2022年06月23日
梅雨だ!テナガの季節だ!!
6月12日
テナガエビ...手軽に出来る釣りものとして有名だが、僕はまだやったことがなかった。
琵琶湖につながる河川の岩場でたくさん見たことはあるものの、石川県では身近に聞いたことがなかったので挑戦はしなかったが、どうやら釣れるらしい。
今は京都に住んでいるが近隣の河川にいるという情報を得たことと、テナガエビのシーズンは5月~9月あたりで、特に梅雨時期が最盛期だという。
テナガエビは岩場やテトラなど身を隠せるストラクチャーがある場所にいる。
いつもシーバスを狙っている場所には護岸に沿ってテトラが多数入っており、もしかしたらいるのでは?と思い、真昼間であったが確認しに行った
テナガエビは夜行性で基本的に昼は岩場の下などに身を潜めているようだが、姿が1匹でも見えればたくさんいるはずである。
知識がほとんどない僕は、当初テナガエビは淡水エビで汽水にはいないのでは?と思っていた。
僕が見に行った場所は中流の中でも下流寄りなのでいるのか?と思っていたが、すぐに1匹発見
実際は稚エビの頃は海にいて成長とともにどんどん川を上り、汽水~淡水に住み着くという。
試しに1つ専用仕掛けを買っていき、虫エサがないのでワームで探るも反応なし。
最近、仲良くなれた釣具屋の店員さんに話を聞いてみると、夜そこに行くとウジャウジャいるとのこと
店員さんは食パンで釣っているらしいので、次回は夜に挑戦してみることにした
6月17日
仕事から帰って来てさっさと行けばよいものを夜釣りが大嫌い
な僕は迷いながら家でダラダラ過ごし、”やっぱり今日行くのはやめた!!
”と決心したものの、結局午後9時頃に家を出た...
ポイントに着くと、当たり前だけど真っ暗...
大きな橋の下にテトラが入っており、橋の下は暗いが周りは常夜灯で明るく
、橋の下なら大雨でもハゼやシーバスを狙えるという優れ場所
ライトを照らしながらテトラの間を見ると、テナガエビが歩いている!!
しかし、他に休んでいるハゼもいて、比較的大きいのでハゼから狙いたくなった...
大きいハゼは頭がいいのか、パンを落としても微妙に避けていくだけで喰うには至らない。
しかし、小さいハゼは何度か口に入れて吐き出すを繰り返す。パンは嫌い??
軽く合わせると引っ掛かりはするもののフッキングには至らない。
まあ、無理に今ハゼを釣る必要はないので、いよいよターゲットをテナガエビに!!
ちなみに食パンは指で練り練りしてつけるとかなりエサ持ちがいい
テナガエビの前にパンをふんわり落とすと、疑うこともなく積極的に近づいて口元に運んでいく。
急ぎ足で歩いていても、うまく目の前に落とせればエサに寄ってくる。
フッキングさせるためには”しっかりエサを喰うまでしばらく待て!!
”というので、待ち時間をいろいろ変えて合わせるも、エビが幾分引き寄せられるだけで掛からず、逃げられてしまう...
結構待っているんだがなぁ...
最初はデカいやつも何匹かいたが、僕が失敗を繰り返すたびにスレていくのか、次第に姿を現さなくなってきた
来た時から”ウジャウジャ”と言えるほどは目につかず、基本的に小型が多いのと、稚エビクラスも水中でチョンチョン跳ねている。
テナガエビはアカメのようにライトを照らすと目が赤く光るので、テトラの側面に張り付いていてもわかりやすい。
デカいやつを釣りたいと贅沢は言えなくなってきたので、小型を狙いつつ、エサを抱かせた後、かなりの時間待ってから合わせてみると無事にフッキング!!

一般的にはのべ竿を使えばよいとあるが、僕はのべ竿を持っていないので、ベイトフィネスロッドの上半分のみを使用し、ガイドに仕掛けを結んだ。
挟まれても痛くないらしいので手のひらに置いてみたが、結構痛ぇじゃねーか!!

テナガエビの仕掛けには玉ウキや沈めマーカー付きなどいろいろあって、どちらも水面よりやや沈めてテナガエビがエサを引っ張っていくのを確認する目印らしい。その場でエサを喰うこともあるが、岩下などまで運んで食べることが多いらしいので、引っ張られた後もしばらく待たないといけない。
実際は仕掛けを投入してウキやマーカーの目印を見て釣るのだろうが、今回の僕は水深20cmほどの穴釣りなので、本当はよくないだろうが、バリバリにライトを照らして
サイトフィッシングをしていた。
今回は沈めマーカーの仕掛けを使用していたが、沈めマーカーはマーカーとして使用しておらず、実際はエビ針にガン玉をつけて落とせばOKという感じである。

これが釣り場のテトラで、右側は本流である。
こういった真っすぐな川の一部護岸沿いにテトラが入っているのは何故だろう??

