My favorite life

10月20日
昼前からアオリイカを求めて七尾市の新規ポイントへ行った。
隠れ家的な小さな漁港で、短く伸びる堤防にはおじさんアングラーが数人。
波は穏やか、風も微風。
堤防の先端が開いているので目指すが、途中にスミ跡はなし。
しかし、先端付近にはチラホラあった。釣れていないか、エギンガーが少ないか。
風は強まったり弱まったりするが、風向きによって追い風になるようにキャスト方向を変えられるので不自由はない。
結論、1時間半ほどキャストし続けるも反応がないので納竿。
午後2時には帰路につかなければならないので、結局は能登島のいつものポイントを目指す．．．

午後1時、能登島のポイントに到着。
釣り人はいるが、実績ポイントは空いている。
ベタ凪、無風。水質クリア。あまりクリア過ぎてもダメかもしれないが、追ってくるイカが見えやすい。
しばらくシャクるも反応なし。
途中、1人のエギンガーが僕の隣、堤防の根元へやって来た。
1投、10秒でヒット!! 小型っぽいが、釣り上げていた。
その後、その方はその場を離れ、どんどん”ラン＆ガン”していった。
結局、午後2時になっても釣れず、悲しくもボウズで終了となった．．．

夜、午後8時半から30分、シーバスを探るも反応なし。
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10月21日
今日も昼過ぎには家に帰って来たいので、午前6時に能登内浦へ向かって出発した。
片道2時間、能登半島先端付近。
イカを探る前に、ちょっとだけハタ系の魚を狙いたい。最近、全く釣っていないのだ．．．
昔から堤防沿いに、いればすぐに喰ってくるポイントがあり、反応なければすぐに見切るつもりで行った。
到着は午前8時。釣り人はいっっっぱい!!
ただ、目的の堤防沿いで釣りをしている人は少ないので探ってみるが、一切反応なし．．．
アナハゼくらいいてもよさそうなのだが．．．。20分で納竿。

10分でエギングポイントへ移動。
最初のポイントもスミ跡多く、実績は高いのだが、そんなプレッシャーの高い大場所ではしない
ここは小場所だが、1度小さなアオリイカを釣ったことがある。
向かいのテトラのない堤防には釣り人がたくさんいるが、こっちには1人もいない。
堤防の根元からスミ跡がチラホラ見え、先端にはかなりのスミ跡があった

午前8時45分、早速、テトラを1番下まで降り、エギを投入
20分後くらいに別のエギンガーが2名来た。1名の方と挨拶を交わし、その方は僕の少し横もしくは裏側でエギを投げ始めた。

その10分後くらいか、僕のロッドに少し重みが乗った。あまり引きを感じず、ゴミかとも思ったが、引き寄せてくると小さな抵抗を見せていた。
「小さいけど、釣れました」と挨拶を交わした方に話しかけ、無事に捕り込み完了


エギはエギ王の3号。相変わらず、この時期にコロッケサイズは悲しいが、それでも昨日のボウズを考えるとうれしいもの．．．
エギンガーの方は岐阜県の高山から来られているらしく、このサイズでもとても羨ましがってくださった

あとでポイント紹介するが、その方はここへ来る前にあるポイントに入って、漁業関係者にひどく怒られたとか．．．
釣りの航空写真本に載っていたから行ってみたが、暗いうちに入ったので”釣り禁止”の表示が見えず、明るくなり、怒られて帰るときに表示を初めて見たとか．．．。そのため、朝マズメの時合を逃してしまったと悔やまれていた。お気の毒に．．．
以前僕もこの記事に書いたように、釣りを始めて間もなく”釣り禁止”と注意されたことはあったが、怒鳴られたことはなかった。まあ、そのポイントには”釣り禁止”の表示はなかったけどね．．．。

話は戻る。
釣りを開始して1時間半の午前10時15分頃、エギをシャクると”ジーーーー!!”とラインが走った!!
「ちょっとよさそうなサイズです」とエギンガーの方に話しかけ、ゆっくりと引き寄せる。
しかし、このイカ、超元気で”ジー、ジー”とバック噴射で抵抗する。
足元まで引き寄せると、結構良型のアオリイカだが、足元でも潮水を”バシュバシュ”噴射する
1杯目のイカ同様、不安定なテトラの上に1度置くしかないのだが、置いて写真を撮ろうとした瞬間．．．
テトラの上でイカがバック噴射して、テトラから落下!!!
”ぎゃあぁぁぁ、落ちたぁぁぁ!!!”

しかし、幸いエギはまだ外しておらず、ガッツリ抱いてくれていたおかげてゆっくりと引き上げることに成功した．．．　エギはエギ王の3.5号。


イカが堤防上でバック噴射することは普通にあるが、噴射ですっ飛ぶところは初めて見た。
掛けたときから逃げようとする抵抗もすごかったが、
陸揚げされても海に戻ろうとするイカに執念を感じた

秋イカの重さは初めて良型を釣った時以来だが、1度測ってみた。
”350g”
”えーーー、350g?? 少なくとも400gはあると思ったのにぃ．．．”

これが2杯のイカを乗せたテトラで、2杯目のイカが落ちたのは右の穴。


ちなみに今日も水質はすこぶるクリアだった。偏光ごしの写真でなく伝わりにくいが．．．。


このイカを釣った少し後に、エギンガーの方は仲間からの電話を受け、ポイントを変えるという。
まだ別動隊?がいるようだが、電話の会話を聞くに、”赤崎”と言っていた。
志賀町にしろ、輪島市にしろ、”赤崎”は外浦。
確かに今日は外浦も穏やかだが、内浦から外浦へ向かうのか．．．。
その移動時間分、このあたりで粘った方が釣れるような気もするが．．．当然僕の口出すことではない。

開始してちょうど2時間の午前10時45分に納竿し、帰る前に10分ほど別の漁港で根魚を探ってみた。
ここは1度、ムラソイを釣ったことがある。アオリイカも1杯釣ったことがあったが、行ってみると思いのほかスミ跡は多かった。しかし、今は帰る釣り人と1人すれ違っただけで、誰もいなかった。
根魚の反応もないので、真の納竿となった。

さて、帰る前にあのエギンガーの方が言っていた「釣り禁止ポイント」を確認しておかなければならない。
問題のポイントは”波並（はなみ）漁港”という。
国道249号線沿いで、昔は僕もよく通ったが、最近はめっきり通らなくなった。
また、国道沿いにはいくつもの漁港があるが、レイアウトが同じ漁港が多く、非常に紛らわしい．．．

国道を進むと”波並漁港”があったが、車を停められず、300～400m進み、車を停車し戻ってみた。

なるほど．．．


この立札の右側に漁港への入り口がある。深い意味はないのかもしれないが、
”釣り禁止”ではなく、”釣人の立入禁止”という表現が気になる．．．
元々、釣りをされると困る何かがあるから禁止なのか、最近頻発している釣り人のマナーによるものなのか．．．。ただ、声を荒げられるということは、やはりマナー問題なのかもしれない．．．
まあ、経緯がわからないので何とも言えないが、遠征者で規則を知らなかったとはいえ、悪いのは立ち入った釣り人。ただ、自分が遠征者の立場なら、最初は普通に注意してもらえるとありがたいかな．．．。それで態度の悪いやつは怒鳴られても仕方がないと思うが．．．

＜使用タックル＞
ロッド：Super Violence Jerk　GC-SVJ72-00 MS　SHACRAZY SpecialColor MODEL
リール：SephiaCI4 C3000HGSDH
ライン：PE0.8号
リーダー：フロロ8lb