率が高い。設定は店によると思うが、日をまたいでもそのまま引き継がれているかもしれない。
噂でしかわからないが(裏事情を知りたければバイトでも店員になろう)、設定にもいろいろあって、例えば3000円設定の景品が1000円で獲られれば、次は5000円(2回平均で3000円)使わなければ確率来なかったり、他の台と連動している場合もあるという。完全に確率が確定している(例えば必ず15回でアームが強くなる)場合もある。
”確率機”とは基本的に3本アームのUFOキャッチャーと考えられる場合が多いが、どのようなクレーンゲームであれ、一定以上のお金を注ぎ込めば何かしらの”サービス発動”となるようだ。
また、ぬいぐるみなど大きな景品の下にはゴムボールが敷きつめられていることが多い。
これは景品を衝撃から保護したり、アームが景品を掴みやすくするためのものであるが、誤ってボールを掴んで穴に落としてしまうと、まず間違いなく確率はリセットされてしまう...
近所のゲーセンにはボールを獲ってしまったら1回無料とあるが、それで獲るのは難しいだろうね...

小さい景品には、おはじきやプラ石が敷きつめてあるが、おそらくそれも獲ったらヤバイだろうね。

少しだけ他のゲームも紹介するが...。
ルンバもどき 500円


これはお菓子でよくあるゴムで景品を吊るしてあるタイプだが、攻略がわからないと獲るのは難しい。
定石となる狙いどころはあって、景品を持ち上げるというより、ゴムを持ち上げる。
クレーンゲームは攻略を知ると、”こんなとこ持ち上げるのか!!
”と驚くことが多い。
スライムのセンサーライト 3回くらいに分けて合計2000円
ドラクエモンスターのブランケット 300円
これは針で発砲スチロールの球を突き刺すゲーム。

基本的に球の真上を捉えないといけないので、球の位置に合わせるのが難しい。
画像は球が密集しているが、センサーライトの時は1個だけの球を突かなければならず、位置感覚を掴むのに1900円かかった
これはYou tubeにも動画がほとんどなく、珍しく成功例の動画も見つからなかった。



僕はそれなりにクレーンゲームをやってきたが、実は技術で獲れるゲームはまだこれから。
どれだけお金を注ぎ込んでも、攻略方法がわからなければ”沼る”ゲームがある。
やらなくてもいいのだが、攻略できれば楽しさが広がるゲームが2つ。
1つ目は”橋渡し”。


フィギュア系が非常に多いが、2本の棒の上に乗った景品を隙間から落とすというもの。
基本は箱を縦にして落とす”縦ハメ”と横にして落とす”横ハメ”がある。
また、”橋渡し”に限らず、クレーンゲームの重要技術の1つに”押し”というものがある。
これはアームの片方で景品を押すというもので、穴に押し込む以外に、箱の角を押すとクルッと景品が浮いて回ったりする。
”橋渡し”が攻略できればクレーンゲーム中級者以上というイメージがある。
達人は200~300円で獲ってしまうが、攻略方法がわからなければ”超沼る”ゲーム。
達人は箱がどの方向になっても攻めるポイントがわかり、初期位置に戻すべく形もわかっている。
それがわからない素人は”沼る”。
棒にも滑り止めのビニールが巻いてあるが、場所によってはない所もあるようだ。
坂を滑らせて景品を獲るゲームでも、坂にはしっかり滑り止め加工がされている。

2つ目は”反動台”。

これは僕が”沼った”クレーンゲーム。
アームに景品を完全に持ち上げるまでの力はなく、中途半端に持ち上げて落ちた反動で景品をずらし、穴に落とすゲーム。
画像を見るからにすぐにでも落ちそうだが、これが難しい。
イヤらしいのは最初の一手がかなり動く。その後、景品の一進一退が繰り返される
人のゲームをガン見はしないが、You tube以外で景品をゲットしているシーンはまだ見たことがない。
後で書くが、1個だけ僕は店員のアシストで獲ってはいる。
ちなみに”反動台”に限ったことではないが、特に”反動台”においては爪の形状に左右差がある。