何となくコツ?がわかって2匹目。

3匹目はテトラの側面に張り付いているやつの鼻先に落としてみたら喰ったのだが、ナガ足がない!!
テナガ...?? 縄張り意識が強く、共食いもするというから喧嘩で失った??


ここでほとんど狙えるやつがいなくなって少し途方に暮れた...
次で最後にすると決めつつ、大きいやつがいないので仕方なく小型にエサを喰わせたがフッキングに至らず...
また小型が目の前に現れたのでエサを落とすと喰いついたが、なんと後ろから大きめのやつが現れて驚いた小型がピョンと跳ねのいた
そのまま大きめのやつにエサを喰わせ、結構な時間待つと、エサを喰い終わって針掛かりの違和感を感じているのか、心なし嫌がっている印象を受けたところでフッキング!!

夜に写真撮影するのは難しいが、テナガエビのいいところはしばらく置いておくとおとなしくなるところ。
カメラを目の前で構えても微動だにしなくなる。ザリガニはこうはいかない。
以前はデジカメで撮影していた僕も、最近は面倒になってスマホに頼るようになったが、夜釣りで特に穴釣りでストラップのつけていないスマホ撮影はお勧めしない。今回は落としても水深20cmだが、テトラの狭い隙間に落ちたら回収不可能になる。
また、道中忘れたことに気が付いたが、リリース前提の方はピンセットがあった方がよい。途中のコンビニにもピンセットなどは売っておらず、仕方なくプライヤーで針を外したが、エビ針はかなり小さいのでピンセットがベストである
テナガエビ釣りをした感想としては、確かに初心者でもやりやすい釣りであり、これからも気分転換としてするかもしれないが、魚のようなダイレクトな引きを感じられないので、あまり楽しい釣りではないかな...
<使用タックル>
ロッド :Beams blancsierra 5.2ULの上半分
エサ :ヤマザキ ロイヤルブレッド
ノリで紹介するが、僕がスーパーで買う食パンは「ロイヤルブレッド」一択
他の食パンは翌日になるとパサパサになるが、この食パンは3日経ってもフワフワ感が残っている。
焼いて食べるのも好きだが、そのまま食べるのも好きなのでフワフワ感の持続が嬉しいのです...

・
・
・
以下の映画レビューは完全なネタバレを含みます。
4月29日
2ヶ月近く前の話。
映画「劇場版 ラジエーションハウス」を観に行った。

人気があるのかドラマも2回にわたって放送されたが、「診療放射線技師」という職種のお話し。
院内では少々略して「放射線技師」と呼ばれるが、巷で言われる「レントゲン技師」というのは俗称であって正式名称ではない。そもそも一般の方々は「診療放射線技師」という職種名から知らない人が多いだろう。
主人公である放射線技師「五十嵐唯織」を演じるのは窪田正孝さん。
放射線技師として働きながらも実は医師免許を持っており、最初は院長と技師長以外の仲間に隠して仕事をしていたが、途中でバレることになり、一時は仲間と険悪になった
そりゃそうである。診断および治療行為において最高の権限を持つ資格がありながら、なぜコ・メディカルとして働くのか。それは今や放射線科医となった「甘春杏(本田翼さん)」と幼い頃に交わした約束が根底にあるのだが、そんなことは関係なく、仲間としてはやりにくいことこの上ない。そのあたりの関係性はドラマの中で解決している。
さて、相変わらず事前にあらすじを確認せずに観に行っているが、CMで観た印象だと離島で杏と放射線技師が未知の感染症と闘うといった話だと感じていた。
ここで医療人の視点から少し暴言を吐くが、おそらく多くの放射線技師からは反感を買わないと思う
例えば被災地に医療支援を行うとして、医師や看護師は即戦力になりうるが、放射線技師は現地の放射線技師による指導がなければ「医療行為」として即戦力になるのは難しい。放射線技師という名称でも実際は放射線を使わないMRIや超音波検査(エコー)も行うが、レントゲン撮影やX線CT、MRIなどの支援を頼まれたところで、自分の病院以外の機械はまず電源の入れ方からわからない。例え、支援先の病院が自身の病院と全く同じメーカー、機種であったとしても、各々の病院で独自の検査プランが作り込まれているためどれを選択すればよいかわかりにくく、また写真が撮れても画像送信のシステムがわからない(写真を撮った後、院内どこでも電子カルテ上で見れるようにする)。よって、離島で支援といっても一般的にはほとんど医療行為は出来ないだろうな...と。
しかし、想像と違ってこの映画の中盤まではドラマと同様、甘春総合病院での放射線技師の活躍を描いたものだった。杏の父親であり、甘春総合病院の前々院長である正一(佐戸井けん太さん)が危篤状態に陥ったために、正一が診療所を開いていた離島の美澄島へ杏が一人で行ったことで、病院と美澄島のストーリーが同時進行することになる。

