祝!!400投稿目~3年目にして初の京都シーバス~

TAKACCHI

2023年12月10日 18:09

11月19日
今日は朝からのんびり河川へ出発
朝10時からシーバス狙い。
最近雨が降ったので釣れているという話を聞いていたが、情報を聞いた日は釣れなかった。

河口付近で川幅が広いので、19.5gのバイブレーションでやや遠投しながら探る。
横風はそこそこあって、投げたルアーがそれなりに左へ流される。

開始して13分、沖の方でムンッと重みが乗って生命反応を感じた。
しかし、ほんの数秒だろうが動く気配を感じなかった。
根掛かり...?と思ったのも束の間、やっぱり動き出した。
それなりに重いのでそこそこのサイズだが、あんまり引っ張らない。
手前まで引き寄せるも全然飛ばないのでイヤな予感が...

足元近くまで引き寄せた時に魚影が見え...シーバスだ!!

しかし、飛ばないということはスレなのか...?
と不安になったが、口に掛かっていると確認した矢先にエラ洗い。
激しいというほどではなく、少し元気がないのかもしれないが無事にネットイン
苦節3年目にして初の京都シーバスは66cm


ルアーはエクリプスの「キールバイブ75」でカラーは「ブラックミラージュ」。


前々回、Mariaのルアーも店頭から消えたと書いたが、エクリプスのルアーも見なくなった。
ドリペンを売っていない店なんてなかったのにな...。

シーバスをよく見ると、尾びれに何かついている。


これは「ウオノコバン」という寄生虫のようだ
鯛の口に寄生する「ウオノエ」という寄生虫もいるが、その仲間かな?
魚に張り付いて血を吸い続けるらしい...
プライヤーで押すと結構しっかり張り付いていたが、外れた勢いで岩の間に落ちてしまった

もう1匹沖の方でヒットしたが、エラ洗い1発で外れてしまった。
その後は反応がなくなり、たいした時間はしていないが納竿とした。

<使用タックル>
ロッド :WORLD SHAULA 1832R-2
リール:EXSENCE DC XG



さて、上記にもあるように主にシーバスを中心に使用する目的で新たなロッドを購入した。
WORLD SHAULA 1832R-2
少し古めのロッドであり、今更僕が語る内容もないのだが一応紹介しておく。




リールが「エクスセンスDC XG」だし、ロッドも「エクスセンス」で揃えようかと思っていた。
この際「エクスセンス∞(インフィニティ)」にしてやろうかと思っていたが、そのクラスのロッドを買うなら、そして僕の釣りスタイル上、いろいろな魚種に使用することから「ワールドシャウラ」も候補に挙げた。
「エクスセンス」はシーバス専用機だが、「ワールドシャウラ」はフリースタイルなのでガイドが大きく、「PE+リーダー結束部」の抜けもよさそうだ。

これまで僕の所有している「ワールドシャウラ」は俗に言う「青シャウラ」の1本のみ。
番手は「2702R-2」で、買ったのは2014年くらい??


僕の「青シャウラ」はスパイラルX搭載モデル。
シマノのフラッグシップロッドなので元々搭載されていると思っていたが、どうやら終盤モデルのみでバット部分のみの搭載のようだ。
しかし、それがまた希少価値を高めているようで手に入れたい人も多いらしい。
今の「2702R-2」とは異なり、適合ルアーも10~30gとなっており、軽いシーバスルアーやトラウト用のルアーを投げるにはかなり硬い。
サクラマスを狙っているとき、隣の釣り人との飛距離の差はややストレスでもあった。
しかし、当時はロッド1本だけ残すなら迷わずこのロッドと決めていた。

「ワールドシャウラ」の歴史に詳しくはないが、シマノのカタログに「青シャウラ」が載っていたのは2014年までで、2015年からは新しい「赤シャウラ」のみとなった。
シマノのカタログを初めて手に入れたのは2014年だが、当時は2015年のカタログを手に入れた時点で”古いのはいらないな”と安易に捨ててしまったことが今は悔やまれる
古いタックルデータは新しいカタログには載らないからね...。
僕の調べた範囲だと、2000年に前身の「シャウラ」が生まれ、2009年に「ワールドシャウラ」として「青シャウラ」がデビュー、2015年に「赤シャウラ」となり、2018年に現行の「スーパーレッド」、そして2023年に10万円越えの「リミテッド」が登場、といったところ。

2015年に「赤シャウラ」が出た時は驚いたが、”まあ赤は赤でいいな”という感想だった。
しかし、2018年に「スーパーレッド」を見たときにはちょっとやり過ぎ感を感じて引いた...
今回購入した「1832R-2」はその「スーパーレッド」であり、2020年に追加発売された番手だが、モデルとしては2018年になるだろう。
最初に「スーパーレッド」を見たのはフィッシングショーだが、僕と同じ感想を持った人は多いものの、実際手にとると印象が変わると聞いていた通り、”これはこれでいいな”という感情に変わった。

もうすぐ6年前となる古いモデルだが、ネットでの評価が非常に高いことと、2018年当時であるが村田基さんの評価が”「赤シャウラ」とは比べ物にならない”ということで、多少古かろうが「スパイラルXコア」も入ったトップモデルであることには違いないので、あまり購入に抵抗はなかった。
現行の「エクスセンス∞」は2022年モデルだが、これが2018年モデルだったらきっと買わなかった。
これが村田基さんに擦り込まれている??かもしれないロッドの完成度の印象だろう...