左側が下を向いている。こちらの爪は添える程度で引っ掛からない。
全体像を見てもらえばわかるが、”反動台”の場合、景品を穴に押す側(この場合は右側)の爪は下を向いている。よって右側の爪に景品を持ち上げるパワーは期待できない。また、クレーンゲームの多くにおいて、アームのパワーにも左右差がある。
”店員アシスト”について。
大金はたいても獲れない、でもどうしても欲しい!!って時は恥ずかしがらずに店員さんに相談しよう
店員さんもお客さんには楽しんで獲ってほしいと思っているので、相談すればいろいろ力になってくれる。
機械の設定を行っているのは当然店員さん。そして、ゲーセンに行くと営業中に店員さんがテストプレイしている風景をよく見る。”営業時間外にやってくれよ”と思わなくもないが、店員さんが自分でやって、アームのパワーや景品の置く位置を決めている。代わりにはやってくれないが、景品を獲りやすいようにアドバイスしてくれたり、景品を獲りやすい位置へ移動させてくれたりする。
僕がやってもらったアシストは、始める前からいろいろ質問してから始めたら、何も言わないのに定期的にやってきて、勝手にブース開けて景品を獲りやすいように何度も置き直してくれた。獲れたらしっかりお礼です!!
また、”反動台”でしてもらったアシストは、ずっと僕が獲れないのを見て、「ちょっと物を動かしますね」と言って、あと一手で獲れるようにしてくれた
最近、場所によってはこの最終一手のアシストをしてくれるところが多いとのこと。
先に、”確率機”において確率に頼らない獲り方がいろいろあると書いたが、店員さんは事前にほとんどの方法を試しており、穴的に思える方法も実はわかっているようだ。
You tubeを観ていると、”出禁(出入り禁止)”覚悟の技術がいろいろ紹介されているが、これはえげつない方法が多いので、出来てもやらない方がいいだろう。You tuberは店と仲がいい場合が多いので、了解の上で許されているものと思われる。
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クレーンゲームをすると、どうしても損得勘定が生まれる。
3000円はかかると思われたものが300円で獲れると得した気分になる。
逆に5000円かかれば損した気分になる。
いくら注ぎ込んでも獲れなければ腹が立ってくるし、”ホントに獲れるのか!!
”と店員さんに詰め寄る客も多いと聞く。店員さんの一番大変なところはクレーム対処だが、それは店員さん同士の連携で対応されている。しかし、まずわきまえるべきことは、料金は景品代ではなく、ゲームの利用料だということ。
本来ゲーセンのプライズ景品は非売品だが、実際は転売品としてもネットで購入できる。
その景品が確実に欲しいなら購入する方がはるかに楽。それをゲームで獲った達成感が欲しい人がゲームをする。細かいことを言うと、アームの設定ミスや景品の重心移動(箱内の物ずれ)などによって物理的に獲れないものもあるので、獲れなくても文句を言わないことが前提かな?(明らかな詐欺は別として)
また、風営法については詳しくないが、そもそも景品の原価はかなり安いらしい。ゲーム機など高額景品を扱えるのはゲーセンの広さにも関係しているようだ。つまり、例え1000円で超デカいぬいぐるみが獲れても原価はもっと安い(一般的に原価は800円以下とされている)。しかし、ゲーセンにも利益があってもらわないと困るので、原価を相手に損得を考えるのは間違っているだろう。1つの大きなぬいぐるみを獲るのに3000円かかっても、一般的にぬいぐるみってかなり高いので市場価格と照らし合わせれば得している場合が多い。損得が気になるなら、市場価格をあらかじめ調べた上で、費やす金額を決めるといいだろう。
目的の景品が他の人に獲れているかどうか確かめるのは簡単。
たいていのブース内の壁面には在庫が置いてある。
ゲームをする前に店員さんに言って目的の景品と交換してもらうことも当然できるが、ある一定期間でこの在庫がどんどんなくなっているものは獲れていると判断すればいい。

画像の手前は在庫が大分減っているが向こう側は多い。新しく入荷したものでなければ向こう側のぬいぐるみは獲れていない(もしくは在庫補充された)。
上記の僕が”反動台”で最終一手のアシストをしてもらったゲームの在庫は、何ヶ月も残っている。
おそらく、だ~~れも獲れていない。設定変えろよ...
ちなみに僕はほとんどお菓子のゲームをやらない。お菓子に関しては買った方が安いという損得勘定がどうしても生まれる。積み上げられたお菓子を雪崩のように崩して快感を味わうこともできるが、大量のお菓子なんていらないし、意外に得もしていない。パッと見た目、獲れやすそうなものに100~200円やってみる程度。ただ、”サービス台”では時々やっている。”サービス台”とは、店が在庫処分したいものや賞味期限が近づいた食べ物などに対してアームの力を強くしたりと、景品を獲りやすく設定された台のこと。店も在庫を抱えても仕方がないのだ。画像の”うまい棒30本”は200円で獲れた