医療人の視点から見ると、こういったコ・メディカルが主役となるドラマや映画は一般の視聴者に対して”専門職らしさ”をアピールしたいがために、実際の医療現場では使わない専門用語を不自然に連呼するので逆に笑えてしまう
また、きちんとした監修が入っているにも関わらず、時々考えられないことをする。ドラマではレントゲン撮影の場面で理解しがたい撮り方をしていた。今回の映画で不自然さを感じたことはなく、特にアキレス腱撮影は撮る前からアキレス腱であることはわかったが、なかなかマニアック?なところをついていて面白かった。
美澄島が台風に見舞われ、取り残された杏がしばらくは1人で奮闘し、後に放射線技師の助けを借りていく展開になるのだが、中盤までの病院のストーリーもドラマ様に非常にしっかりとしていて、この後美澄島の話まで時間が足りるのかと心配したほどだった
この美澄島、画像検査においては相当古いレントゲン撮影装置しかない。下位機種でもX線CTがあれば言うことなしだが、それが無理でも最低限、超音波装置(エコー)はないと困る。
後半で美澄島に未知の病気が蔓延し、放射線技師一同が美澄島へ支援に駆けつけるが、ポータブル(持ち運びできる)の超音波装置(エコー)を持ってきた。美澄島の島民は皆きれいな井戸水で生活をしているが、台風の土砂崩れで水が汚染してしまい、それによる感染症拡大が原因だった。超音波装置(エコー)があればお腹や血管の検査が容易に行えるので、腸炎の診断もできる。
先に検査機器はどれもいきなりは使えないと書いたが、実は超音波装置(エコー)はどのメーカーでもボタンの配置を見れば基本的な操作はそう困らない。
放射線技師一同が美澄島へ行ったことで当然甘春総合病院の体制は薄くなる。技師長の「小野寺俊夫(遠藤憲一さん)」は同期で放射線技師会会長の「及川貴史(高橋克己さん)」に頼んで技師を何人か派遣してもらうことで業務を乗り切ることにした。技師長が指導しながらであれば何とか機械は使えるかもしれないが、1人ですべての人を指導しながら検査を回すのは現実的には無理だろう。しかし、ドラマでも感じたことだが、この甘春総合病院、検査の質から結構大きな病院と考えられるが、朝の検査数の確認場面で信じられないほど検査数が少ない!!!
このあたりも監修は何も思わなかったのか...。いつも特殊な検査があると放射線技師がみんなその機械の前に集まるが、それを見るたびに”何て暇な部署だろう...
”と思わざるを得なかった。
個人的にいろいろ感じることはあるものの、総じてこの映画は非常によく出来ていたと感じた
院長の「灰島将人(高嶋政宏さん」もドラマで改心した(素直になった)のにまた元に戻った??と思わせながら、最後は少しカッコいいところを見せた
そして極めつけは最後の唯織と杏の
シーン。これで2人の仲は決定的で”続編が作られなければ困るっ!!”といった感じの終わり方をしている。
マグカップマニアとして買ったマグカップとクリップ。
クリップはただのクリップだが、一部の医師とすべての放射線技師がつけるガラスバッジという放射線被曝測定器を模したものである。

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・
・
6月6日
6月3日から公開している映画「きさらぎ駅」を観に行った。

