サビキでクロダイが釣れたのは初めて

TAKACCHI

2023年09月10日 22:35

9月3日
今日こそは小アジをたくさん釣ってやるぞと出撃
午前5時半に到着したが、日曜日ということもあってまたも大混雑
前回同様、隅っこに空き場所があった。
こっちはそこそこ遠いので、釣り人の皆さんが少しは手を抜いてくれるとありがたい。

早速1投目投入...すぐにヒット、2匹の連掛け。


前回から2週間も経っていないので今回も豆アジ仕掛けで始めたが、随分とサイズが上がった
が、しかし...その後が全く続かない...

まだ朝の5時半なのにアミエビが海中を浮遊している状態...
まあ、隅っこだし、回遊魚だし、やっぱり真ん中がいいんだろうな...
5m隣は僕と同じ釣れ具合だが、向こうの方はどうなっているかわからない。
とにかく、単発で泳ぐアジと、たま~~に来るアジの群れを狙って単発の拾い釣り。


そして底付近を探るともれなくヒイラギが来る。
いきなり3匹の連掛け...しかもこいつらもサイズデカくなった...



しばらくすると、掛かった瞬間に左へグイーンっと走った!!!

サンバソウ?? と思いながら抜き上げると、マチヌ(クロダイ)


ここは元々チヌが多い場所で、岸壁際を覗くと数匹のチヌが見えた。
17cmと小さいが、サビキでチヌが釣れたのは初めて

結局、拾い釣りのまま日が完全に昇り、前回とほぼ変わらず、アジ12匹の貧果...
チヌも3枚に下ろしてアジ共々唐揚げにしてやった。

今度は車移動してチヌトップをやってみるも無反応...
しかし、岸壁沿い、係留船の下にチヌがウヨウヨいる。
惜しいことに今日は岸壁最強のチヌルアーを持ってこなかった。
釣れたらまた報告するけど、またしばらく釣りに行けないんだな...

<使用タックル>
ロッド  :ADVANCE SHORT 3-300
リール :AERNOS 2500



9月8日
今日から公開の映画「シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」を観に行った。


9月8日(金):「土日は仕事なので、映画を観に行くために昼から有休をくれっ!!」と言ったら、クソ上司は有休をくれなかったので、久しぶりのレイトショー(20時45分~)で観に行った。

2019年2月に公開された前作「新宿プライベートアイズ」。
久しぶりに自分の記事を読み返してみたが、恥ずかしいくらいに「シティーハンター」を語っていたね...
前作は久しぶりのアニメ化ということで、現代に合わせた時代設定にし、製作者も往年のファンを意識した作品を目指したことはよくわかるが、結果僕にとってはイマイチな内容だった。
では今回はというと...かなりよかったと思う。

公開したてなので大きなネタバレは避けるが、やっぱり少しネタバレする...

まず、声優さん頑張ってますね。主要メンバーの声優さんがみんなそのままなのは嬉しい!!
「冴羽獠」の話し方は当時のアニメほどスムーズではないが特に問題はなく、他のキャラも当時のまま。
前作よりも「キャッツアイ」の登場シーンが多かったように思うが、特に出なくてもいいかな...と。
「海坊主」の喫茶店のオーナーが「キャッツアイ」という設定が加わり、「海坊主」が完全に萎縮してしまっている。
スマホや動画投稿サイトは存在するが、新宿駅の伝言板は復活した
「シティーハンター」なので、やはりあまり現代化しない方がよい。

今作は原作では登場しなかった「海原神(しん)」が登場するので、ついに「シティーハンター」完結か?と思ったが、最終章の始まりのようだ。
僕は「シティーハンター」を全巻持っているが、今作も原作とは話が全く異なる。
今作のキーワードは「エンジェルダスト」と「ユニオン・テオーペ」
「エンジェルダスト」とは”死をも恐れぬ無敵の狂人を作り出す麻薬”であり、「ユニオン・テオーペ」とはそれを扱う”死の麻薬組織”である。
原作1巻のタイトルは「恐怖のエンジェルダスト」であり、獠の相棒だった刑事「槇村秀幸」も「エンジェルダスト」を打たれたザコに重傷を負わされ、その後、獠の胸の中で死んでいった。