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人により許せる金額の範囲は様々だと思うが、僕は何故か4000円で急ブレーキがかかる。
これまで4000円まで使ったのはたぶん4回...かな?
その中で獲れなかったのは2回。その内1回は上記した”からあげくんの妖精”。2回目も上記の”ウンチマン超ビッグコインバンク”なのだが、別の店のクレーンゲームで1回200円の機械に泣かされた
大きなぬいぐるみでも運よく数百円で獲れる場合もあり、日を分けてちょこちょこしてもいいが、どうしても欲しいものなら一気にやった方がいいのでは?と思う。大きなゲーセンほど在庫の変動が激しく、昨日あったものが今日なくなっているなんて日常茶飯事。上記の”巨大ウンチマン”のなくなり方といったら凄かった!!
また、500円で6回(100円台)、500円で3回(200円台)の設定台もある。6回できる中で3回で景品が獲れても残り3回分のお金は返ってこない。しかし、その3回分を店員さんに言って他の台へ移動させることはできる(できないゲーセンもあるので注意が必要)。台を考える時間もくれるが、先に台を考えておくとスムーズ。回数分を他の台へ移動することを”クレジットの移動”と言ったりする。500円投入する場合は500円玉でなくても100円を5枚連続投入すれば回数は+1と自動で認識される。
長くなったけど、これがクレーンゲームの基礎知識かな?
先にも書いたように、これを読んでからクレーンゲームの動画を観ると話の内容はたいていわかると思う。
店員さんも元々はクレーンゲーマーの人が多いが、裏事情を知るとしなくなる人が多いという話もある。
きっと、如何に損しているのかを実感できるのかもしれないね...
ゲーセンにとっては所詮カモであれ、やってみたら面白いよ!!
再度繰り返しますが...
※現在はコロナの状況もあり、外出や人の多い場所へ行くことは控えるべきなので行かないことが正しいのですが...僕はスーパーで食料品の買い物ついでに同店内で少しだけやったり、平日の人の少ない時間帯や夜閉店近くに行ったりしています。閉店近くだとほぼ人がおらず、自分が物を動かして獲れなくても誰かに続きをされにくいのでお勧めです。遊んだ後は要手指消毒です。店内のアルコールの他、僕は車の中にアルコールのボトル積んでいます。
<4月6日 追記>
本日をもってクレーンゲームはしばらく休止いたします。
詳細は4月6日更新のブログに記載いたします。

コロナで台湾行けなくなったけど、最近釣りにはちょこちょこ行っていた。
3月から犀川で解禁になった「サクラマス」。
もうかなり前から始めているのに、真面目にやらないからずっと釣れていない魚...

「アカメ」など遠征しなければ釣れない魚は真面目にやるのに、いつでも釣りに行ける境遇にあると、釣れないことに退屈を感じて贅沢にも釣りに行かなかったが、4月から無職になって時間ができ、再就職が県外になる可能性もあるので急に真面目になったが、今年は温暖化など環境変化の影響もあるのか、史上稀に見るほど釣果報告がないっ!!!


能登島へ「メバル」を釣りに行っても、かなりの反応の薄さ...

チビメバルが2匹掛かったが、1匹は足元の海藻に引っ掛かり、引っ張ったらフックアウトし、2匹目は釣り上げた瞬間にフックアウトして落下...

というわけで何も釣果がないわけで...