映画「事故物件」で書いたように思うが、最近のホラー映画はCGを駆使するあまり、作った感がひどく、リアルさが完全に失われてしまっている。この映画ももちろんCGを駆使しているが、そこはあまり気にならず、素直にストーリーとして面白かった
インターネットの評価も結構高く、共感できた部分も多い。
全国で限られた映画館で上映され、1日の上映回数も多くはない。
僕は上映前日まで全く知らなかった
この「きさらぎ駅」、僕には「杉沢村」とともにとても興味深い都市伝説。
2004年1月8日、「はすみ」と名乗る女性が遠州鉄道の新浜松駅から乗車した際に「きさらぎ駅」という謎の駅に辿り着いた。その体験をリアルタイムに「2ちゃんねる」に投稿し、読者としばらくやりとりをしていたが、携帯電話のバッテリーの問題から「はすみ」は投稿を打ち切り、その後の消息は不明となっていた。7年後の2011年に突如「はすみ」が再投稿をし、「きさらぎ駅」から無事に帰れた旨が報告されたが、本人なのか、また真実なのかは定かではない。また、ネットでは当時の「はすみ」の証言に様々なおかしい部分があると指摘されている。もし、当時面白半分に自作して投稿していたとしたら、都市伝説として独り歩きしてしまったことにどんな思いを抱いていることだろう。「きさらぎ駅」から帰って来れたことも含めて本当のことであれば、ぜひ名乗り出て当時の体験を話してほしいものだが、それが出来ないということは...。
この模様は2020年7月1日と22日にTV番組「世界の何だこれ!? ミステリーSP」でドラマ再現され、僕はそれを観たので知っており、録画としても残っているため、再度観直した。
映画は「はすみ」の体験談を元にしたオリジナルストーリー。
「はすみ」の本名を「葉山純子(佐藤江梨子さん)」とし、2011年に「きさらぎ駅」から帰還した葉山を、民俗学を学ぶ女子大生「堤春奈(恒松祐里さん)が「きさらぎ駅」を卒業論文とするために葉山に取材をするところから始まる。
葉山から一連の話を聞いた後、堤は「きさらぎ駅」へ行くためのある仮説を立てる。葉山は新浜松駅から乗車した後、寝過ごして降りる駅を通過し、戻るために乗車後、また寝過ごして降りる駅を通過してしまった。堤はエレベータをある一定の順序で階を往復すると異世界へ行けるという「異世界エレベータ」と同じ原理ではないかという仮説を立てた。そしてその話を部屋の前で葉山の姪がこっそりと聞いていた。
そして、まさかとは思ったが堤は帰りにその手順を試してみるのである...
葉山が電車の中で異世界へ行く際にフラッシュバックが起きるのだが、堤にもそれが起き、なんと「きさらぎ駅」行きの電車に変わった...
葉山の話ではその電車の中に男女3人組や酔っ払い、女子高生がいたのだが、堤の時も全く同じ人たちがいた。
乗り降りする電車の時刻、駅が正しい手順だとすると、これらの人も葉山と同時に同じ手順を踏んだことになる。そんなことってあるか?? と映画を観ていた僕は思った。
葉山が「きさらぎ駅」を降りた後、得体のしれない奴らに襲われて次々と一緒にいた人が殺されていくのだが、女子高生の宮崎明日香(本田望結さん)と最後に辿り着いたところに光の扉があり、葉山が化け物を食い止めているうちに宮崎を扉に入らせると何故か自分が7年後の現実世界に戻って来たということだった。
しかし、前述したように堤が「きさらぎ駅」行きの電車に乗った時も葉山の時と全く同じ人物が電車内にいたのは何故なのか??
「きさらぎ駅」を降りると、それら同乗者が葉山に聞いたことと全く同じ振る舞いを始める。
堤は葉山から帰れる方法を聞いているものの、これから何が起きるかを知っているため、細かいことでも葉山とは異なる展開になるように周りの人たちに働きかけていく。これは映画を観ている者にとっても”一体どうなるんだ”という期待を抱かせる。
堤はいくら展開を知っているといっても、ここから化け物に対してめちゃくちゃ勇敢になる...
普通の女子大生とは思えないほど勇敢なので、ある種コメディにも見えてきて、”この子に任せておけばもう大丈夫なんじゃない?”って思えるほど。
しかし、展開を変えれば状況も葉山の時とは異なっていき、堤も完全には皆を守り切れなくなっていく...
堤は葉山から”女子高生の宮崎がどうなったか心配で、彼女の親もずっと探している”という話を聞いていたため、宮崎を元の世界に戻そうと思っていたと思うが、絶体絶命になり、仕方なく自分が助かる方法をとった。すなわち、宮崎に光の扉を再度くぐらせた。
ところがっ!! 元の世界に戻ったのは宮崎だった!!!
堤「どうしてよーーー!!!
」と異世界に閉じ込められた堤。
実は葉山の話には大きなウソがあった。
葉山が「異世界エレベータ」に気付いていたかはわからないが、堤はおそらく「きさらぎ駅」に行こうとすると考えた。葉山は宮崎のことが心残りで助けたかったため、堤を利用し、宮崎が元の世界に帰れるように仕向けたのだ!!
最後に葉山と堤の話を盗み聞ぎしていた姪が「きさらぎ駅」に行こうとするのだが、その電車の中には宮崎の代わりに堤が!!!
...このシーンはエンドロールの後に上映される。予想通りではあるが、何とも衝撃的な最後だ...
おそらく、男女3人組も酔っ払いも、そして以前乗っていた宮崎も元は葉山と同じ手順を踏んだか、別の手順があるのかでこの電車に乗ってしまった。そして化け物に殺されずに光の扉をくぐれるまで永遠にループすることになる。堤や姪は1度目は展開と脱出方法を知ってはいるものの、異世界で殺されてしまえばおそらく記憶はリセットされてしまうので脱出は極めて難しくなるといえる。堤も姪が救えなければ終わりだろうし、2人とも閉じ込められてしまえば、2人を救えるのは葉山と宮崎だけである。
ということで最近のホラー系にしては予想に反して非常に面白かった
この記事を読んだ方は結末を知ってしまったのでもう観に行かないかもしれないが、この映画のパンフレットにはスペシャル特典として「きさらぎ駅」行きの切符がついている。間もなく上映終了なので、手に入れたいなら今のうちです