アニメ版の麻薬組織は「赤いペガサス」を名乗り、「エンジェルダスト」も「海原神」も登場しなかった。
「赤いペガサス」は「ユニオン・テオーペ」傘下の下位組織の位置付けとなった。
「海原神」は「ユニオン・テオーペ」のボスで「長老(メイヨール)」と呼ばれている。
原作を知らない方は敵がしきりに「メイヨール」というので、どういう意味かわからなかったと思う。
「海原神」は2巻で登場するが、再登場は33巻、決着は34巻である(最終巻は35巻)。


「海原神」は戦場において獠の育ての親で戦い方のすべてを教えた男。
獠は彼のことを”オヤジ”と呼んで慕っていた。
もう1人、獠のアメリカ時代のパートナー「ブラッディ・マリィー」の父親も獠に戦い方のすべてを教えた1人だが、獠は日本人である「海原神」により懐いていた。
原作では「ミック・エンジェル」という獠と互角の腕を持つ男が登場する。
「エンジェルダスト」は元の人間が強ければ強いほど恐ろしい戦士になるが、「ミック・エンジェル」に「エンジェルダスト」が投与されると、腕っぷしではこの漫画最強ではないかと思われる「海坊主」をもコテンパンにのしてしまうほど...
アニメでも「海坊主」が昔の傷で目が失明してしまう前に獠と決着をつけようとしたが、その原因となった昔の敵が”エンジェルダストを投与された獠”なのである。

「エンジェルダスト」は死の狂人を作り出す反面、体が蝕まれて二度と元に戻れなくなってしまう。
「ミック・エンジェル」も助かりはしたが、二度と銃の引き金を引けないほどの力になってしまった。
しかし、”獠は唯一それを乗り越えた存在”

今作では「エンジェルダスト汎用型」なんてものが登場し、オリジナルほどではないものの強力な力が得られ、副作用も少ない?のか使いやすい分、乱用しがちになっている。

今回の映画、話の展開がかなり昔の「シティーハンター」に近い。
きちんとストーリー性もあって、人間関係もキッチリ描いて、戦闘シーンも迫力がある。
感動よりも切なさが大きく、ある意味本来の「シティーハンター」的な終わり方ではないが、こういう非情な展開もまた「海原神」への激しい怒りを獠が持つという点では原作と共通していると言える。

はっきり言って今作のラスボスは原作、アニメ、歴代映画すべての中で最強クラス!!
上の絵にも獠が傷を負っている描写があるが、腕っぷしで圧倒されたことのない獠が殴られ蹴られ吹っ飛ばされ、銃で撃たれて...こんな満身創痍の獠は見たことがない...今作のラスボスはそれほどの相手。

キャラについて少し書いておくと、
ヒロインの「アンジー」は戦場で育ったために世間知らずなのだが、これが「シティーハンター」のパラレルワールドである作品「エンジェルハート」の主人公「香瑩(シャンイン)」と重なってなんか面白かった。
ちなみに僕が北条司ワールドで1番好きなキャラは「香瑩(シャンイン)」です

敵の「ピラルクー」は声優が関智一さんで、どうしてもワンピースの「ロブ・ルッチ」と重なってしまった。
同じく敵の「エスパーダ」の声優は木村昴さんでドラえもんの「ジャイアン」。
大抵、敵同士は相手の命をどうでもよいと思うものだが、この2人は元々戦場を共に生きてきた仲間ということもあって、お互いを大事にしているところがいい。

あとはよくわからないが、変なゲストが度々登場する。
「ルパン三世」であったり「次元大介」であったり、「ユニコーンガンダム」であったり、「バナージ・リンクス(声だけ)」であったり、「タマ(うちのタマ知りませんか?」であったり...。

何はともあれ、「シティーハンター」がまだ続いてくれるのは嬉しいが、獠役の神谷明さんが続投できるうちに完結してほしい。

今回は入場特典が素晴らしかった
通常の色紙サイズのイラスト色紙。
前作もイラストものを貰えたようだが、僕は知らなかったので逃してしまった
今回も全く知らなかったが、前日にたまたまネットを見ていて知った。
これは入場特典としてはホントに嬉しいもので部屋に飾りたいと思う。
ただ、願わくば松本零士先生のように、北条司先生にも会いたいなぁ...
少し前までは可能だったようだが...。
また、相変わらずのマグカップバカの僕は惹かれて買った。
1650円なんで安い、安い!!



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