日常生活でブログに書きたいことはいろいろあるも、Am〇b〇ブログとかとは違い、アウトドア専用ブログサイトなので、最近は映画レビューなども”おまけ”として記載していた。
仕方なく、今回はアウトドアとは関係なく、最近ハマったクレーンゲームのお話しをするが、今後は映画レビュー同様、釣りブログのおまけとして記載していけたらと思う。
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さて...クレーンゲームとはUFOキャッチャーを代表とする、アームで景品を取りに行く数々のゲーム。
全国各地のゲームセンター(以下ゲーセン)にかなりの種類のゲームがある。
今回の記事は読む人のほとんどは興味ないかもしれないけど、僕は書いていてすごく楽しいのでお許しください

先に言っておくと、始めて3ヶ月ちょいの初心者なので、技術的なことではなく、クレーンゲームってこういうものという基礎的な知識と、ゲームに対する自身の考え方をまとめてみようと思う。
技術的なことを知りたい方は、You tubeにたくさんの達人動画があるのでそちらを参考にしてほしい。
僕も何もわからず始めたけど、かなりたくさんの動画と、ネット記事を読んで知識を深めて今日に至る。
これを読んでクレーンゲームのYou tube動画を観てもらうと、基本的なことはわかると思う。
クレーンゲームの楽しみ方は人それぞれ自由だけど、景品を獲って売ってお金に換える「転売ヤ―」でなければ、そしてお金に余裕がなければ、本当に欲しい景品に絞った方がいい。クレーンゲームを始めた頃は、その面白さと獲れた時の達成感が気持ちよく、景品の魅力よりもゲームを楽しみたい魅力に憑りつかれる。ここに中毒性がある

僕は以前「ハチロク」という40年近く前の車に乗っていたが、先日「ハチロク」のラジコンを見つけた。
これ見たら欲しくなるんだけど、ラジコン持って帰っていつやるの??って考えたらブレーキがかかった。
”獲ったものの、後々どうすればいいかわからない景品には手を出さない方がいい”と思う

とりあえず、最近の僕には自制心が生まれ、暇つぶしにゲーセン行っても、見るだけで帰ってくることも多くなった。軽い中毒なので、少し欲しいものがあったら、目標1日500円以内、MAX1000円までとしている(状況によっては少し超えるが...

本当に欲しい景品があった場合は...これからおいおい語っていく。
※現在はコロナの状況もあり、外出や人の多い場所へ行くことは控えるべきなので行かないことが正しいのですが...僕はスーパーで食料品の買い物ついでに同店内で少しだけやったり、平日の人の少ない時間帯や夜閉店近くに行ったりしています。閉店近くだとほぼ人がおらず、自分が物を動かして獲れなくても誰かに続きをされにくいのでお勧めです。遊んだ後は要手指消毒です。店内のアルコールの他、僕は車の中にアルコールのボトル積んでいます。
・
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昨年12月中旬に初めてクレーンゲームをやって、ハマってしまった...

この3-4ヶ月で結構な数の景品が獲れ、その中から抜粋して紹介。
まず、UFOキャッチャーを始め、クレーンゲームをやったことない人が景品を見ると、いかにも簡単に獲れそうに見える。ギターレッスンの後、ただの紹介目的で店内のゲーセンに先生を連れて行ったら、「こんなん簡単やん!!」ってすぐにやる気になったので止めた...

簡単に獲れるように見せてゲームをさせるのが店の狙い。
やったことない人が獲れるように見えてしまうのは、各機械のアームにそれなりの力がある前提で獲れる風景を想像してしまうから

しかし、いざやってみると、予想に反してアームに力がないことや、アームを景品の位置までずらす難しさ、アームの移動範囲が予想外に狭かったなどで痛手を受ける。それでも最初の一手で思いのほか景品が動くと、いかにもすぐに景品が獲れる錯覚に陥り、しかしいつまでも獲れない”沼”にはまる。
クレーン業界では、いつまでも獲れない状態に陥ることを”沼”という。
これ見たらさあ、絶対アームを当てただけで落ちると思いますよね...

でも実際は簡単じゃないんだよね...

というか、攻略法を知っているかどうか。知っている人は1発で獲ってしまう。
では、これなんかどうだろう? ちょっとバランス崩したら落ちる気がするかな?
では、お菓子の連結部がどうなっているか下から覗いてみよう

わかるかな? 2つの間にCDが挟まれている。
不安定に見えながら、実は安定して乗せられている。
実際このゲームは結構獲られているみたいだし、僕の目の前で獲った人もいるので問題ないが、簡単に見えて獲りにくいようにカラクリが考えられている。
僕も最初気付かず、残った下のお菓子の上にCDが乗せられているのを見て気付いた。
それでは、まずは僕が初めて獲った景品から。
当時アインシュタインの稲田さんが「シャクレルプラネット」を集めていると知って大笑いしたものだが、それを期に「シャクレルプラネット」というものを知り、小さなパンダを獲ってみた。初めての挑戦はちょうど1000円でゲットし、これが高いか安いかはわからなかった。
ギターに乗せたらベストマッチした