テナガエビ...手軽に出来る釣りものとして有名だが、僕はまだやったことがなかった。
琵琶湖につながる河川の岩場でたくさん見たことはあるものの、石川県では身近に聞いたことがなかったので挑戦はしなかったが、どうやら釣れるらしい。
今は京都に住んでいるが近隣の河川にいるという情報を得たことと、テナガエビのシーズンは5月~9月あたりで、特に梅雨時期が最盛期だという。
テナガエビは岩場やテトラなど身を隠せるストラクチャーがある場所にいる。
いつもシーバスを狙っている場所には護岸に沿ってテトラが多数入っており、もしかしたらいるのでは?と思い、真昼間であったが確認しに行った

テナガエビは夜行性で基本的に昼は岩場の下などに身を潜めているようだが、姿が1匹でも見えればたくさんいるはずである。
知識がほとんどない僕は、当初テナガエビは淡水エビで汽水にはいないのでは?と思っていた。
僕が見に行った場所は中流の中でも下流寄りなのでいるのか?と思っていたが、すぐに1匹発見

実際は稚エビの頃は海にいて成長とともにどんどん川を上り、汽水~淡水に住み着くという。
試しに1つ専用仕掛けを買っていき、虫エサがないのでワームで探るも反応なし。
最近、仲良くなれた釣具屋の店員さんに話を聞いてみると、夜そこに行くとウジャウジャいるとのこと

店員さんは食パンで釣っているらしいので、次回は夜に挑戦してみることにした

6月17日
仕事から帰って来てさっさと行けばよいものを夜釣りが大嫌い



ポイントに着くと、当たり前だけど真っ暗...

大きな橋の下にテトラが入っており、橋の下は暗いが周りは常夜灯で明るく


ライトを照らしながらテトラの間を見ると、テナガエビが歩いている!!

しかし、他に休んでいるハゼもいて、比較的大きいのでハゼから狙いたくなった...

大きいハゼは頭がいいのか、パンを落としても微妙に避けていくだけで喰うには至らない。
しかし、小さいハゼは何度か口に入れて吐き出すを繰り返す。パンは嫌い??
軽く合わせると引っ掛かりはするもののフッキングには至らない。
まあ、無理に今ハゼを釣る必要はないので、いよいよターゲットをテナガエビに!!

ちなみに食パンは指で練り練りしてつけるとかなりエサ持ちがいい

テナガエビの前にパンをふんわり落とすと、疑うこともなく積極的に近づいて口元に運んでいく。
急ぎ足で歩いていても、うまく目の前に落とせればエサに寄ってくる。
フッキングさせるためには”しっかりエサを喰うまでしばらく待て!!


結構待っているんだがなぁ...

最初はデカいやつも何匹かいたが、僕が失敗を繰り返すたびにスレていくのか、次第に姿を現さなくなってきた

来た時から”ウジャウジャ”と言えるほどは目につかず、基本的に小型が多いのと、稚エビクラスも水中でチョンチョン跳ねている。
テナガエビはアカメのようにライトを照らすと目が赤く光るので、テトラの側面に張り付いていてもわかりやすい。
デカいやつを釣りたいと贅沢は言えなくなってきたので、小型を狙いつつ、エサを抱かせた後、かなりの時間待ってから合わせてみると無事にフッキング!!

一般的にはのべ竿を使えばよいとあるが、僕はのべ竿を持っていないので、ベイトフィネスロッドの上半分のみを使用し、ガイドに仕掛けを結んだ。
挟まれても痛くないらしいので手のひらに置いてみたが、結構痛ぇじゃねーか!!

