磯デビュー...のはずが。

TAKACCHI

2013年12月08日 00:00

12月になって磯でシーバスを狙う季節がやってきた。
珍しく晴れ間が出たので、能登外浦の磯へ。
ついに磯デビュー。
切り立つ断崖、打ち付ける波、かかる波しぶき、足を滑らせたらと思うと...。
まさに男の釣りというイメージ。

先に言ってしまうと結果はボウズ...。
ボウズなのに記録を残す意味があるのか、と思われるだろう。
でも、磯デビューの苦い思い出として書き留めておこうと思った。

状況は悪くなかった。
これでもかってくらいサラシが広がり、足場もよかった。風もない。
とても釣れそうな予感だった。

シーバス狙いでありながら、実はクロダイやフクラギが釣れてほしいと思いながらルアーをキャスト。
まずは表層から探るため、コモモSF-125を投入する予定でいたけど、イメージ的にかっこいいサスケ120裂波を投入。
数投目でPEラインが岩にひっかかり、救えずロスト

次にサーフェスウイング120Fを投入。何投目かで軽い感触とともにPEラインがいきなり切れた
海中に根があったのか??

シルエットを押さえようと、ベビーロウディ95Sを投げてみる。反応なし。

レンジを下げるため、マールアミーゴを投げてみる。反応なし。

ジグで探ろうとスメルトダックスで底どり。一発で根がかり。救えずロスト

ここまでで5000円相当の損失。めんどくさいことに3回もノットを組みなおした。
これでは釣りにならん!!
磯でひとりブツブツ言いながら釣りを続けた。
その後、違う場所も攻めてみるけど、まったく反応なし。

仕方なく、近くの漁港脇の磯へ移動。
こっちもかなりの高波で、磯も低く、釣り座が確保できない。
ノリ畑も多い。ノリ畑ってなんだろう?と思っていたけど、なるほどノリの畑だった。
踏まないように、踏まないように注意しながら、釣り場を探す。
ようやく確保できた釣り座から、パワーブレードをキャスト!キャスト!キャスト!
スレでもいいからなんでも釣れてくれいっと願いながら。
当然、ボウズ。

まあ、疲れたけど、磯という場所がわかってよかった。
これからも安全第一で決して無理をせず磯に通おうと思う。

シーバスプロの小沼さんが言っていた。
「魚釣りが楽しいのは思惑通りにいかないからだ」と。
それには共感できる。釣れたら楽しいけど、行けば必ず釣れるようでは、すぐに飽きがくる。
たまたま釣れたのかもしれないけど、考えて釣れれば狙いどおりと思えるし、釣れなければ悔しさがでる。

釣り場まで時間がかかる、ガソリン代もかかる、道具代もかかる。
それでも自然相手の遊びはホントに面白い。
人間と動物がガチンコ勝負できることってほとんどないからね。

でも、人間にとっては遊びでも魚にとっては死活問題なんだよね。
防波堤によく釣った魚が捨てられている。フグが多い。勝手に釣っておいて捨てていく。
見つけたら、間に合わないけど、あやまりながら海にお帰りいただいている。

みんな、自然に魚に感謝しましょうね。



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