その後、別の動物に挑戦したら100円で獲れた

100円で獲れたものは3本アームのUFOキャッチャーだが、パンダは左右から挟む2本アームで、持ち上げて穴まで運ぶというよりは、転がして穴までずらして落とすというもの。
そこからいろいろ勉強して、”確率機”という言葉を知った。
以前からUFOキャッチャーの景品がうまく獲れないのはアームが景品をしっかり掴めていないからだと思い、掴むべくところを掴んだ時に獲れると思っていた。しかし、実際は違っていた。
大きな景品を100円で簡単に獲られては店もたまらない。
アームで持ち上げられた景品は一番上まで持ち上がった時点で下に落ちることが多い。
これは決して掴み方が悪いわけではなく、一番上まで上がった時点でアームの力が抜けている。
つまり、確率でアームの力が強くなるのである。
それぞれの景品には「設定金額」というものがある。
例えば、店が2000円と設定した景品は、1回100円として約20回プレイしないとアームが強くならないようになっている。
なので、You tuberの中には「設定金額」を調べる動画を出している方もいる。
それを踏まえて初めて大きなぬいぐるみに挑戦した。
2000円くらいかな?と予想してやったら、2200円で獲れた

景品を持ち上げて2秒ほど掴み続けていたら、確率来た可能性が高い


You tube観てると、たまにあからさまに景品を離すアームがあって、投稿者と一緒になって笑っている自分もいる

つまり、UFOキャッチャーは他の技術が必要なクレーンゲームと違い、きちんと景品を掴む作業を続けてさえいればいつかは獲れる(はず)のゲームである。獲れない場合は、確率が来たにも関わらず、景品をきちんと掴めていない(掴む位置が悪いとパワーがあっても当然落ちる)可能性がある。掴んで落とすを繰り返すとブース内を景品が転がりまくるので、当然アームが十分届かない位置へも転がるため、無駄金を使わず、積極的に店員さんに言って位置を”初期位置(最初の位置のこと)”に戻してもらおう。問題は、広いゲーセンほどそばに店員さんがいないんだな、これが...

UFOキャッチャーの基本は「景品を持ち上げて穴まで運んで落とす」ことだけど、転がすことで獲れることもある。穴は”シールド”と呼ばれるプラスティック? アクリル?板に守られており、シールドが低ければ景品を落としたバウンドやアームで景品を転がすことで落ちる場合もある。シールドの高さで「やるorやらない」を決めてもいいと思う。
実際You tubeを観ると、”確率に頼らない獲り方”というものもある。アームを商品タグや景品の隙間に引っ掛けてアームの力とは関係なく獲る方法やその他方法もあり、僕も少し使い始めて100~300円で獲ったりも出来てきたが、その辺の技術に興味ある方はYou tubeを観てほしい

<獲った景品例>
魔人ブウ 100円

これは家で仕事の資料作りの息抜きに夜中外出して、”どうせ獲れないから300円だけ”とやったら、まさか100円で獲れたという...


ヨッシー 5日くらいに分けて挑戦して、合計3900円
僕は”マリオ”詳しくないのでほとんど知らないのだが、お世話になっている人が集めていると聞いて、密かに狙ってサプライズでプレゼントしたもの。これは最終的に確率ではなく技で獲った!!

映画版ドラえもん 100円

映画は延期になったが、最近ドラえもんのぬいぐるみがやたら多い!!

後に紹介するスライムクッションが100円で獲れた後にやったら、これも100円で獲れた!!

個人的に数あるドラぐるみの中で、これが一番かわいいと思う

スライムクッション 100円と200円(実は100円で獲れたかも)
これは2本アームだが、あまりにも簡単に獲れたため、在庫処分品ではないかと疑っている。
巨大ウンチマン 3400円と2700円
ワケあって2個持っている。最近異常な流行りのウンチマン。
最初これのどこがいいのかと思っていたが、なかなか愛らしいのである

右横の小さいものがオリジナルの大きさで、これも景品。
小さいウンチマンにはいろいろな色がある。
この金色だけが欲しかったのに、他の色にばかりチャンスが来て、結果5色くらい獲ってしまった

ウンチマン超ビッグコインバンク
これもワケあって2個持っている。100円と300円。
これはシールドが低く、確率ではなく、技術で獲った

豆芝 400円
ギターに乗せると可愛くて...