テナガエビの仕掛けには玉ウキや沈めマーカー付きなどいろいろあって、どちらも水面よりやや沈めてテナガエビがエサを引っ張っていくのを確認する目印らしい。その場でエサを喰うこともあるが、岩下などまで運んで食べることが多いらしいので、引っ張られた後もしばらく待たないといけない。
実際は仕掛けを投入してウキやマーカーの目印を見て釣るのだろうが、今回の僕は水深20cmほどの穴釣りなので、本当はよくないだろうが、バリバリにライトを照らして

今回は沈めマーカーの仕掛けを使用していたが、沈めマーカーはマーカーとして使用しておらず、実際はエビ針にガン玉をつけて落とせばOKという感じである。

これが釣り場のテトラで、右側は本流である。
こういった真っすぐな川の一部護岸沿いにテトラが入っているのは何故だろう??
何となくコツ?がわかって2匹目。
3匹目はテトラの側面に張り付いているやつの鼻先に落としてみたら喰ったのだが、ナガ足がない!!
テナガ...?? 縄張り意識が強く、共食いもするというから喧嘩で失った??

ここでほとんど狙えるやつがいなくなって少し途方に暮れた...

次で最後にすると決めつつ、大きいやつがいないので仕方なく小型にエサを喰わせたがフッキングに至らず...

また小型が目の前に現れたのでエサを落とすと喰いついたが、なんと後ろから大きめのやつが現れて驚いた小型がピョンと跳ねのいた

そのまま大きめのやつにエサを喰わせ、結構な時間待つと、エサを喰い終わって針掛かりの違和感を感じているのか、心なし嫌がっている印象を受けたところでフッキング!!

夜に写真撮影するのは難しいが、テナガエビのいいところはしばらく置いておくとおとなしくなるところ。
カメラを目の前で構えても微動だにしなくなる。ザリガニはこうはいかない。
以前はデジカメで撮影していた僕も、最近は面倒になってスマホに頼るようになったが、夜釣りで特に穴釣りでストラップのつけていないスマホ撮影はお勧めしない。今回は落としても水深20cmだが、テトラの狭い隙間に落ちたら回収不可能になる。
また、道中忘れたことに気が付いたが、リリース前提の方はピンセットがあった方がよい。途中のコンビニにもピンセットなどは売っておらず、仕方なくプライヤーで針を外したが、エビ針はかなり小さいのでピンセットがベストである

テナガエビ釣りをした感想としては、確かに初心者でもやりやすい釣りであり、これからも気分転換としてするかもしれないが、魚のようなダイレクトな引きを感じられないので、あまり楽しい釣りではないかな...

<使用タックル>
ロッド :Beams blancsierra 5.2ULの上半分
エサ :ヤマザキ ロイヤルブレッド
ノリで紹介するが、僕がスーパーで買う食パンは「ロイヤルブレッド」一択

他の食パンは翌日になるとパサパサになるが、この食パンは3日経ってもフワフワ感が残っている。
焼いて食べるのも好きだが、そのまま食べるのも好きなのでフワフワ感の持続が嬉しいのです...

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以下の映画レビューは完全なネタバレを含みます。
4月29日
2ヶ月近く前の話。
映画「劇場版 ラジエーションハウス」を観に行った。

人気があるのかドラマも2回にわたって放送されたが、「診療放射線技師」という職種のお話し。
院内では少々略して「放射線技師」と呼ばれるが、巷で言われる「レントゲン技師」というのは俗称であって正式名称ではない。そもそも一般の方々は「診療放射線技師」という職種名から知らない人が多いだろう。
主人公である放射線技師「五十嵐唯織」を演じるのは窪田正孝さん。
放射線技師として働きながらも実は医師免許を持っており、最初は院長と技師長以外の仲間に隠して仕事をしていたが、途中でバレることになり、一時は仲間と険悪になった

さて、相変わらず事前にあらすじを確認せずに観に行っているが、CMで観た印象だと離島で杏と放射線技師が未知の感染症と闘うといった話だと感じていた。
ここで医療人の視点から少し暴言を吐くが、おそらく多くの放射線技師からは反感を買わないと思う

例えば被災地に医療支援を行うとして、医師や看護師は即戦力になりうるが、放射線技師は現地の放射線技師による指導がなければ「医療行為」として即戦力になるのは難しい。放射線技師という名称でも実際は放射線を使わないMRIや超音波検査(エコー)も行うが、レントゲン撮影やX線CT、MRIなどの支援を頼まれたところで、自分の病院以外の機械はまず電源の入れ方からわからない。例え、支援先の病院が自身の病院と全く同じメーカー、機種であったとしても、各々の病院で独自の検査プランが作り込まれているためどれを選択すればよいかわかりにくく、また写真が撮れても画像送信のシステムがわからない(写真を撮った後、院内どこでも電子カルテ上で見れるようにする)。よって、離島で支援といっても一般的にはほとんど医療行為は出来ないだろうな...と。
しかし、想像と違ってこの映画の中盤まではドラマと同様、甘春総合病院での放射線技師の活躍を描いたものだった。杏の父親であり、甘春総合病院の前々院長である正一(佐戸井けん太さん)が危篤状態に陥ったために、正一が診療所を開いていた離島の美澄島へ杏が一人で行ったことで、病院と美澄島のストーリーが同時進行することになる。