僕は高いロッドも安いロッドも買うが、基本的に高いロッドが欲しいわけではない。
後のブログで書くが、シマノで言ったら「BBシリーズ」は大好きである
自分がメインとする釣り、また使用用途に合ったロッドを選ぶと高いロッドであることが多い。
ただし、リールは値段による性能差を感じやすく、高いに越したことはないと思っている。
なので、「青シャウラ」は現行の「スコーピオン」にも技術的に抜かれているが、全く「青シャウラ」でも問題ないと思っているし、「エクスセンス」もいまだに2012年の「B804ML/RS」でも問題を感じていない。
この先「B804ML/RS」もシーバスには使用するが、”ブリームゲームにいいかな?”と思っている。


シマノの「ML(ミディアムライト)」というクラスはひと昔前よりも硬くなっており、特に「エクスセンスB804ML/RS」は”L寄りのML”という感じで、当時の「ML」としてもかなり柔らかい。
当時のシーバスロッドの「L」は5~21g、「ML」は6~28gに対し、「B804ML/RS」は5~25gである。
現行のシーバスロッドの「ML」は~32gというのが多い。
ただし、適合ルアーなんて目安でしかなく、ロッドによっては倍の重さでも問題なく、ベイトとスピニングでも違うので単純には比べられず何とも言えないが...。
現行のリール「エクスセンスDC XG」はスプール径が37mmと大きく、軽いルアーを得意としないため、新たなベイトロッドの購入を考えたというわけである。

「ワールドシャウラ」の「スーパーレッド」は7フィートを超えるとグリップのコルクがセパレートとなる。
しかし、「1832R-2」は8フィート超でありながら「ストレートコルク」が採用されている。
「青シャウラ」のグリップも「ストレートコルク」だが、やはりキャストを考えるとストレートがいい


グリップはコルクでもEVAでもいいのだが、昔「青シャウラ」を買った頃はコルクに憧れていた。
児島玲子さんはシマノにいた頃、他のプロと違ってエギング以外は専用ロッドをあまり使わなかった。
ライトゲームにはツツイカ用のライトエギングロッドを使ったり、河川や磯シーバス、サーフゲーム、ショアのライトジギングには「オシアAR-C」というシリーズのロッドを使っていたが、その専用ロッドに縛られないスタイルに憧れ、「ストレートコルクグリップ」の「オシアAR-C」がとても欲しかった。
当時「オシアAR-C」はまだ新品で手に入ったが、僕の欲しい番手がなく、諦めた結果、「青シャウラ」を買った気がするが、いまだに新品なら「オシアAR-C」を欲しいと思う。

新しいロッドは最先端の技術が使われているが、使いやすさという点では必ず良くなるとは言えない。
同じ「2702R-2」でも今と昔では適合ルアーもグリップの形状も異なる。
2024年に新たな「1832R-2」が出たとしても仕様が変わるかもしれない。
それなら多少古くても、その当時の性能も使い切れない僕には十分だと感じた。
ちなみに「エクスセンス∞」はシマノに在庫があるものの、「1832R-2」の在庫はなかった。
新しい「ワールドシャウラ」の発売のために生産を制限している(生産していない)のかもしれない。
ただし、ネットではたくさんの在庫があった。
「ネットで買う値段」と前回話した「アングラーズのお正月セール」に自身が所有するポイントを足してもネットの値段ほどは下がらない。
しかし、それでも極力お店で買ってあげたかった。
そこは値段だけではなく、やっぱり店員さんとの関係を大切にし、喜ぶ顔も見たいもの。
シマノにも系列店にも在庫がないので、仕方なくネットで購入した。

「ワールドシャウラ」には「アンタレス」や「カルカッタコンクエスト」あたりが似合うので、「エクスセンスDC XG」を組み合わせるのはどうかとも感じたが、使ってみると気にもならず、今後はシーバスメインには「エクスセンスDC XG」、それ以外は「18アンタレスDCMD XG」を組み合わせて使おうかと考えている。


僕はキャストに関してはど下手であり、鈴木斉さんに質問したこともある。
投げながら常に勉強中であり、落ち込むのであえて飛距離はあまり測らないが...
いろいろブレーキを試した結果、現在どのルアーでもストレスなく使えているのが、XBモードの下から4番目。
空気抵抗の少ないルアーなら10gでも問題ない。
XBモードの下から2番目までは使ったが、最弱は恐くて使っていない...
投げたルアーが少し流されるぐらいの横風がある状態で、軽くふんわり投げた25g程度の鉄板バイブが65m、同条件で普通に投げた「サイレントアサシン129F 22g」が60mくらいだったので、ブレーキをもっと下げて、フルキャスト+9フィートほどのロッドならもっと飛ぶだろう。
実際は6フィート半ほどのロッドでも80m、90m飛ばす人はいるようだ。
僕的には30~40m飛べば十分釣りになるので、60mなんて万々歳だ...
しかも、前述したようにガイドが大きく抜けがいいので全くストレスがない!!
ただ、夜釣りや軽いルアーを投げる際はスピニングを使用すると割り切った方がいいと思っている。

ロッドの価格が高いだけあって付属のロッドケースもなかなかいいものがついているが、サソリマークが電車ではちょい恥ずかしいので、車移動では使おうかな?
飛行機旅行では基本的にパックロッドだが、「1832R-2」はかなり使いたいので、現在数本レベルの容量ながら頑丈なロッドケースの目星もつけている。


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