ローソン「からあげくんの妖精」 3400円くらい??
大ベストセラーのローソン「からあげくん」。
僕が中学1年生からの長い付き合い。辛味の「RED」の大ファン。
パッケージに書いてあるのは鶏ではなく、妖精らしい。
5個入りのからあげだが、1000個(200箱)に1個の割合で妖精が書かれたからあげがある。
僕は2回当たったことがある←どんだけ食べてんねん!!

かなり大きなぬいぐるみだが、実は少し前に小さめのぬいぐるみがあった。
ところが4000円使っても確率来ず、泣く泣くあきらめた...

ちなみにUFOキャッチャーの3本アームには大きく2種類あり、アームの太いものと細いものがある。
細いアームには爪の代わりに滑り止めゴムがついているが、全部についているとは限らない。
<太いアーム>
<細いアーム>
僕はこの細いアームがなんか嫌いで...

まあ、実際細いアームでも獲っているけど、景品を掴んだ時しなるイメージがあって、太いアームはがっちりしていて、太い分ぬいぐるみの隙間にもがっちり入るような気がする。
ところで...確率機の説明をしたけど、例えば3000円設定(100円30回)の景品があったとして、その1回目はどこからカウントされるんだろう?
上でも紹介したように、僕が100円で獲れた景品の設定は100円なの? 答えはノー

実は景品が落ちる穴にはセンサーがあって”景品が穴に落ちた時に確率がリセットされる”のだ。ゲーセンによっては自分がゲームをしているときに突然ゲーセン中に響き渡る歓声音に驚かされるが、これはどこかの台で誰かが景品を獲ったという合図。無音で穴に落ちる方が多いと思うが、確実にセンサーは働いている。よって、景品の設定金額を検証したい場合は、まず最初の1個を獲ってしまい、2個目から検証開始となる。
僕が100円で獲れたりしているのは、2000円(100円20回)設定の景品でも、その前に誰かが1900円分やっていれば近いうちに当たりが来る確率が高い。設定は店によると思うが、日をまたいでもそのまま引き継がれているかもしれない。
噂でしかわからないが(裏事情を知りたければバイトでも店員になろう)、設定にもいろいろあって、例えば3000円設定の景品が1000円で獲られれば、次は5000円(2回平均で3000円)使わなければ確率来なかったり、他の台と連動している場合もあるという。完全に確率が確定している(例えば必ず15回でアームが強くなる)場合もある。
”確率機”とは基本的に3本アームのUFOキャッチャーと考えられる場合が多いが、どのようなクレーンゲームであれ、一定以上のお金を注ぎ込めば何かしらの”サービス発動”となるようだ。
また、ぬいぐるみなど大きな景品の下にはゴムボールが敷きつめられていることが多い。
これは景品を衝撃から保護したり、アームが景品を掴みやすくするためのものであるが、誤ってボールを掴んで穴に落としてしまうと、まず間違いなく確率はリセットされてしまう...

近所のゲーセンにはボールを獲ってしまったら1回無料とあるが、それで獲るのは難しいだろうね...

小さい景品には、おはじきやプラ石が敷きつめてあるが、おそらくそれも獲ったらヤバイだろうね。
少しだけ他のゲームも紹介するが...。
ルンバもどき 500円
これはお菓子でよくあるゴムで景品を吊るしてあるタイプだが、攻略がわからないと獲るのは難しい。
定石となる狙いどころはあって、景品を持ち上げるというより、ゴムを持ち上げる。
クレーンゲームは攻略を知ると、”こんなとこ持ち上げるのか!!

スライムのセンサーライト 3回くらいに分けて合計2000円
ドラクエモンスターのブランケット 300円
これは針で発砲スチロールの球を突き刺すゲーム。
基本的に球の真上を捉えないといけないので、球の位置に合わせるのが難しい。
画像は球が密集しているが、センサーライトの時は1個だけの球を突かなければならず、位置感覚を掴むのに1900円かかった