医療人の視点から見ると、こういったコ・メディカルが主役となるドラマや映画は一般の視聴者に対して”専門職らしさ”をアピールしたいがために、実際の医療現場では使わない専門用語を不自然に連呼するので逆に笑えてしまう

美澄島が台風に見舞われ、取り残された杏がしばらくは1人で奮闘し、後に放射線技師の助けを借りていく展開になるのだが、中盤までの病院のストーリーもドラマ様に非常にしっかりとしていて、この後美澄島の話まで時間が足りるのかと心配したほどだった

この美澄島、画像検査においては相当古いレントゲン撮影装置しかない。下位機種でもX線CTがあれば言うことなしだが、それが無理でも最低限、超音波装置(エコー)はないと困る。
後半で美澄島に未知の病気が蔓延し、放射線技師一同が美澄島へ支援に駆けつけるが、ポータブル(持ち運びできる)の超音波装置(エコー)を持ってきた。美澄島の島民は皆きれいな井戸水で生活をしているが、台風の土砂崩れで水が汚染してしまい、それによる感染症拡大が原因だった。超音波装置(エコー)があればお腹や血管の検査が容易に行えるので、腸炎の診断もできる。
先に検査機器はどれもいきなりは使えないと書いたが、実は超音波装置(エコー)はどのメーカーでもボタンの配置を見れば基本的な操作はそう困らない。
放射線技師一同が美澄島へ行ったことで当然甘春総合病院の体制は薄くなる。技師長の「小野寺俊夫(遠藤憲一さん)」は同期で放射線技師会会長の「及川貴史(高橋克己さん)」に頼んで技師を何人か派遣してもらうことで業務を乗り切ることにした。技師長が指導しながらであれば何とか機械は使えるかもしれないが、1人ですべての人を指導しながら検査を回すのは現実的には無理だろう。しかし、ドラマでも感じたことだが、この甘春総合病院、検査の質から結構大きな病院と考えられるが、朝の検査数の確認場面で信じられないほど検査数が少ない!!!


個人的にいろいろ感じることはあるものの、総じてこの映画は非常によく出来ていたと感じた

院長の「灰島将人(高嶋政宏さん」もドラマで改心した(素直になった)のにまた元に戻った??と思わせながら、最後は少しカッコいいところを見せた

そして極めつけは最後の唯織と杏の

マグカップマニアとして買ったマグカップとクリップ。
クリップはただのクリップだが、一部の医師とすべての放射線技師がつけるガラスバッジという放射線被曝測定器を模したものである。

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6月6日
6月3日から公開している映画「きさらぎ駅」を観に行った。
映画「事故物件」で書いたように思うが、最近のホラー映画はCGを駆使するあまり、作った感がひどく、リアルさが完全に失われてしまっている。この映画ももちろんCGを駆使しているが、そこはあまり気にならず、素直にストーリーとして面白かった

全国で限られた映画館で上映され、1日の上映回数も多くはない。
僕は上映前日まで全く知らなかった

この「きさらぎ駅」、僕には「杉沢村」とともにとても興味深い都市伝説。
2004年1月8日、「はすみ」と名乗る女性が遠州鉄道の新浜松駅から乗車した際に「きさらぎ駅」という謎の駅に辿り着いた。その体験をリアルタイムに「2ちゃんねる」に投稿し、読者としばらくやりとりをしていたが、携帯電話のバッテリーの問題から「はすみ」は投稿を打ち切り、その後の消息は不明となっていた。7年後の2011年に突如「はすみ」が再投稿をし、「きさらぎ駅」から無事に帰れた旨が報告されたが、本人なのか、また真実なのかは定かではない。また、ネットでは当時の「はすみ」の証言に様々なおかしい部分があると指摘されている。もし、当時面白半分に自作して投稿していたとしたら、都市伝説として独り歩きしてしまったことにどんな思いを抱いていることだろう。「きさらぎ駅」から帰って来れたことも含めて本当のことであれば、ぜひ名乗り出て当時の体験を話してほしいものだが、それが出来ないということは...。
この模様は2020年7月1日と22日にTV番組「世界の何だこれ!? ミステリーSP」でドラマ再現され、僕はそれを観たので知っており、録画としても残っているため、再度観直した。
映画は「はすみ」の体験談を元にしたオリジナルストーリー。
「はすみ」の本名を「葉山純子(佐藤江梨子さん)」とし、2011年に「きさらぎ駅」から帰還した葉山を、民俗学を学ぶ女子大生「堤春奈(恒松祐里さん)が「きさらぎ駅」を卒業論文とするために葉山に取材をするところから始まる。
葉山から一連の話を聞いた後、堤は「きさらぎ駅」へ行くためのある仮説を立てる。葉山は新浜松駅から乗車した後、寝過ごして降りる駅を通過し、戻るために乗車後、また寝過ごして降りる駅を通過してしまった。堤はエレベータをある一定の順序で階を往復すると異世界へ行けるという「異世界エレベータ」と同じ原理ではないかという仮説を立てた。そしてその話を部屋の前で葉山の姪がこっそりと聞いていた。
そして、まさかとは思ったが堤は帰りにその手順を試してみるのである...