これはYou tubeにも動画がほとんどなく、珍しく成功例の動画も見つからなかった。
僕はそれなりにクレーンゲームをやってきたが、実は技術で獲れるゲームはまだこれから。
どれだけお金を注ぎ込んでも、攻略方法がわからなければ”沼る”ゲームがある。
やらなくてもいいのだが、攻略できれば楽しさが広がるゲームが2つ。
1つ目は”橋渡し”。
フィギュア系が非常に多いが、2本の棒の上に乗った景品を隙間から落とすというもの。
基本は箱を縦にして落とす”縦ハメ”と横にして落とす”横ハメ”がある。
また、”橋渡し”に限らず、クレーンゲームの重要技術の1つに”押し”というものがある。
これはアームの片方で景品を押すというもので、穴に押し込む以外に、箱の角を押すとクルッと景品が浮いて回ったりする。
”橋渡し”が攻略できればクレーンゲーム中級者以上というイメージがある。
達人は200~300円で獲ってしまうが、攻略方法がわからなければ”超沼る”ゲーム。
達人は箱がどの方向になっても攻めるポイントがわかり、初期位置に戻すべく形もわかっている。
それがわからない素人は”沼る”。
棒にも滑り止めのビニールが巻いてあるが、場所によってはない所もあるようだ。
坂を滑らせて景品を獲るゲームでも、坂にはしっかり滑り止め加工がされている。
2つ目は”反動台”。
これは僕が”沼った”クレーンゲーム。
アームに景品を完全に持ち上げるまでの力はなく、中途半端に持ち上げて落ちた反動で景品をずらし、穴に落とすゲーム。
画像を見るからにすぐにでも落ちそうだが、これが難しい。
イヤらしいのは最初の一手がかなり動く。その後、景品の一進一退が繰り返される

人のゲームをガン見はしないが、You tube以外で景品をゲットしているシーンはまだ見たことがない。
後で書くが、1個だけ僕は店員のアシストで獲ってはいる。
ちなみに”反動台”に限ったことではないが、特に”反動台”においては爪の形状に左右差がある。
左側が下を向いている。こちらの爪は添える程度で引っ掛からない。
全体像を見てもらえばわかるが、”反動台”の場合、景品を穴に押す側(この場合は右側)の爪は下を向いている。よって右側の爪に景品を持ち上げるパワーは期待できない。また、クレーンゲームの多くにおいて、アームのパワーにも左右差がある。
”店員アシスト”について。
大金はたいても獲れない、でもどうしても欲しい!!って時は恥ずかしがらずに店員さんに相談しよう

店員さんもお客さんには楽しんで獲ってほしいと思っているので、相談すればいろいろ力になってくれる。
機械の設定を行っているのは当然店員さん。そして、ゲーセンに行くと営業中に店員さんがテストプレイしている風景をよく見る。”営業時間外にやってくれよ”と思わなくもないが、店員さんが自分でやって、アームのパワーや景品の置く位置を決めている。代わりにはやってくれないが、景品を獲りやすいようにアドバイスしてくれたり、景品を獲りやすい位置へ移動させてくれたりする。
僕がやってもらったアシストは、始める前からいろいろ質問してから始めたら、何も言わないのに定期的にやってきて、勝手にブース開けて景品を獲りやすいように何度も置き直してくれた。獲れたらしっかりお礼です!!


先に、”確率機”において確率に頼らない獲り方がいろいろあると書いたが、店員さんは事前にほとんどの方法を試しており、穴的に思える方法も実はわかっているようだ。
You tubeを観ていると、”出禁(出入り禁止)”覚悟の技術がいろいろ紹介されているが、これはえげつない方法が多いので、出来てもやらない方がいいだろう。You tuberは店と仲がいい場合が多いので、了解の上で許されているものと思われる。
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クレーンゲームをすると、どうしても損得勘定が生まれる。
3000円はかかると思われたものが300円で獲れると得した気分になる。
逆に5000円かかれば損した気分になる。
いくら注ぎ込んでも獲れなければ腹が立ってくるし、”ホントに獲れるのか!!