葉山が電車の中で異世界へ行く際にフラッシュバックが起きるのだが、堤にもそれが起き、なんと「きさらぎ駅」行きの電車に変わった...

葉山の話ではその電車の中に男女3人組や酔っ払い、女子高生がいたのだが、堤の時も全く同じ人たちがいた。
乗り降りする電車の時刻、駅が正しい手順だとすると、これらの人も葉山と同時に同じ手順を踏んだことになる。そんなことってあるか?? と映画を観ていた僕は思った。
葉山が「きさらぎ駅」を降りた後、得体のしれない奴らに襲われて次々と一緒にいた人が殺されていくのだが、女子高生の宮崎明日香(本田望結さん)と最後に辿り着いたところに光の扉があり、葉山が化け物を食い止めているうちに宮崎を扉に入らせると何故か自分が7年後の現実世界に戻って来たということだった。
しかし、前述したように堤が「きさらぎ駅」行きの電車に乗った時も葉山の時と全く同じ人物が電車内にいたのは何故なのか??
「きさらぎ駅」を降りると、それら同乗者が葉山に聞いたことと全く同じ振る舞いを始める。
堤は葉山から帰れる方法を聞いているものの、これから何が起きるかを知っているため、細かいことでも葉山とは異なる展開になるように周りの人たちに働きかけていく。これは映画を観ている者にとっても”一体どうなるんだ”という期待を抱かせる。
堤はいくら展開を知っているといっても、ここから化け物に対してめちゃくちゃ勇敢になる...

普通の女子大生とは思えないほど勇敢なので、ある種コメディにも見えてきて、”この子に任せておけばもう大丈夫なんじゃない?”って思えるほど。
しかし、展開を変えれば状況も葉山の時とは異なっていき、堤も完全には皆を守り切れなくなっていく...

堤は葉山から”女子高生の宮崎がどうなったか心配で、彼女の親もずっと探している”という話を聞いていたため、宮崎を元の世界に戻そうと思っていたと思うが、絶体絶命になり、仕方なく自分が助かる方法をとった。すなわち、宮崎に光の扉を再度くぐらせた。
ところがっ!! 元の世界に戻ったのは宮崎だった!!!

堤「どうしてよーーー!!!

実は葉山の話には大きなウソがあった。
葉山が「異世界エレベータ」に気付いていたかはわからないが、堤はおそらく「きさらぎ駅」に行こうとすると考えた。葉山は宮崎のことが心残りで助けたかったため、堤を利用し、宮崎が元の世界に帰れるように仕向けたのだ!!

最後に葉山と堤の話を盗み聞ぎしていた姪が「きさらぎ駅」に行こうとするのだが、その電車の中には宮崎の代わりに堤が!!!


おそらく、男女3人組も酔っ払いも、そして以前乗っていた宮崎も元は葉山と同じ手順を踏んだか、別の手順があるのかでこの電車に乗ってしまった。そして化け物に殺されずに光の扉をくぐれるまで永遠にループすることになる。堤や姪は1度目は展開と脱出方法を知ってはいるものの、異世界で殺されてしまえばおそらく記憶はリセットされてしまうので脱出は極めて難しくなるといえる。堤も姪が救えなければ終わりだろうし、2人とも閉じ込められてしまえば、2人を救えるのは葉山と宮崎だけである。
ということで最近のホラー系にしては予想に反して非常に面白かった

この記事を読んだ方は結末を知ってしまったのでもう観に行かないかもしれないが、この映画のパンフレットにはスペシャル特典として「きさらぎ駅」行きの切符がついている。間もなく上映終了なので、手に入れたいなら今のうちです