本来ゲーセンのプライズ景品は非売品だが、実際は転売品としてもネットで購入できる。
その景品が確実に欲しいなら購入する方がはるかに楽。それをゲームで獲った達成感が欲しい人がゲームをする。細かいことを言うと、アームの設定ミスや景品の重心移動(箱内の物ずれ)などによって物理的に獲れないものもあるので、獲れなくても文句を言わないことが前提かな?(明らかな詐欺は別として)
また、風営法については詳しくないが、そもそも景品の原価はかなり安いらしい。ゲーム機など高額景品を扱えるのはゲーセンの広さにも関係しているようだ。つまり、例え1000円で超デカいぬいぐるみが獲れても原価はもっと安い(一般的に原価は800円以下とされている)。しかし、ゲーセンにも利益があってもらわないと困るので、原価を相手に損得を考えるのは間違っているだろう。1つの大きなぬいぐるみを獲るのに3000円かかっても、一般的にぬいぐるみってかなり高いので市場価格と照らし合わせれば得している場合が多い。損得が気になるなら、市場価格をあらかじめ調べた上で、費やす金額を決めるといいだろう。
目的の景品が他の人に獲れているかどうか確かめるのは簡単。
たいていのブース内の壁面には在庫が置いてある。
ゲームをする前に店員さんに言って目的の景品と交換してもらうことも当然できるが、ある一定期間でこの在庫がどんどんなくなっているものは獲れていると判断すればいい。
画像の手前は在庫が大分減っているが向こう側は多い。新しく入荷したものでなければ向こう側のぬいぐるみは獲れていない(もしくは在庫補充された)。
上記の僕が”反動台”で最終一手のアシストをしてもらったゲームの在庫は、何ヶ月も残っている。
おそらく、だ~~れも獲れていない。設定変えろよ...

ちなみに僕はほとんどお菓子のゲームをやらない。お菓子に関しては買った方が安いという損得勘定がどうしても生まれる。積み上げられたお菓子を雪崩のように崩して快感を味わうこともできるが、大量のお菓子なんていらないし、意外に得もしていない。パッと見た目、獲れやすそうなものに100~200円やってみる程度。ただ、”サービス台”では時々やっている。”サービス台”とは、店が在庫処分したいものや賞味期限が近づいた食べ物などに対してアームの力を強くしたりと、景品を獲りやすく設定された台のこと。店も在庫を抱えても仕方がないのだ。画像の”うまい棒30本”は200円で獲れた

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人により許せる金額の範囲は様々だと思うが、僕は何故か4000円で急ブレーキがかかる。
これまで4000円まで使ったのはたぶん4回...かな?
その中で獲れなかったのは2回。その内1回は上記した”からあげくんの妖精”。2回目も上記の”ウンチマン超ビッグコインバンク”なのだが、別の店のクレーンゲームで1回200円の機械に泣かされた

大きなぬいぐるみでも運よく数百円で獲れる場合もあり、日を分けてちょこちょこしてもいいが、どうしても欲しいものなら一気にやった方がいいのでは?と思う。大きなゲーセンほど在庫の変動が激しく、昨日あったものが今日なくなっているなんて日常茶飯事。上記の”巨大ウンチマン”のなくなり方といったら凄かった!!

また、500円で6回(100円台)、500円で3回(200円台)の設定台もある。6回できる中で3回で景品が獲れても残り3回分のお金は返ってこない。しかし、その3回分を店員さんに言って他の台へ移動させることはできる(できないゲーセンもあるので注意が必要)。台を考える時間もくれるが、先に台を考えておくとスムーズ。回数分を他の台へ移動することを”クレジットの移動”と言ったりする。500円投入する場合は500円玉でなくても100円を5枚連続投入すれば回数は+1と自動で認識される。
長くなったけど、これがクレーンゲームの基礎知識かな?
先にも書いたように、これを読んでからクレーンゲームの動画を観ると話の内容はたいていわかると思う。
店員さんも元々はクレーンゲーマーの人が多いが、裏事情を知るとしなくなる人が多いという話もある。
きっと、如何に損しているのかを実感できるのかもしれないね...

ゲーセンにとっては所詮カモであれ、やってみたら面白いよ!!

再度繰り返しますが...
※現在はコロナの状況もあり、外出や人の多い場所へ行くことは控えるべきなので行かないことが正しいのですが...僕はスーパーで食料品の買い物ついでに同店内で少しだけやったり、平日の人の少ない時間帯や夜閉店近くに行ったりしています。閉店近くだとほぼ人がおらず、自分が物を動かして獲れなくても誰かに続きをされにくいのでお勧めです。遊んだ後は要手指消毒です。店内のアルコールの他、僕は車の中にアルコールのボトル積んでいます。
<4月6日 追記>
本日をもってクレーンゲームはしばらく休止いたします。
詳細は4月6日更新のブログに記載いたします。